「FlashPlayer」が必要です。ご覧になれない方は、こちらからダウンロードしてからJavaScriptがご利用できる環境でご覧ください。

ファイトカード

高田総統劇場

『威風堂々』が流れる中、高田総統と島田二等兵がバルコニーから登場! 島田が観客に「総統」コールを促すと、場内からは大「総統」コールが沸き上がる。と、ここでゼウスが、高田総統に向かって「おい、コラ! 『ハッスルGP」なんか知らんけどな、こんなカスばっか集めたって、おもろないやんけ! このゼウス様が出て、むちゃくちゃ盛り上げてやろうやんけ!」とグランプリ参戦をアピール。すると、高田総統は「おい! お前、誰だ!? 関係者か? それとも、頭のイタイ客か?」とゼウスをおちょくると、続けて「グランプリに出たいとか言ってたけどさ、もう受付は終わっちゃったんだよ! ここに来れば出れると思ったのかな? まあ、世の中にはいろんな人がいるからな」と、ゼウスのアピールを笑い飛ばす。すると、ゼウスは「俺様がグランプリに出て、ハッスルでのし上がってやるからな!」と吐き捨て、去って行ったのだった。
ゼウスが去って行ったのを上から見届けた高田総統は、「本題に入る前に、下々の諸君に凄いお知らせがあるぞ!」と明かすと、場内からどよめきの声が! すると高田総統は「7月1日より、日本全国の『ローソン』でハッスルの食品が一斉に発売されることになった! まず、第一弾はカレーパンだ!」と発表すると、グランプリに関するサプライズを期待していた観客からは、思わず笑いが漏れる。すると、高田総統は「第2弾として弁当や冷やし中華、サンドイッチなども続々と発売される予定だ。食べたいか? であれば、7月の食費は全部これにつぎ込め! そして、周りに『美味しい、美味しい』としつこく宣伝してくれよ! 頼んだぞ!」と観客にアピールすると、「我こそが高田モンスター軍総統、そしてハッスルの偉大なる支配者、高田だ!」と自己紹介。
再び場内から沸き起こる大「総統」コールに、気を良くした高田総統は、「ちょっと待て! 今日は反応良すぎないか? 気持ち良すぎるよ!」と微笑むと、続けて「さあ、本題に入るぞ! 今から、『ハッスルGP2008』一回戦の組み合わせを決めようじゃないか!」と、高らかに宣言し、「おい! MC! 後は仕切りたまえ!」と、矢野アナウンサーを実況席から呼び出して、趣旨説明をさせたのだった。
早速、高田総統の命を受けた矢野アナの呼び込みによって、アメリカ代表のボブ・サップ、インド代表のタイガー・ジェット・シンを除く、『ハッスルGP2008』出場選手が、肩にタスキを掛けて登場! 最後にアホ代表の坂田亘が花道から現れると、観客からひと際大きな「アホ」コールで飛ぶ。これに対して、不服そうな表情を浮かべ、タスキを手に持って入場してきた坂田は、観客に向かって「アホ、アホうるせえよ!」と怒りをあらわにすると、「高田てめえ! アホ代表なんて聞いてねっぞ! おちょくのも、いい加減にしろ!」と高田総統に向かって猛抗議だ。これに対して高田総統は、「聞いてないことはないだろう。予選の前に、きちんと趣旨は伝えたはずだ! そういうところが、アホなんだよ! おい! そのタスキ、掛けないということは、グランプリには出ないんだな? 不参加と見なすぞ!」と問い詰める。それでもタスキを肩に掛けようとしない坂田を見て、高田総統は「出たいんなら、アホ代表のタスキ、自らの手で拾って掛けたまえ! 早く! ほら! 着けなさいよ!」と坂田を追い詰めると、しぶしぶ坂田はタスキを拾って肩に掛けたのだった。
既にトーナメント第一回戦として、カードが決定している2試合(ボノちゃんvs天龍源一郎、サップvsシン)を除いて、残りのカードを決めていくこととなったが、リング上に残っている選手は8名しかいない。これでは、あと4名足りないことになるが……。
これに関して、高田総統は「実はな、まだ3地区で予選の真っ只中なんだよ! それが終われば、11人だろ!」と自信満々に語るも、それでもまだひとり足りないことになる。ようやくこのことに気付いた高田総統は、客席に向かって「この中で誰か出たい奴いるか?」と、なんと観客から出場者を募ると、会場のあちこちから「はい!」と手を挙げるではないか! しかし、この光景を見た高田総統は即座に「ウソだよ!」と冗談であることを明かすと、「あっ、そういえばフンコロガシがいねえな? そうだ、フンコロガシを出そう!」と言って、勝手にRGの出場を決めてしまったのだった!
すぐさまスタッフに両肩を抱えられ、ひきずられながら無理矢理連れて来られたRGは、「待ってくださいYO! このトーナメントは自由参加でしょ? なんで強制されなくちゃいけないんですか!」と涙目で猛抗議! ところが、高田総統から「じゃあ、もう来月からお前はハッスルに出さないぞ! それから、お前が3月の大阪大会の前日、ひとりで勝手な行動をして何をしてたか、言っちゃうぞ!」と脅されると、弱みを握られているRGは、即座に参戦を承諾したのだった。
これでようやく出場者のめどが立ったことを確認した高田総統は、「一回戦に関しては、それぞれの意向を最大限に汲んでやるつもりだ。皆の者! 闘いたい奴がいれば、遠慮なく指名するがいい!」と出場者の意向を最優先にしてカードを決めていくことを明かしたのだった。
これに対して真っ先に手を挙げたのは、アン・ジョー司令長官だ! 高田総統から用意してもらった新コスチュームを身にまとったアンは、まず高田総統に感謝を述べると、「総統への恩に報いる為にこのトーナメント、必ずウィンしマース! そして一回戦の相手は、あの裏切り者と決着をつけてやる! ヘイ! バボ! 今度こそ、ユーにとどめを刺してやる! 今のうちに、新日本に再就職の相談でもしておけ!」と、対戦相手として長尾銀牙を指名! アンのアピールに対して、「よかろう。やっちゃえ! やっちゃえ!」と、高田総統が認めたことにより、アン・ジョー司令長官vs長尾銀牙の因縁マッチが決定した!
続いて、手を挙げたのは川田だ! 川田は「普通にプロレスの試合をしても面白くねえからよ。一回戦は芸人でもいじめてやろうかな? なあRG!」と、RGに対戦要求すると、すぐさまRGは「ま、ま、待ってください! ボクごとき、いつでも潰せるじゃないですか! あ! そ、そういえば、レネがヨーロッパ代表と栃木代表を一緒にされたくないって言ってましたよ!」と苦し紛れにチクリ報告! これに対して、川田は「はあ? ウソつくな! レネがそんなこと言うはずねーだろ! なあレネ。今度の休みに、お前を栃木に連れてってやるよ! なっ?」とRGのチクリを否定し、レネを栃木観光に誘うと、レネは「トチギ! ドイナカ! ザンネン!」と頭をガクッと下げて、栃木を侮辱したのだった! これにカチンときた川田は、「お前が栃木の何を知ってるんだよ! 俺はな、栃木のことをバカにされるのが、いっちばん頭に来るんだよ! この野郎、なんだったら一回戦。俺とやってもいいんだぞ?」とレネに対戦を迫ると、レネはアッサリこれを了承。これによって、川田vsレネの一戦が決定となった!
モンスター軍の面々のカードが決まっていく中、なかなか意志を表に出さないハッスル軍のメンバーに業を煮やした高田総統は、「おい! ハッスル軍の連中よ! 希望が何もないのか!?」と問い詰める。するとここでTAJIRIが、「坂田さん。この前、僕があなたに言った言葉覚えてますか? ボクはケンカじゃ確実にあなたに負けますけど、プロレスでは確実に3カウントを取る自信があるって、あの言葉、一回戦で証明させてもらってもいいですか?」と、なんと坂田に対戦要求! これを受けた坂田は、「TAJIRIさ、その言い方、イチイチ鼻につくんだよ! 元WWEがそんなに偉いのか?」とやや怒り口調でTAJIRIに問い返し、二人の間に不穏な空気が流れたところで、すかさずRGが「ヨーヨー! 何も仲間同士で闘わなくても! それよりも、イージーな鬼蜘蛛とかね……」と慌てて仲裁に入る。このやり取りを一部始終バルコニーから見ていた高田総統は、「よし。では、一回戦。アホと変態で潰しあえ!」と、坂田vsTAJIRIのハッスル軍対決をアッサリ了承! 続けて、高田総統は「それからフンコロガシ! 今、お前、鬼蜘蛛をイージーって言ったな? 鬼蜘蛛よ! フンコロガシを殺ってやれ!」と赤鬼蜘蛛にRG抹殺命令を下したことによって、赤鬼蜘蛛vsRGのカードが決定となった!
続々とカードが決まっていく中、ひとりだけ対戦相手が決まらなかった、ザ・モンスター℃は、今後決定する3選手のいずれかと対戦することが決定! これにより、トーナメント一回戦8カードがほぼ出揃う形となった!

▼『ハッスルGP2008』トーナメント一回戦 決定対戦カード

ボノちゃん(U-18代表)vs天龍源一郎(寿司屋代表)
ボブ・サップ(アメリカ代表)vsタイガー・ジェット・シン(インド代表)
アン・ジョー司令長官(司令長官代表)VS長尾銀牙(銀牙軍団代表)
川田利明(栃木県代表)vsレネ・ボナパルト(欧州代表)
坂田亘(アホ代表)vs TAJIRI(変態代表)
赤鬼蜘蛛(鬼蜘蛛代表)vs RG(強制出場)
ザ・モンスター℃(アルファベット代表)vs X
X vs X

これを受けて高田総統は、「1回戦8試合は、7月に3大会に分けて行なおう。ただし。まだ3つの枠が空いている。中には、諸君が聞けばビビッて、たじろぐ者も混じっているぞ!」と大物投入を予告すると、場内から「おーっ!」というどよめきが! 最後に、高田総統は「トーナメント出場者の諸君。改めて言っておくが、この『ハッスルGP2008』で優勝したものには、この全知全能たる私が、どんな望みでも、ひとつだけ叶えてやる! 来月の開幕戦までに、己の欲と今一度、しっかり向き合うが良い。では、リニューアルしたハッスルに是非、期待してくれたまえ。7月の福岡で合えることを楽しみにしてるよ! 今日はここまでだ。バッドラックだ!」と言い残すと、バルコニーから消え去って行ったのだった。
リング上にはハッスル軍、そしてリングサイドにはボノちゃんの姿が。ここで、ボノちゃんがトーナメント一回戦で激突する天龍に向かって、「おい! 老いぼれ! 一回戦! 横綱と前頭の格の違い見せてやるよ!」と挑発すると、これに対して天龍は、「ボノちゃん。親離れはできたのか、この野郎! 次の福岡、お前のみっともないカラダを寸胴にぶち込んで、とんこつスープのダシにしてやるか? この野郎!」と応戦! すかさずボノちゃんは、「いつまでも、出しゃばってるんじゃねえぞ! この白髪染め!」と、茶髪の天龍に向かって吐き捨てると、そのまま去って行ったのだった。これを脇で聞いていたRGは、「なんかボノちゃん。インリン様と闘って、心なしか肝が据わった感じがしますねえ。天龍さんをつかまえて、白髪染めなんて……」と、天龍の目の前で言ってはならないNGワードを口にしたところで、天龍はマイクでRGの頭をゴツン! 場内にもの凄い音が鳴り響く中、悶絶するRGであった。
と、ここで、今度はTAJIRIが坂田に向かって、「坂田さん! ボクは来月、あなたの結婚披露宴に招待されてますけど、それと試合とは別ですからね」と試合に向けての意気込みをアピール。これを受けて、坂田は「そんなの心配無用だよ。今日の試合を見れば分かるだろ、俺は容赦しねえぞ!」と、同門対決でも容赦なく攻めることを観客の前で誓うと、場内からも両者に対して声援が飛び交う。ここで、坂田は「それより! 高田! なんだこのアホ代表っていうのは? 俺をバカにできるのも今のうちだぞ! このトーナメントを俺が制して、必ずお前を引きずり出したるからな!」と優勝宣言! そして、肩に掛けていたタスキを叩き付けると、呆気に取られる周りをよそに、過剰なまでに足でグリグリとタスキを踏み潰したのだった。ここでRGが坂田をなだめハッスルポーズで締めることを促すと、ようやく我に返った坂田は、「すみません、取り乱してしまいました」と観客に頭を下げ、場内からは笑いが飛ぶ。
最後に坂田は、「2008年の夏を一番熱くするのは俺たちだ!」と観客に向かってアピールすると、ハッスル軍&観客が一緒になってハッスルポーズを決めて、最後の『ハッスル・ハウス』を締めくくったのだった。

メインハッスル〜鬼蜘蛛ブロック代表決定戦〜

8分6秒 鬼十字

何百色とも言われている鬼蜘蛛軍団の最強を決める4WAYバトル! この闘いに勝利すれば、念願の『ハッスルGP2008』に出場できるとあって、試合に出場する鬼蜘蛛たちも、いつも以上に気合い十分! 果たして、“鬼蜘蛛の中の鬼蜘蛛”の栄冠を勝ち取るのは、いったい誰なのか……!?

試合前のモンスター軍控室。鬼蜘蛛ブロックのトーナメント表を見ながら、アン・ジョー司令長官と島田二等兵がなにやら話し込む。ここで島田が、「この水色鬼蜘蛛とスカイブルー鬼蜘蛛は、何が違うんですか? それと、このピンク鬼蜘蛛と桃色鬼蜘蛛の違いも気になるな」と細かいところにツッコミを入れ始めると、アンも「ミーが気になるのは、腹黒鬼蜘蛛、十人十色鬼蜘蛛。いったい、どんなビジュアルなのか、想像もつきませんヨ!」と困惑の表情を見せる。
「何をゴチャゴチャ言ってるんだよ! 島田、アン・ジョー!」、なんと現れたのは高田総統だ! 高田総統は、「『ハッスルGP2008』の代表もだいぶ決まってきたな。これに未決定の代表を加えれば、他に類を見ない、見応え十分なトーナメントになること間違いないな」と不敵な笑みを浮かべると、ここで島田が「あの……、未決定の代表なんですが、一体、どこで予選を行なってるんですか?」と高田総統に質問をぶつける。
これに対して高田総統は、「それは追々分かることだ!」と島田の質問を一蹴すると、「それよりもだ! 鬼蜘蛛たちよ、このグランプリ、頼りになるのは己の力だけだ! 夢を叶えたくば、例え仲間だろうと、容赦なく補食することだ」と、代表決定戦に出場する4名の鬼蜘蛛たちにハッパを掛けて、ビターンしたのだった。

閉じるリング上に揃った4匹の鬼蜘蛛。まず、赤とエンジが同時に青と黄を攻撃。4匹がもつれ合う中、エンジ目がけて赤、青、黄が3匹揃ってドロップキックを炸裂させ、場外へと追いやった。続いて、青と黄は赤も場外に追いやると、再びリングに上がってきたエンジを2匹がかりでやっつける。そして、今度は青が黄に河津落としだ。一方、赤とエンジも反撃開始。エンジが黄を捕まえたところに赤がドロップキックをぶち込む。さらに赤は青を捕獲してスリーパーホールドだ。これを脱出して反撃に出ようとした青は黄によって、場外へと引きずり出されてしまう。そこにエンジがトペを発射。もはや誰がリードしているかも分からなくなったリング上。黄が青を雪崩式ブレーンバスターに捕まえたところをエンジと赤がアシスト。スパーパワーボム+雪崩式ブレーンバスターを青に食らわせる。さらに鬼蜘蛛たちはスクールボーイ合戦を繰り広げると、青が黄を、そして赤がエンジをそれぞれコブラツイストで捕まえてから、ローリングクレイドルを同時に披露する。ここでリードした赤と青。赤が青にジャーマンを決めたものの、青もダイビングボディプレスで叩き込み3カウントを迫る。だが、ここで出てきた黄が青に腕を固めて後方に倒せば、エンジも赤に蜘蛛の糸を発射! これで赤は身動きが取れなくなってしまった。このチャンスに青と黄は同時にコーナーへ上る。しかし、青と黄はコーナー最上段で争いに。この隙にエンジが青と黄の頭をぶつけて、動きを止めることに成功。しかし、ここで倒れていた赤がエンジを回転十字固めで丸め込み! 見事に3カウントを奪い、赤鬼蜘蛛が鬼蜘蛛代表決定戦を制した。

見事、鬼蜘蛛最強の座を勝ち取り、『ハッスルGP2008』出場を決めたのは赤鬼蜘蛛! 勝利に喜ぶ赤鬼蜘蛛は、観客に向かってアピールすると、ここでなんとゼウスが乱入! 赤鬼蜘蛛の背後から襲い掛かったゼウスは、続けて他の鬼蜘蛛たちを蹴散らし、放り投げる。ここで、花道から現れたのは、『ハッスル・エイド2008』でゼウスから襲撃を受けた“モンスターK”川田利明だ!
川田はリングインすると、ゼウスに近づきハイキック一閃! これにはたまらず、ゼウスも場外にエスケープだ。マイクを持ったゼウスは、「死ねコラ! オッサン! なんだったら、今ここでやってやるか?」と挑発。場内からは、「いいぞ! やれー!」という声が飛ぶ。
と、ここで「おい! なんの騒ぎだ!」という声が! すると場内に『威風堂々』が鳴り響き、バルコニーに姿を現したのは、高田総統だ!


セミハッスル

7分22秒 ママの遺言

5月24日、有明コロシアム、『ハッスル・エイド2008』。
憎しみあってきた親子の一騎討ち。
そして、溜まりに溜まったうっぷんを感情むき出しでぶつけ合う母と息子。
ホントの自分をさらけ出せる相手は誰なのか? 気持ちを通じ、痛みを通じて、二人は元の絆を取り戻しているように見えた。
しかし、辿り着いたのは、悲しみという名の終着駅だった……。
母が息子に託したものとは……?
和解の後に訪れた永遠の別れ。3年半、ハッスルを明るく照らし続けた“愛と美と闘いの女神”は、その歴史に幕を下ろした。
母を失ったことで、逆風はさらに強まる。今宵は、自分たちの女神を失ったことを怨む、モンスター軍との闘い。
大きな喪失感の中、ボノちゃんは、ホントの自分をさらけだせる部屋の仲間と新たな旅立ちの時を迎える!

閉じる今日も呼び出しさんによって、入場するボノちゃん部屋の3人衆。南側の席から現れてリングに入ると、3人揃って土俵入りを披露した。あとから入場してきたモンスター軍は、久々登場のボナパルトがボノちゃんたちの前で四股を踏んで挑発する。しかし、会場は相変わらず「シー!」という掛け声が飛ぶ。モンスター℃の人気は今日も健在だ。試合が始まると司令長官が巧みにボノちゃんを自軍のコーナーに連行。3人がかりで袋だたきにすると、ボナパルトはサミング攻撃でボノちゃんの視界を封じにかかる。しかし、これでボノちゃんの闘争本能にも火が点いた! ボナパルトをコーナーにぶん投げ、串刺し式のコーナープレスで悶絶させてみせた。続くよしえちゃんもボナパルトの端正な顔にスティンクフェースをお見舞いだ。たまらずモンスター℃にタッチしたボナパルト。一方のボノちゃん部屋もあーちゃんの登場だ。モンスター℃とあーちゃんは、「シー!」、「あー!」という掛け声付きチョップ合戦を繰り広げる。意外に人気のあるあーちゃんはショルダータックルでモンスター℃を吹っ飛ばすと、自分の体で「A」を表現。「あー!」という掛け声を会場中から浴びた。しかし、すぐに代わったボナパルトにフレンチ・ティクラー(例のステップ)からのフィストドロップを食らってダウン。司令長官からも、「なんだ、その顔は!」と怒鳴られながら足蹴にされてしまう。やっぱり情けないあーちゃんと代わったボノちゃんはセコンドの島田二等兵からイス攻撃を受けてしまうが、モンスター℃の「C」の字ストレッチを許さない。モンスター軍を蹴散らして自軍にチャンスを作ると、すかさずあーちゃんが塩攻撃だ。これで司令長官とボナパルトを撃退したあーちゃん。よしえちゃんが捕まえたモンスター℃にも塩攻撃の構えをみせる。しかし、暴れたモンスター℃の足があーちゃんの塩の入ったザルに直撃! またもあーちゃんは塩まみれになってぶっ倒れてしまった。しかし、あーちゃんがしくじろうと、ボノちゃん部屋の勢いは止まらない。ボノちゃんとよしえちゃんがサンドイッチプレスでモンスター℃を圧殺。続いてボノちゃんはモンスター℃を抱え上げるとそのままトップロープを上る。そして、そのまま後方に落下! なんと、雪崩式のバックフリップだ! リングが大きく揺れ、会場が大きくどよめく中、ボノちゃんはピクリとも動かないモンスター℃から3カウントを奪ったのだった。

ボノちゃん部屋の初勝利に沸く場内。ここで、これまで散々足を引っ張り続けてきたあーちゃんが、「親方! やりましたよ! ボノちゃん部屋、念願の初勝利ですよ!」と自分の失態を棚に上げて喜ぶと、すかさずよしえちゃんから「君は何も活躍してないでしょ!」とツッコミが入る。続けてよしえちゃんは、ボノちゃんに向かって「ボノちゃん、この人大丈夫なの? ボクが新しい新弟子をスカウトして来ようか?」と提案したところで、ボノちゃんは、たまたま観戦に訪れていた大相撲の高見盛関がいるほうに目を向ける。これには、高見盛関も照れ笑いをして恐縮しっぱなしだ。
ここで、ボノちゃんは「ママ聞いてるだろ」と遠くを見つめながらつぶやくと、ここで場内が暗転。切ないBGMが流れる中、ボノちゃんは「ボクはママと約束したとおり、ハッスルで必ずNO.1になるから!」と天に召されたインリン様に向かって呼び掛けると、続けて「ボクね、パパに言いたいことがあるんだ。ボクが優勝したら、魔界に行ってパパを呼ぶから。だからママ、ボクを見守って!」と、アピールしたのだった。
ボノちゃんの強い意気込みを確認したよしえちゃんは、「ボノちゃん、グランプリ頑張ってね! ボノちゃん部屋代表として、絶対に優勝してよ!」と、ボノちゃんを激励。最後はボノちゃん部屋の面々が、ボノちゃんのグランプリ優勝を観客に誓って、どすこいポーズを決めたのだった。


第2ハッスル

5分07秒 ニセ69ドライバー

HG、ハッスル追放!
今年に入り、“真のハッスラー”として超えるべき存在、“モンスターK”川田利明をターゲットとして、ことあるごとにシングルマッチを要求してきた HG。
そして、川田の送り込んだ“鬼怒川三人衆”との対戦に見事勝利したHGは、『ハッスル・エイド2008』で悲願の川田戦を実現させたのだった!
『負けたらハッスル追放』
そんな厳しい条件を飲んでまで見せ付けたかった芸人として、いや“真のハッスラー”としての生き様。しかし……。
わずか58秒。川田の前に成す術無く敗れ去ったHGは、自らマスクを脱ぎ去り、リングを後にした……。
「腰フリよ残念だったな。追放だよ、追放。しかしだ、お前の戦闘能力に関して言えば、少しは評価しているのだよ。ん? ちょっといいこと考えついたぞ」
高田総統の謎めいた発言。一方、HGは敗戦以降、完全に失踪し、ハッスル軍の誰とも連絡が取れない状態となっている。果たして、失意のHGはいまどこへ……?


HGが失踪してから数日後のこと。場所はモンスター軍病院。そこには、手術台に手足を縛り付けられたHGの姿が!
「やめろー! やめるんだ、モンスター軍! ちくしょう! はなせー!!」
身動きが取れない状態で、叫ぶことしかできないHG。するとここで、アン・ジョー司令長官が現れた。ここでアンが、「ヘイ! ドクター! 改造手術はどんな具合ですか!?」とドクターに尋ねる。ここで、登場したドクターは、なんと“発明王”にしてモンスター軍最高医局長、ドクター中松だ!
中松は、「手術は90パーセント終了。あとは最後の仕上げとして、脳を改造するのみ。私の発明に失敗はない!」と力強くアピールすると、すかさずHGが「セーイ! この人、発明王でしょうが! なんで手術とかできるんですか!?」とツッコミを入れる。
HGのツッコミを無視して、アンが中松に改造手術のGOサインを出すと、これを受けて中松は「では、最後の仕上げ、私が発明した“モンスター脳みそ”を取って来よう!」と言って、アンと二人で“モンスター脳みそ”を取りに行ったのだった。
手術室に取り残されたHG。と、ここで見張りのソルジャーに対して、HGは「すみません、トイレに行かせてもらえますか? あっ!? 漏れる! 漏れる!」と、わめき散らす。続けてHGは「もしかして私が逃げると思ってます? だったら、おむつを用意してくださいよ!」と、ソルジャーにおむつを装着させるよう要求。HGに逃げられては困ると判断したソルジャーは、HGにおむつを着けようと、HGの股間に近づいたところで、HGがガッチリ三角絞めでキャッチ! HGは、そのままソルジャーを絞め落としてしまったのだった。
しばらくして、手術室に戻ってきた中松&アン。すると、そこには気絶して倒れてしまったソルジャーの姿が。「HGに逃げられているじゃないですか!!」と慌てふためく中松&アン。

そしてビジョンは、試合前のモンスター軍控え室に切り替わった。HG脱走という失態を犯してしまったアン&島田は、高田総統に頭を下げて謝罪するも、えらくご立腹の高田総統は「追放したHGをせっかく捕まえたのに逃げられるって、だったら最初から放っとけばいいじゃん!」とブチ切れ! ここでアンが、「総統! しかし、ドクター中松は既にこんなものを採取しました!」と言って高田総統に見せたのは、なんとHGのDNA! すると、アンは高田総統になにやら耳打ちを……。
アンから話を聞いた高田総統は、不敵な笑みを浮かべながら、「よいか、下々の諸君よ! HGのDNAを利用して私が生み出す、新たなモンスターにビビって、たじろぐがいい! 私のモンスターに失敗はない!」と宣言し、ビターンしたのだった。

閉じる先に入場してくるのはWARGの天龍&RG。リングに上がってモンスター軍を待ち受ける。果たして、川田が連れてくるのはHGのDNAから生み出される新たなモンスターとは……? そして、出てきたのはHGよりも一回り体の大きく、ハードゲイのコスチュームを着用した男! そう、これがHGのDNAによって生み出された新モンスター・ニセHGだ! これを見た相方のRGはニセHGに、「おい、HGを返せ!」と突っかかる。今日のRGは珍しくやる気満々だ。だが、ニセHGはニヤニヤと笑いながら腰を振り、相手にしない。そして、いよいよゴング! 試合が始まると、「セイセイセイ! オッケー!」と腰を振りながらRGを蹴散らし、天龍にもダイビングエルボードロップを炸裂させるニセHG。 「フォー!」というポーズも決めてみせた。これで勢いに乗ったモンスター軍は、川田が天龍を顔面蹴り、ストレッチプラムで追い込んでいく。しかし、相方を拉致されて、珍しく闘志剥き出しのRGが川田にキックを食らわせて救出。コーナーにいたニセHGにもエルボーを食らわせると、川田に対してガムシャラに張り手で向かっていく。しかし、当然、非力なRGの攻撃が通じるはずがない。ビンタ1発で張り倒されてしまう。RGも得意のドラゴンスクリューで川田に反撃するも、ケツを蹴飛ばされて吹っ飛ばされる始末。代わったニセHGからも串刺し式ボディアタック、ラリアットを食らったRGは、乾坤一擲の前方回転エビ固めもギロチンドロップで切り返され万事休す。最後は69ドライバーの前にフォールを許してしまった。

勝利を飾った川田は、RGに向かって「おいRG! レーザーラモンは相当コンビ仲が悪かったみたいだな。お前んとこに連絡の一本もよこさなかったらしいじゃないか」と、厳しい言葉を浴びせると、続けて川田は、「なんだったら、新しい相方として、こいつをレンタルしてやってもいいんだぞ?」と、ニセHGのレンタルをRGに提案。これに対してRGは、「なんやニセHGって、HGの偽物はRGひとりで十分なんだよ!」と、川田の提案をはね返す。
すると、RGの横で二人のやり取り聞いていた天龍が、川田に向かって「おい! 川田! HGはな、腰は振るけど、腰抜けじゃねえんだよ! 福岡までにはきっと生まれ変わって戻ってくるよ! カミング・スーンだ、この野郎!」と、HGの復活を示唆。すかさず川田は、「そんなわけ、ねーだろ!」とツッコミを入れると、「もうアイツの入る隙間は1ミリたりともないんだよ。そういうことだよ! バッドラックだ!」と吐き捨てて、消え去って行ったのだった。


第1ハッスル

16分15秒 スーパーキック

“流浪のファイター”、長尾銀牙。ハッスル軍入門への道。
度重なる失態にモンスター軍を追放され、その後、池谷銀牙こと池谷幸雄に弟子入りを志願したジャイアント・バボ。
恥も外聞もなく、かつての宿敵に頭を下げるバボに、池谷もしぶしぶ銀牙軍団入りを認めることに。そして迎えた5・24『ハッスル・エイド2008』。名前を長尾銀牙に改名して、古巣・モンスター軍と対戦した長尾は、以前とは見違えるような動きで大技を次々と披露! そして、自身にクビを宣告したアン・ジョー司令長官から見事勝利を奪った!
長尾は、いよいよ自分の居場所を見つけたかと思いきや、なんと池谷がいきなりの銀牙軍団解散宣言! まさかの知らせに気落ちする長尾だったが、そんなこともあろうかと、池谷は長尾をハッスル軍に入れてもらえるよう、ハッスル軍にお願いしていたのだった!

場所は、東京・代官山。おしゃれな街に似つかわない大男の長尾が、ある建物を覗き込む。なんと長尾が覗き込んだのは、ハッスル軍の坂田亘がオーナーを務める和食ダイニング『わたる』だった!
間もなくして、引き戸を開けて現れたのは、坂田亘! 坂田は店の前で倒れ込んだ長尾を見つけると、「なにしてんだ、バボ。嫌がらせか?」と問い詰める。これに対して長尾は、「すいません……エイドからなんも食ってなくて……」と、なんと『ハッスル・エイド2008』以降まったく仕事もなく街をふらついていたことを衝撃告白! 長尾に呆れる坂田だったが、「とりあえず中に入れ」と、長尾を『わたる』店内に招き入れ、まかないをご馳走したのだった。
ここで坂田は、「まあ、池谷から話は聞いてるよ。お前、本当にやる気はあるのか?」と長尾に意志確認すると、すかさず長尾は「はい! もちろんです! 1から生まれ変わった気持ちで頑張ります!」と力強く返答。長尾の強い意志を感じた坂田は、「そうか……。まあ、最低でも10年は頑張れよ。お前ならいい板前になれるよ。とりあえず見習いだから、時給300円からスタートだ」と、何を勘違いしたのか、長尾に鬼のような条件提示を突き付ける。これに対して長尾は、「ええ!? ハッスル軍に入れてくれるんじゃなかったんですか?」と改めて坂田に確認すると、坂田はようやく事態を把握したのか、「なんだ、そういうことかよ。めんどくせえなあ。俺、結婚式の準備で忙しいんだよ」と、話をはぐらかそうとする。行き場のない長尾は、「お願いします! もうハッスル軍しか行くとこないんです! 『船場吉兆』のようにボクを使い回してください!」と土下座をして必死にアピール。すかさず坂田が、「お前、飲食店でそういうこと言うな! バカ!」とツッコミを入れたのだった。

その後も、しつこくハッスル軍入りを懇願し続けたという長尾。そんな矢先、モンスター軍は「ダメ男・長尾がハッスル軍入りすれば、内部崩壊確実!」と、ハッスル軍同士の対決に長尾を組み入れ、勝手にカードを発表してしまったのだ!
帰る場所はどこにもない! 果たして、長尾銀牙はハッスル軍に居場所を見つけることができるのか!?

閉じるまずはTAJIRIとKUSHIDAの師弟対決からスタート。TAJIRIがKUSHIDAのアームドラッグを上手く切り返して、執拗に左腕に攻撃を集中する。一方のKUSHIDAもキーロックを仕掛けて反撃。TAJIRIの左腕を固めたまま回転して痛めつける。KUSHIDAに続いてはチエが登場。TAJIRIの弓矢固めを自力で外したり、ショルダースルーを回転エビ固めで切り返すなど、師匠に成長の跡を見せる。続いては問題の長尾の登場だ。ここでTAJIRIは坂田にタッチ。長尾のハッスル軍入団査定マッチだけにリーダーの坂田との絡みは見物だ。しかし、長尾は絡むことなくにやつきながらKUSHIDAにタッチ。これにカチンときたのが坂田。KUSHIDAに厳しいチョップを食らわせると、逆エビ固めでギブアップを迫った。と、ここで長尾が張り手でカットに登場。そして、すぐさまKUSHIDAからタッチを受けると、エプロンからリング内で倒れている坂田目がけて、驚異のトルニージョを発射した。さらに救出に入ったTAJIRIも素早い動きで翻弄。続けて、TAJIRIと坂田に2人まとめてトップロープからクロスボディアタックを叩き込んだ。これでペースを掴んだヤングハッスル軍は、坂田を孤立させて集中攻撃。3人がかりでストンピングを食らわせ、完全に動きを止めてしまった。その後もヤングハッスル軍の攻撃は続く。KUSHIDAは坂田に鎌固め、ドロップキックを炸裂させれば、チエも容赦なくビンタ&エルボーを連打。しかし、遂に坂田も怒った! チエの攻撃を受けながら立ち上がると、弁慶の泣き所につま先蹴り! これはさすがのチエも防御できずに悶絶だ。坂田はTAJIRIとチエの攻防を挟んで再び登場すると、先程やられた長尾と対峙する。しかし、生まれ変わって自信満々の長尾はスピードの乗ったショルダータックル、チョークスラム、そしてその場飛びのムーンサルトまで炸裂させて、坂田を追い込んでみせた。これでは坂田も引き下がるわけにはいかない。長尾から代わったチエの土手っ腹に蹴りをぶち込むと、コーナーに控えている長尾に突っかかっていく。しかし、ここで隙ができた。背後からチエに襲撃され、逆さ押さえ込みで慌てさせられるとスリーパーでまたもやピンチに。だが、何度も窮地を脱してきた坂田はここでも底力を発揮。さんざん煮え湯を飲まされた長尾をスーパーキック1発でKOすると、TAJIRIがKUSHIDAをハンドスプリング式エルボーアタックで蹴散らす間に、チエに垂直落下式ブレーンバスターを爆発させる。そして最後は伝家の宝刀・スーパーキック! 粘るチエの顔面を打ち抜き、3カウントを奪った。

予想以上の頑張りを見せたチエに対して坂田は、「チエ、お前、よく頑張った!」と健闘を称えると、場内からも拍手が沸き起こる。ここで坂田は、試合に敗れてうなだれる長尾に向かって、「おい長尾! お前、やればできるじゃん」と、長尾を認める発言だ! これを受けて長尾は、「坂田さん、TAJIRIさん、よろしくお願いします!」と頭を下げると、坂田は「長尾、お前、死ぬ気でやれ! ハッスルするぞ!」と、長尾のハッスル軍入団を正式に認めたのだった。
最後に坂田は、「ハッスル軍からグランプリに出場するのは、俺とTAJIRIと長尾、あと大将か。来月からのグランプリ、俺たちハッスル軍が席巻してやるから、よく見とけ!」と、『ハッスルGP2008』に向けての意気込みを観客に向かってアピールした。


オープニング〜歌対決〜

既にテレビ、雑誌等の各メディアで話題沸騰中のデビュー曲『六本木〜GIROPPON〜』の記念すべき発売日の今日、“モンスターK”川田利明と歌対決で激突する“歌謡界の超新星”鼠先輩。
“歌って、踊れる”真のハッスラー、川田のオープニングでの弾けっぷりに対して、本業のプロレスに専念させるために「川田を更生する!」と、川田に挑戦状を叩き付けた鼠先輩だったが、川田は反省するどころか、なんと自らのCDデビューを逆要求!
この川田の姿勢に、怒り心頭の鼠先輩は、「私に負けたら、二度とリングで歌わないでください」と、“川田が負けたら歌封印”という仰天要求をさらに突き付ければ、川田は「てめぇは、もう“袋の鼠”だぞ! 土壇場でメジャーデビューが帳消しになる大事件が起こるかもな」と制裁予告で応戦するなど、事態はドロ沼化の様相を呈してきたのだった。
果たして、鼠先輩は、記念すべきデビュー日で、歌手生活にピリオドを打つことになってしまうのか!?

場内暗転からスポットライトに照らされてリングに姿を現したのは、“モンスターK”川田利明だ! 川田は「グッド・イーヴニング! 歌って、踊れるハッスラー、“モンスターK”川田利明だ!」と自己紹介すると、まずは本日の対戦カードを発表した。
カード発表を終えたところで、川田が話を切り出す。「今日はな、この俺に、“本物の歌手”と名乗る奴から挑戦状が届いたんだよ。鼠先輩とかいう訳の分からん奴が、俺の歌にケチをつけてきやがった。俺が歌手としてそいつをぶっ潰してやろうと思ったんだけど……なんだ! ビビって来ねぇじゃねえか!」と、姿を現さない鼠先輩に川田が憤りを見せたところで、場内にアノ曲のイントロが流れる。なんと花道から現れたのは、鼠先輩だ!
「夜のとばりが落ちる頃、繁華街では今夜も夜鳩が鳴いています。あのジェロが“演歌の新星”ならば、こちらは“ムード歌謡の救世主”。本日、晴れてメジャーデビュー! 歌は鼠先輩で『六本木〜GROPPON〜』!」
玉置宏風の前口上とともに、大歓声で迎えられた鼠先輩は、早速、本日リリースしたばかりのデビュー曲『六本木〜GIROPPON〜』を熱唱する。いま各メディアで話題沸騰中の鼠先輩のナマ歌に、手拍子を合わせる観客。そして、歌はいよいよサビ部分に突入し、鼠先輩が「♪ぽっぽぽ〜」と歌い出したところで、「はいはい、ストップ! ストップ!」と、川田を曲を止めてしまったのだった。これには、観客からブーイングが飛び、歌を途中で止められた鼠先輩はムッとした表情で川田をにらみつける。
ここで川田は、「お前、歌をなめてんのか! そんなんで売れるわけんーだろ!」と鼠先輩に向かってダメ出し。続けて、「いいか? 今日は俺がお前のために、この曲をもっと売れるように、カッコ良くアレンジしてきてやったぞ!」と言うと、川田は、「♪ぽっぽぽ〜」というサビ部分を勝手に替えて、「♪とっとと〜、ととととととと、とっちぎけん〜」と、栃木県バージョンの替え歌を披露したのだった!
「どうだ? こっちの方がカッコイイだろ?」と、得意満面の川田は、「おい! レコード会社の担当者も聴いてたか? 今からでも遅くないぞ。こいつから俺に乗り換えた方がいいんだぞ!」と、改めてCDデビューを要求だ! これに対して鼠先輩は、「川田さん、いい加減、歌は諦めて、本業に専念してくださいよ!」と、川田に通告するや否や、突然「♪ぽぽぽぽぽぽ ぽぽぽぽぽぽぽ ぽっぽ!」と歌い出して、カッコ良く決めポーズ!
鼠先輩の挑発にムキになった川田は、「その程度で俺に勝ったと思うなよ!」と言うと、今度は川田が「♪とととととと ととととちぎけ〜ん とっと!」と歌い出して、同じように決めポーズで応戦だ! すると、ここから両者は、「♪ぽっぽぽ〜」「♪とっとと〜」と、もはや音楽も無視してアカペラで激しい攻防を繰り広げる。と、ここで場内暗転。なんとビジョンに現れたのは、高田総統だ!
高田総統は、「♪そーとととと そーとー そーととととと」と、総統バージョンの替え歌を披露すると、「おい! いい加減にしろ! さっきから『ぽっぽぽぽぽ』とか『とっとととと』とか、うるせえんだよ! どっちにしても、お前ら二人、バカだ!」と、醜い争いを続ける川田&鼠先輩をピシャリだ! 続けて、高田総統は「せっかく『ハッスルGP2008』で盛り上がろうと思ってんのに、何してくれちゃってんだよ! さっさと帰れ! ったく、バカだよ、お前ら!」と、怒りをあらわにしたところで、ビジョンは消えてしまった。
高田総統からきついお叱りを受けた川田は、「ほら見ろ! お前のせいで総統に怒られちゃったじゃないかよ!」と、怒られた責任を鼠先輩になすりつけるも、「それよりもお前、今日デビューじゃないのか? お前な、俺と絡んだ芸人はみんな売れてるんだよ! お前、俺と絡んだ以上、絶対に売れろよな!」と鼠先輩に温かい声を掛け、握手を求める。これに対して、差し出された川田の手を鼠先輩が握り返すと、川田&鼠先輩は「では、気を取り直して張り切っていってみよう。『ハッスル・ハウスvol.37』出発進行だ!」、「ぽっぽー!」と二人で開催宣言をしたのだった。


オープニングムービー

DREAMS COME TRUE. 史上空前のトーナメント開催!!
今日より開幕する2008年下半期の大テーマ、5・24『ハッスル・エイド2008』で、高田総統が開催をぶち上げたハッスル史上初のトーナメント!
強さだけではない、面白さだけではない。歌の上手さだけでももちろんない。ハッスルという新たなエンターテインメントを象徴する真のハッスラーを決める闘いの幕が上がる!
これまで軍団抗争に明け暮れてきたハッスラーたちが、軍団の枠を飛び越え、続々と参戦表明した理由。それは、優勝すれば、全知全能である高田総統から「どんな願い事でも叶えてもらえる」という、なんとも夢のある副賞が授与されるからだ!
この衝撃事実が発表された翌日から、トーナメントの運営を任されているハッスルエンターテインメントには、世界中から参戦希望者が殺到! 下は10ヶ月から上は102歳、プロレス・格闘技界はもちろん、様々なジャンルから夢見る老若男女が集結し、なんと総勢782名がエントリーした!
予想以上の反響に、高田総統は急遽、参戦希望者を各カテゴリーに分け、『ハッスルGP最終予選』の開催を命令。世界中で、トーナメント出場を賭けた熱戦が展開され、目下、続々と代表選手が決定している。
ということで、現在までに最終予選を勝ち抜き、見事GP本戦に駒を進めた11名の顔ぶれを紹介していこう!

まずは、超大国アメリカからは、先月の『ハッスル・エイド2008』で、坂田亘に敗北を喫し、汚名返上に闘志を燃やす“野獣”ボブ・サップ!
人口世界第2位! 激戦区となったインド代表は、カナダ人との噂もある(?)、“狂虎”タイガー・ジェット・シン!
現在開催中のサッカー欧州選手権に負けず劣らずの激闘! 欧州ブロックを制したのは、レネ・ボナパルト!
そして、18歳以下の代表を決めるU-18代表は、先月の『ハッスル・エイド2008』で、母と涙の和解をした今大会最年少エントリーのボノちゃん!
英語、ロシア語など、世界中の言語のアルファベットモンスターが大集結し、その中で見事勝ち抜いたアルファベット代表は、ザ・モンスター℃!
続いて、なぜか応募者が多く、代表枠が設けられた寿司屋ブロックを勝ち抜いたのは、東京都世田谷区桜新町『鮨処 しま田』のオーナー、天龍源一郎!
池谷銀牙、ザ・グレート・サスケ、長尾銀牙以外に誰がいるというのか? 細かいことはさておき、銀牙軍団代表は、長尾銀牙!
実は、高田モンスター軍には、他にも司令長官がいた! モンスター軍の各部署にいるという司令長官の代表は、もちろんこの人! アン・ジョー司令長官!
続いて、危なすぎてこちらも放送禁止! 変態代表は、七つの海を股にかける“ど変態”ことTAJIRI!
そして、最終予選で最も影が薄いブロックと評判の栃木県代表は、やっぱりこの男! “モンスターK”川田利明!
今回の最終予選で関係者の手を一番煩わせたというアホブロック。そんな中、圧倒的な強さで勝ち上がった”アホの中のアホ”は、“アホの坂田”こと坂田亘!
以上の11名に加え、今宵、色とりどりの鬼蜘蛛の中から、12番目の鬼蜘蛛代表が決定する!
栄えある第一回トーナメントに出場するのは16名。まだまだ出てくる未決定のブロックからは、ビビって、たじろぐサプライズ選手も……!?
何のために闘う? それは、己の夢のため。真のハッスラーを決めるハッスル史上最大の闘い! 『ハッスルGP2008』いざ開幕!


前説

「ハッスル・ハウスにご来場の皆さん! こんばんは!」。恒例となったKUSHIDA
&\(^o^)/チエのヤングハッスル軍による前説がスタート! 「『ハッスル・ハウス』は今日で最後となりますが、今後も変わらぬご支援、よろしくお願いします!」とKUSHIDAが観客に呼びかけ、チエの音頭で応援練習開始。「ハッスル軍が登場したときは大きな歓声を、モンスター軍が登場したときはブーイングを」と、それぞれの応援方法を伝え実践練習だ。
と、ここで島田二等兵が乱入! 「おいおいおい……おら! ブサイク! チビ! つまらないしょっぱい前説しやがって!」とリングに割り込んだ島田に、場内からは大ブーイング。ここで島田は、観客をいじりながら「総統」コールの説明をして練習へ。高田総統が話しているときは野次を飛ばさず、胸に手を当てて静粛な気持ちで聞くようにと、ファンに念を押した島田は、「じゃあ、チビに、ブサイク! お前ら、あと締めとけ!」と、KUSHIDA&チエに捨て台詞を吐いて退散。最後にKUSHIDAとチエは、会場でのマナーを注意して前説を締めくくったのだった。