「FlashPlayer」が必要です。ご覧になれない方は、こちらからダウンロードしてからJavaScriptがご利用できる環境でご覧ください。

ファイトカード

川田総統代行劇場

ステージ上に、川田総統代行、モンスター軍のメンバーが勢揃いすると、早速会場から「代行」コールが飛ぶも、なぜか「総統」コールのときのように観客を煽ろうとしないアン・ジョー司令長官と島田二等兵。と、ここで川田が「観客から『代行』コールが起きてるじゃねえかよ。おい、お前らもいつものようにやれよ!」とアン&島田に「代行」コールを観客に促すよう司令を出す。これに対して、しぶしぶ従うアン&島田。場内の「代行」コールにすっかり気を良くした川田は「ヒマでモテない横浜の諸君よ! 我こそが高田モンスター軍総統代行、川田だ!」と自己紹介だ。

ここで坂田が「待て、待て。そろそろいっぱいだろうが。お前の悪ふざけに付き合ってるほど、ヒマじゃねえんだよ」とノリノリの川田総統代行にツッコミを入れると、RGも「僕たちはこれから中華街で打ち上げをするんですYO!」と坂田に続く。これに対して川田は、「おい! 誰にもの言ってんだよ! 俺はな、総統にすべてを任されてんだよ!」と必死に反論すると、「いいか? 一回戦も終わったことだし、これから二回戦のカードを発表してやるぞ」となんと勝手に『ハッスルGP2008』ニ回戦のカード発表しようとするでえはないか!

この川田の横暴ぶりに、「何を突然言い出すんですか! そんなこと許されるわけがないじゃないデスカ!」、「そんなことしたら、ただじゃすみませんよ!」とすかさすアン&島田から発言を撤回するよう迫られる。これに対して、「だって、総統が任せるって言ったじゃん!」と、子供じみた反論をする川田は、「おい! アン! 島田! 何をビビってるんだよ。もう決まっちゃってるんだよ!」とついにカードを発表してしまったのだった。ここでビジョンに映し出されたのは以下のカードだ!

▼8・23『ハッスル・ツアー2008〜8.23 in OSAKA〜』(大阪府立体育館)決定対戦カード
『ハッスルGP2008』ニ回戦
川田利明(栃木県代表)
vs
RG(強制出場)

『ハッスルGP2008』ニ回戦
ボブ・サップ(アメリカ代表)
vs
ゼウス

▼9・28『ハッスル・ツアー2008〜9.28 in NAGOYA〜』(愛知県体育館)決定対戦カード
『ハッスルGP2008』ニ回戦
坂田亘(アホ代表)
vs
越中詩郎(新しい日本代表)

『ハッスルGP2008』ニ回戦
ボノちゃん(U-18代表)
vs
長尾浩志(銀牙軍団代表)


カードを発表してご満悦の川田は、「どうだ? ビビったか!? たじろいだか!? おいRG! お前は大阪で俺と勝負だ。お前のお望み通りに、歌で勝負してやるよ!」とRGに改めて歌対決を迫る。これを受けて、「歌で勝負なら、俺の楽勝だぞ!」と珍しく強気な態度で応戦するRG。すると、川田は「お前、ずいぶん強気だな。大阪に行くたんびに密会している、レジ打ちのみゆきちゃんが応援に来るんだろ?」とまたしてもRGの不倫疑惑で揺さぶりをかける。これに動揺してしまったRGはすっかり弱気に。ここで川田は、「すまん、すまん。ついつい口が滑った」とわざとらしくRGに謝ると、「試合をブチ壊したゼウス。あのゴキブリ野郎! 死にたいならその始末はサップに任せよう」とゼウス迎撃をサップに託すと、「後は、残りもん同士で適当に組んでおいたから」とまったくもってヤル気ゼロだ。

続けて、坂田に口撃の標的を定めた川田は「アホの坂田くん。このあいだ、テレビで披露宴を見ちゃったんだけど、芸能人がいっぱい来てたな。俺は呼ばれなかったけど、あれだけ来てたら、主賓のお前がかすんじゃって見えるな」とチクリだ。これに対して坂田は「あのな、ひとつだけ教えてやるよ。お前、衣装負けしてるぞ!」とやり返す。

と、ここで「すみません! 川田さん!」と花道から現われたのは、ゼウスから襲撃を受けて頭に包帯を巻いた小路晃だ! 「どうしちゃったんだよ、頭にターバンを巻いちゃって」と小路に対してどこかで聞いたことがあるようなボケをかます川田。すかさず小路は「フライパンで殴られたんですよ!」とツッコミだ。続けて小路は「こんなんじゃ、高田さんに申し訳が立ちませんよ。ゼウスとかって野郎とやらせてくださいよ!」とゼウスとの対戦を川田に申し入れると、これを受けて川田は「まあ、気の毒だったな。俺も貴様の気持ちは痛いほど分かるよ」と言うと、なんと8・21後楽園大会での小路vsゼウスの一騎討ち、さらにこの試合の勝者が8・23大阪大会でサップと闘うことをまたしても勝手に決めてしまったのだった。

川田の度重なる横暴ぶりに、「モンスターK、大丈夫なんですか、こんなことしちゃって。ミーは正直関わりたくありませんよ」、「僕も知りませんよ」とあくまでも無関係であることを装うアン&島田。これに対して川田は、「権限を持つって気持ち良いな〜」と呑気に応えると、「それでは、下々の諸君、また会う機会があればお会いしよう! バッドラックだ!」と観客に言い残して消え去って行った。

リングに取り残されたハッスル軍のメンバーたち。するとTAJIRIが坂田に向かって「坂田さん、僕に勝ったんだから、必ずトーナメントで優勝してくださいよ。そして、ハッスルの真のエースになってください。あなたならなれるよ!」とエールを贈る。これを受けて坂田は「俺は必ずこのトーナメントで優勝するよ。俺がハッスルを一流のエンターテインメントにしてやる。俺こそがハッスルだ!」と力強く優勝宣言! と、ここで素顔の長尾が「待ってください、この長尾を忘れないでください。坂田さん、決勝戦で僕と闘いましょう」と割って入って来るが、これを完全無視した坂田は、最後に改めて「ハッスルを世界一のエンターテインメントにしてみせる!」とアピールすると、観客と一緒にハッスルポーズで締めくくったのだった。

メインハッスル『ハッスルGP2008』一回戦

24分5秒 スーパーキック2008

『ハッスルGP2008』の開催が決まった5月24日、『ハッスル・エイド2008』(有明コロシアム)で宿敵ボブ・サップを撃破し勢いづくハッスル軍のエース・坂田亘は、試合後、高田総統に対して、かねてから公言していた“ハッスルでの天下取り”を宣言した。そんな坂田に対して、「喧嘩では負けますけど、プロレスなら間違いなくあなたから3カウントを取りますよ」と冷や水を浴びせたのは、同じハッスル軍のTAJIRIだ!

「(坂田は)経験が足りないんですよ」、普段は滅多に自己主張することがないTAJIRIがここまで話す理由……そして見え隠れする元メジャーリーガーとしてのプライド。そして、その言葉通りにTAJIRIは、7・11後楽園大会では坂田が苦戦したサップから鮮やかなピンフォール勝ちを奪った。

3日前、女優・小池栄子さんと結婚披露宴を行ない時の勢いに乗る坂田か? それとも圧倒的経験を誇るTAJIRIか? 現ハッスル軍のエースvs元メジャーリーガー、夢に近づくのはどちらかひとり!!

閉じるハッスル軍同士の対戦とあって、TAJIRIにはKUSHIDAとチエ、坂田にはRGと長尾と、ハッスル軍も両方に分かれてセコンドに付く。ゴングが鳴ると、ロックアップしてから坂田をコーナーに押し込むTAJIRI。顔をペチペチと叩いて挑発だ。しかし、坂田も意外と冷静。誘いに乗ってこない。今度はグラウンドの攻防を開始した二人。TAJIRIは坂田に腕をロックされかけたところを切り返して、アームホイップで投げ捨てた。TAJIRIの見事なテクニックに、場内からは歓声が上がる。続いては手四つの攻防。ここでも優位に進めるTAJIRI。坂田の手首を極めながら、マットに押さえ込んでいく。しかし、坂田も下から足を伸ばすとヘッドシザーズ。さらにバックを奪われると、前方回転のヒザ十字へと切り返してみせた。TAJIRIは間一髪で逃れたものの、警戒心を露わにした。続く攻防で、今度はTAJIRIがロープ絡みでのハンマーロックを極める。業を煮やした坂田は、逆水平チョップで攻め込み、流れを変えようとするが、TAJIRIは素早く場外へ逃亡。間をおいて、坂田のペースにさせない。そして、下から坂田の足を掴んで場外へ引きずり込もうとする。だが、坂田は蹴飛ばしてこれを防ぐと、自分から場外に乗り込む。そして、場外戦ではTAJIRIを打撃で圧倒。リングに戻っても、見事なフロントスープレックスを決めてみせる。さらに坂田はケサ斬りチョップを連打だ。これを受けて、オーバーな悲鳴をあげるTAJIRI。チャンスと見て、キック攻撃で攻め込む坂田。しかし、これはTAJIRIの罠だった! ロープ際でキックを受けていたTAJIRIは上手く坂田のキックを見切って、トップロープに坂田の足を引っかけさせることに成功する。そして、身動きの取れなくなった坂田の左足に集中攻撃だ。マフラーホールド、ニードロップ、アンクルホールド、STF。あの手この手で、坂田の左足にダメージを与えていく。しつこいTAJIRIの攻めに、坂田は突破口を見いだせない。勢いに乗るTAJIRIは、「どうした、小池の旦那さん!」と叫んで坂田の左足にローキックを連発! だが、坂田もやられっぱなしではいられない。ケサ斬りチョップで反撃を開始する。TAJIRIのローキックと交錯するものの、坂田のチョップのほうが威力は上だ。これでようやく流れを掴んだ坂田は、チョップの連打でTAJIRIを追い込んでいく。たまらずTAJIRIもコーナーでダウン。いつの間にかフラフラ状態だ。しかし、レフェリーが坂田の攻撃を止めて、TAJIRIの様子を確認している、その時! TAJIRIはレフェリーを押して、坂田にぶつけると、その隙を突いて、グリーンミストを噴射! 坂田の視界を封じると、サップからフォールを奪ったタランチュラクラッチを繰り出す。これは間一髪肩を上げた坂田だが、まだまだTAJIRIの攻撃は続く。ハンドスプリング式エルボーアタック、弓矢固めで坂田を追い込むTAJIRI。だが、坂田も屈しない。TAJIRIの攻撃を凌ぐと、カウンターのドロップキックを炸裂させて、TAJIRIをダウンさせる。両者とも、体力が限界に来たのか、ヒザ立ちでパンチの打ち合いだ。だが、先に立ち上がったのは坂田。バックドロップ2連発を決めると、コーナー最上段からダイビングフットスタンプを発射! しかし、TAJIRIはこれを避けたと同時に、スクールボーイで丸め込みにかかる。3カウントは奪えなかったものの、続けてタランチュラ、雪崩式の前方回転エビ固めと繰り出し、坂田を追い込んでいく。そして、ジャーマンスープレックス! しかし、坂田はこれを空中で一回転して着地! すぐさまフライングニールキックでお返しだ。そして、トドメのスーパーキック! ところがTAJIRIはこれもかわして回転十字固めだ。だが、ここもキックアウトした坂田はケサ斬りチョップを打ち込んでから、スーパーキックの体勢に。一方のTAJIRIも坂田に背を向けて、グリーンミストの噴射を準備。坂田のスーパーキックか、それともTAJIRIのグリーンミストか? 最後の勝負だ! そして、決まったのは坂田のスーパーキック! これを顔面に受けたTAJIRIは天に向かって、断末魔のようにグリーンミストを噴射! 倒れたTAJIRIを坂田が押さえ込んで、遂にハッスル軍同士の激闘を制した。


TAJIRIはマイクを持つと、「坂田さん、僕がいままでしきりにあなたを挑発したのは、ハッスルの真のエースになってもらうべく、もっとプロレスの神髄を……」と真意を明かそうとしたところで、「TAJIRI、(話が)長い」とツッコミを入れる坂田。するとRGが「お二人の試合にホント感動しました! 今日はこのままパーッと中華街で打ち上げを!」と勝手にひとりではしゃぎ始める。と、ここで「おい、おい! 勝手に終わろうとしてるんじゃないよ!」という声とともに、『威風堂々』が場内に鳴り響く! ステージに姿を現わしたのは川田総統代行だ!


セミハッスル〜レイザーラモン負けたらハッスル追放マッチ〜

8分40秒 スーパー昇天ドロップ

恐怖! カラダに刻まれしモンスターの呪い!! 立ち上がれRG!!

ハードゲイ……HGは改造人間である。5・24『ハッスル・エイド2008』(有明コロシアム)で“モンスターK”川田利明に敗れ、そのままモンスター軍に拉致されたHGは、モンスター軍最高医局長のドクター中松の手によって改造手術を施された。ところが、間一髪で最後の仕上げである“モンスター脳みそ”の移植手術の前に脱走することに成功したHG。しかし、既に採取済みだったHGのDNAから、クローンモンスター、ニセHGが生み出されてしまったのだった。

HGをさらにパワーアップさせたニセHGは、7・6福岡大会でHGの相方であるRGに圧勝。すると、そこに……モンスター軍の追跡の手から逃れるため、それまで姿をくらましていたHGが、相方の危機にたまらず救出に現われたのだ! そして、続く7・11後楽園大会ではそのニセモノと一騎討ちすることとなったHG。序盤こそ優位に試合を進めていたHGだったが、突然失速してしまったHGはニセHGの前に撃沈。さらには、モンスター軍の改造手術によって、HGのカラダが“ハッスルできないカラダ”になっていることを高田総統に明かされたのだった。

モンスター軍の卑怯な策略によってハッスルパワーを封印されてしまったHG。これで勢いに乗ったモンスター軍は横浜でレイザーラモンの完全追放を計画し、再び川田利明&ニセHG組との対戦を決定した!

このままではレイザーラモンは、ハッスル追放確実……ところが、窮地に立たされたHGに一筋の光が! なんとハッスル軍の天才外科医“ドクターK”の再改造手術によって、HGは再起を試みるというのだ! 謎に包まれたドクターKの正体……。HGは、果たして腰のキレを取り戻し、再び立ち上がることができるのか!?


試合前のハッスル軍控室では、HGと白衣を着たドクターK……なんとその正体は、医学博士で、女子プロレスラーのジャガー横田の夫である木下博勝医師だ! 木下医師はHGに向かって「よく頑張りましたね、HGさん。もう大丈夫。再改造手術は大成功ですよ」と手術の成功を告げると、続けて「あなたは以前よりも数段パワーアップしました」と再改造手術によって、パワーアップにも成功したことを明かしたのだった。

この嬉しい知らせを聞いて、「もうリングには立てないんじゃないかと不安もあったんですが、さすが天才外科医!」と木下医師に感謝を述べるHG。ここで「HG! 術後の経過は順調なのか?」と相方のRGが登場! すかさずHGは「もう完全大復活だよ!」とアピールすると、続けて「木下ドクターは、日本大腸肛門学会の会員で、アナルのほうもチューンナップしてもらったからな〜」と自慢げにアナルを見せびらかす。すっかり元気を取り戻したHGを見て、安心したRGは木下医師に感謝を述べると、HGは「ドクター、パワーアップした私の姿、しっかり観ててくださいね〜」と木下医師を観戦に誘う。

ところが、「観たいのは山々なんですけど、今日は日曜なんで早く家に帰らないといけないんですよ」とやんわりお断りする木下医師。ここでHGが「奥さんにグーで殴られるんですね? いっそのこと、奥さんをおとなしく改造したらどうですか?」とツッコミを入れると、木下医師は「ああいう気の強いところがカワイイんですよ」と夫婦円満をアピールだ。と、ここで木下医師がHGに向かって「大事なことを言い忘れてました。まあ、たいしたことじゃないんですけど……」となにかを告げようとしたところで、「まさか、奥さんの今日の下着の色でも教えようっていうんですか?」と茶々を入れるRG。これに続いてHGも、「私は大丈夫ですから、早く家に帰ってください!」と言うと、木下医師の話も聞かずRGとリングへ向かって行ったのだった。果たして、木下医師がHGに告げたかったこととは一体……!?

閉じる先発はHGとニセHG。リング上で対峙した2人は、張り合うように腰をクネクネさせる。しかし、先手を奪ったのはHG。ロープワークからニセHGをアームドラッグで投げ捨て、「本物、フォー!」とポーズを決めてみせた。ここで、このHGの勢いに、なぜか勢いづいたRGがタッチを要求。代わっていた川田に向かって、トップロープからリングインして攻め込んだ。ところが、案の定、川田はキックでアッサリと迎撃。RGのパンツに手を突っ込むと、なんと赤ふんどしを剥ぎ取ってしまった。そして、そのふんどしを使って、チョーク攻撃! ニセHGも腰を振ってレフェリーの注意を引きつけ、アシストしていく。不甲斐ないRGに代わって、再びHGが登場。モンスター軍もニセHGに交代し、またもHG対決だ。今度はニセHGが先程のお返しとばかりにサイドスラムを決めて、優位に立つ。続く川田もHGを捕まえて、パワーボムの体勢に捕獲。ここは間一髪、RGがカットしたものの、モンスター軍はすぐさま2人でWブレーンバスターを繰り出し、HGをマットに叩き付けた。そして、ニセHGが生々しい腰使いでPWを連発! 「終わらしちゃっていいですか〜!」と助走を付けてHGに股間を発射するニセHG。しかし、ここで不気味な音楽が響き渡り、場内が暗転! それと同時に、HGの体に異変が……。なんと、木下ドクターの手術の効果なのか、怒りが頂点に達したことでHGは、スーパーHGに変身したのだ! リング上には上半身裸で新しいマスクを被ったスーパーHGが仁王立ち! あっという間にニセHGを蹴散らして、凄まじいパワーを誇示する。そして、RGが場外で川田をふんどしチョークで引きつけている間に、ニセHG目がけて、昇天ドロップを発射! これが見事に炸裂して、スーパーHGが劇的な勝利を飾った。

HGの爆発的なパワーに「ホントにHG!? 完全復活どころか……いや、それ以上や!」と驚くRG。するとHGは、「さすが木下ドクター。カラダじゅうから、まだまだ怒りのパワーが湧き出してくる! まだまだ闘えますよ!!」と興奮ぎみに完全復活をアピールだ! と、ここでRGが「あれ? さっきついていた背中のアザみたいなもんはなんやろ?」と、スーパーHG変身時に背中にできていたアザについて指摘。これに対してHGは、「ただのかすり傷でしょう」と受け流すと、「観たか! モンスター軍! 今度こそ、お前らを完全壊滅させてやるぞ!」とモンスター軍壊滅を宣言したのだった。

と、ここで場内が暗転。ビジョンに、「新たなパワーを手に入れたHG。だが、勝利も束の間、復讐に燃える高田総統は、新たな刺客を送り込む。迫り来る強敵に、勝つことができるのか? 次回の『ハッスル・ツアー』にご期待ください!」と次回予告が流れたのだった。高田総統からの新たなる刺客とは一体誰だ!?


第4ハッスル『ハッスルGP2008』一回戦

『ハッスルGP2008』に地球外生物襲来!?
GP開幕以降、謎のベールに包まれたままだったGP一回戦最後の2枠。

7月22日、ついに謎のXのひとりが決定した! 一体どんな猛者が参戦してくるのか? 会見に集まった報道陣が固唾を呑んで待ち受ける中、登場したのは……なんと! こりん星のゆうこりんこと小倉優子からの刺客、その名も“こりたん”だ! 最大の隠し玉は宇宙人だったのか!?

細かいことはさておき、なぜ今回、ゆうこりんはこりん星代表をGPに送り込んできたのか? ゆうこりんの話によると、宇宙の彼方にあるこりん星に目下、巨大いん石が接近中! このままでは、いん石が衝突し、こりん星が大爆発してしまうらしい……。そこで、故郷の星を救いたいゆうこりんは、優勝者には何でも夢が叶うという『ハッスルGP2008』開催を聞きつけ、代表を送り込んだのだ。

そんなこんなで、こりん星人と闘うことになった、もうひとりのX。その男の名は、元PRIDE戦士・小路晃だ! 今大会で唯一、予選を免除されてトーナメントに出場することになった小路。その特別待遇の影には、高田総統からの古くからの友人で、元PRIDE統括本部長の高田延彦氏の強い推薦があったのだ!

宇宙人と元PRIDEファイターが一回戦で激突って、なんじゃこりゃ!? どちらも実力は未知数。展開が最も予想しづらい一戦、いよいよゴングだ! 


試合前のモンスター軍控室には、高田総統の姿が。「総統! たった今、総統宛てにお届け物が!」とアン・ジョー司令長官が高田総統に届け物を渡しに登場。届け物の差出し人のところには、“こりん星のゆうこりん”と書かれており、消印はなぜか千葉県。どうやら中身はDVDのようだ。

ここで高田総統は、DVDの再生をアンに指示。画面に流れてきたのは、ゆうこりんからのビデオメッセージだ!

「高田総統、はじめまして。私は、こりん星の“りんごももか姫”ことゆうこりんで〜す。いよいよ、こりん星爆発の危機を救う闘いが始まりんこ。本当だったら、私も応援に駆けつけたいけど、今日はどうしても行けないの。でも、こりん星人はとーっても強いから一回戦なんて楽勝りんこです。ニ回戦は応援に行ってあげるから、今日はひとりでがんばりんこしてくださ〜い!」

こりん星が爆発の危機にあるとは到底思えない、危機感ゼロのゆうこりんからのビデオメッセージに固まる高田総統&アン。「逆に考えれば、それだけ勝つ自信があるということかもしれんぞ」と無理矢理な解釈をした高田総統は、「ところで、私はちょっと野暮用があってな。もう出なくちゃいかんのだ」と言うと、“モンスターK”川田利明を呼び寄せる。

呼び寄せた川田に向かって、「この後の仕切りは、貴様に任せるよ。ま、任せると言っても、特にやることはないけどな」と自分の代わりを任せることを告げた高田総統。これを受けて川田は、「総統代行をやってもいいってことですか?」と確認すると、高田総統は「いいよ」とアッサリ了承。あっけなく川田総統代行が誕生してしまったのだった。

この二人のやり取りを見守っていたアンは、「総統! いいんですか? モンスターKなんかに任せたら収集がつきません! どうせ歌う気ですよ!」と即座に高田総統に異議を唱えるも、川田は「歌わねえよ!」とすかさず否定。すると川田は、「えーと、次の試合、こりん星の相手は高田延彦さんの口利きで出場が決定した小路晃か。総統、いくらもらったんですか?」と高田総統を問い詰める。これに対して高田総統は「うん。ギフト券10万円分……っておい! 口利きってなんだよ! 私の友人を大分県の教育委員会みたいに言うんじゃないよ!」とノリツッコミをすると、「もう間に合わないから出るぞ! いいか? くれぐれも羽目を外すなよ」と川田に念を押して何処かへと去って行ったのだった。

高田総統が去り、早速、総統ルックに着替えた川田総統代行は、「ということで、我こそが高田モンスター軍、総統代行、川田だ!」と自己紹介。続けて「GP一回戦もいよいよ佳境だ! よいか! 己の夢を叶えたくば、目の前の敵を容赦なく叩き潰すのだ」と宣言し、ビターンをしたのだった。

閉じる最初に入場してきたのは注目のこりたん。ゆうこりんの代わりに来たという女性2人に連れられ、こりたんが登場だ。「がんばりんこ!」という声援を受けてステージに現れたこりたんは、全身メルヘンチックなピンクのコスチュームに身を包むポッチャリ系の選手だ。そして、続いては小路の登場。テーマ曲に乗って、姿を現した小路はステージでシャドーボクシングを披露する。気合い満点だ。ところが! ここでフライパンを持ったゼウスが試合コスチュームで出現! 気付いていない小路の頭をフライパンで殴りつけ、失神させてしまった。そして、勝手にリングに乗り込んできたゼウス。「俺が代わりにやってやる! 早く、ゴングを鳴らせ!」とレフェリーを脅しているではないか! 結局、ゼウスの要求を呑む形で、こりたんvsゼウスの試合がスタート! トコトコと可愛らしく近寄るこりたんをゼウスは怪力でリフトアップし、場外へと投げ落とした。そして、パンチやショルダースルーでこりたんに攻め込んでいく。一方のこりたんもそのポッチャリとした体形から身軽に低空のドロップキックを発射。ゼウスの動きを止めると、ローリングセントーンを連発して追い込んでいく。そして、倒れたゼウスにダイビングボディプレスを発射! しかし、ゼウスは間一髪これを避けて、自爆させることに成功。そして、串刺し式ラリアットを連発すると、重そうなこりたんをフロントスープレックスで投げ飛ばす。最後は無理矢理こりたんを立たせて、チョークスラム! 足で踏みつけながら、こりたんからフォールを奪った。


高田総統劇場

ステージ上に、高田総統、アン・ジョー司令長官、島田二等兵が登場。すかさずアン&島田が観客に「総統」コールを促す。場内に大「総統」コールが巻き起こる中、高田総統は「いいよ。ありがとう」とコールを制す。ここで越中が「おい、総統? ふざけんな! この野郎!」とブチかますと、高田総統は「おい、待て! まだ、挨拶してないよ!」と逆ギレだ。続けて、「ひとつだけ言っておきたいことがある」と前置きした高田総統は、「アホの坂田! 貴様、ホントに私を披露宴に招待しなかったな! こんのぉ野郎!」と24日に妻で女優の小池栄子さんと結婚披露宴を行なったばかりの坂田亘に対してチクリだ! ここで観客から「総統、泣くな!」という声が飛ぶと、これを受けて高田総統は「泣くと言えば、あのアホの坂田、披露宴の最後でウソ泣きしやがったな」とあらぬ疑いをかけてから、ようやく「我こそが高田モンスター軍総統、そしてハッスルの偉大なる支配者、高田だ!」と自己紹介。会場は再び「総統」コールに沸く。

再び「総統」コールを制した高田総統は、越中に向かって「エッチュー君、待たせたな。私が想像するに、高田延彦くんは、お前なんかに興味がないと思うよ」と見解を述べると、続けて「いつまでもさ、過去を引きずってるんじゃないよ! なにが、サムライだ。このジジイ」と、これでもかと皮肉たっぷりにピシャリだ。これに対して越中は「オマエもジジイだろ! いまどき、そんな格好、小学生でもやらねえぞ!」とやり返すと、「この夏は俺がバリバリ熱くさせるって! やってやるって!」と“やるって節”を轟かせ、マイクを叩き付けて去って行ったのだった。

「おい、待てよ! まだ話が終わってないぞ!」と高田総統は越中を呼び止めようとするも、越中はこれを無視して退場。と、ここで、ひとりリングに取り残されたケンドーコバヤシに目を向けた高田総統は「そこで寂しそうにポツーンと突っ立ている、ケンコバ! ひさしぶりだな。確か、『どハッスル!』で一緒に秋葉原に行って以来じゃないか?」とひさびさの再会を果たしたケンコバに挨拶だ。

これを受けて、「慣れない場で立ち位置がよく分からない僕に、お声をかけてくれてありがとうございます!」とケンコバは高田総統にお礼を言うと、続けて「あのとき、僕が越中参戦をお願いしたこと、覚えててもらったんですね?」と質問。この問いに対して、高田総統は「違うよ、奴が勝手に来ちゃったんだよ!」とアッサリ否定すると、「貴様、『どハッスル!』のMCに起用してもらった恩義を忘れ、よくもいけしゃあしゃあと応援団長などやってられるな? どういうつもりだ?」と越中詩郎応援団長のケンコバを問い詰める。

高田総統に痛いところを疲れたケンコバは、「僕にとって越中さんはね、山本モナと巨人の二岡の9800円の縁と同じなんですよ。それぐらい特別な存在なんですよ」と話題の芸能ニュースを持ち出して“越中LOVE”をアピールだ! すると高田総統は、「うん、いいんじゃない」とアッサリ受け流すと、続けて「もしも、近い将来、ハッスルのレギュラー番組が復活したら、MCはまた貴様でもいいかと考えていたんだが……やめた!」とケンコバに揺さぶりをかける。このオイシイ話に動揺を見せるケンコバ。ここで高田総統は「新しいMCは誰がいいかな……」と田村けんじやエドはるみの名前を次々と挙げて新MCの起用法を考え出すと、「そうだ、ヒゲ男爵なんて面白そうじゃないか? ケンコバよりも声がいいしさ。それに……オペラに貴族ってもってこいやないか〜!」と人気お笑いコンビ『ヒゲ男爵』のネタを拝借して、さらにケンコバを追い詰める。

「僕の代役でタムケンとひげ男爵の名前を出すのは、リアリティがあるのでやめてください」とすっかり弱気のケンコバだが、やはりMCの座を諦めきれないのか「使い勝手のほうは、俺のほうが上だって!」と猛アピール! これに対して高田総統は、「貴様は、あの汚いケツでも追いかけてろ!」とケンコバを冷たく突き放すと、「早めに出てきたのにさ、なんか損しちゃったよ!」と島田にボヤいて消え去って行ったのだった。

リング上にひとり残されてバツが悪そうなケンコバは、観客に向かって「越中さんに、ご声援ありがとうございました!」と感謝を述べると、最後に「高田総統がなんとおっしゃられようが、必ずまたハッスルに戻ってきます!」とファンに再会を誓って締めくくったのだった。


第3ハッスル『ハッスルGP2008』一回戦

6分10秒 パワーボム

ハッスルにサムライ見参! 越中詩郎、『ハッスルGP2008』出場決定!

7・6福岡大会から開幕するも、未だ3つのブロックが予選中でトーナメント表にもXの文字が並んでいた『ハッスルGP2008』。そして、7・11後楽園大会で明かされたXの内のひとり、それが“新しい日本代表”越中詩郎!

あくまで某老舗団体とは無関係の“新しい日本”ブロック。しかし越中は、かつて高田総統の親友である高田延彦と、若いライオン時代、名勝負を繰り広げたライバル同士だ。「高田! お前を引っ張り出して、叩き潰してやるからな、この野郎!」、かつてのライバルと高田総統を混同しながら吠えまくる越中。ここで、ファイティング・オペラと現実の挟間に経つ異分子である越中の排除に名乗りを上げたのが、会場では大人気のザ・モンスター℃だ!

まさかの展開で決定したGP一回戦屈指の好カード。トーナメントの台風の目が、ハッスルを熱く盛り上げてやるって!


場内が暗転し、スポットライトに照らされてステージ上に現われたのは、越中の応援団長としてハッスル来場を予告していた人気お笑い芸人、ケンドーコバヤシだ!
「ついに、アノ男がハッスルのリングに上がります!」と観客を煽る越中ルックのケンコバは、「僕は、その男に、『ハッスルGP2008』で頂点に行ってもらうために、勝手ながら応援団長を買って出ました! それではみなさん、これから、サムライの生き様を見せてやるって! やってやるって!」と“やるって節”で高らかに宣言したのだった。

閉じる越中は新選組風の羽織袴姿で登場! 昨年、某老舗団体でタイトルマッチをやった時と同じコスチュームだ。そして、モンスター℃を迎えて、いよいよゴング! 会場から「シー!」の掛け声を呼び込むモンスター℃に苛ついた表情を見せる越中。そして、その怒りを拳でモンスター℃の顔面に叩き付ける。さらに、モンスター℃のサミングによる反撃もものともせず、ヘッドバット一撃でダウンを奪った越中。そして、お得意のヒップバット! 気合いの頭突きとケツ攻撃で、早くもモンスター℃を追い込んだ。しかし、調子よく殴っている隙に、なんと急所攻撃を食らってしまった越中。これで形勢逆転だ。モンスター℃はジャンピングニーをぶち込んでから、ジャンボ鶴田ばりにコーナーに上って、「シー!」の掛け声を連発。さらにコーナーでパンチを越中の頭に打ち込んでいく。そして、ローキックを連打したモンスター℃は、なんと掟破りの逆ヒップアタックを発射! これが越中の怒りの導火線に火が点いた。モンスター℃のケツ爆弾を仁王立ちして受けた越中は、すぐさまカウンターの本家・ジャンピングヒップアタックを発射! 続けざまにもう一発叩き込むと、勢いよくコーナーに上って、今度はミサイルヒップだ。そして、トドメはパワーボム! 越中独特の空中で一時停止するこのパワーボム。越中は、自身の頭上で「C」の字に固まったモンスター℃をそのままマットに叩き付け、豪快なフォールを奪った。

モンスター℃から勝利を収めた越中は、「おい! 高田! いるなら出てこい!」とマイク。と、ここで「相変わらず暑苦しいジジイだな!」という声が! すると場内に『威風堂々』が鳴り響き、ステージに姿を現したのは、高田総統だ!


第2ハッスル『ハッスルGP2008』一回戦

10分18秒 クロスボディオブ長尾

あなたには、人生の中で怖いと思う人がいますか?
肉親、職場の上司、学校の先輩……。あなたの人生を良き方向に導こうと、叱咤激励してくれる厳しくも偉大な存在。ハッスルのリングにも、目に見えない深い絆で結ばれた師匠と弟子がいました。

アン・ジョー司令長官と長尾銀牙が初めて出会ったのは、2006年の『第一回ハッスル・オーディション』。当時、某老舗団体から鳴り物入りで登場した長尾を逸材と惚れ込み、高田モンスター軍のドラフト1位に指名したのが、アンだった。

こうして始まった二人の師弟関係。高田総統から“ジャイアント・バボ”という名を拝し、即戦力として期待された長尾。だが、根っからの気の小ささが災いし、大事な場面でいつも失敗を重ねたのだった。

長尾の教育係を務めるアンは、責任を感じ、長尾に対して誰よりも厳しく接した。しかし、いくらムチを奮っても応えることのなかった弟子。たとえ非情と思われても、見切りをつけてやるのが愛情と、アンは長尾をモンスター軍から除名処分に。こうして、師弟の絆は断ち切れたかに見えた。

行く宛もなく、路頭をさまよった長尾は、かつてこてんぱんにやられた池谷銀牙に弟子入り。池谷の指導により、長尾は眠っていた身体能力を開花させ、空中殺法の使い手、長尾銀牙に変身を遂げたのだった。

その後、実力を認められた長尾は、かつていがみあったハッスル軍に入団。さらには、最終予選を勝ち抜き、今回の『ハッスルGP2008』本戦出場も決める。アンに激しく怒られていた頃の長尾は、もうそこにはいない……。

だが、ここで怒り狂ったのが、長尾のかつての師匠、アンだ。モンスター軍を除名された身とは言え、ハッスル軍に寝返った長尾を許せないアンは、GP一回戦での対決を長尾に要求! こうして、GPという大きな舞台で、かつての師弟は皮肉な再会を果たすこととなったのだ。自ら関係を断ち切ろうとするも、また巡り会う運命。心の中に秘めたるは、憎しみか? それとも愛情か?

長尾にとってアンとは、トラウマになるほどの怖い存在。長尾はトラウマから自由になれるのか!? それとも「人生、そんな甘くない!」と師匠が弟子をねじ伏せるのか……!?

閉じるまずはロックアップから始まったこの試合。長尾がアームホイップで投げ飛ばすと、怒ったアンは強烈な張り手で長尾の顔を張り飛ばす。すると、長尾も怒りの張り手で反撃。師弟対決らしい、凄まじい展開だ。しかし、やはりキャリアに勝るアンが先手を奪う。長尾の大振りの張り手をかわすと、怒りの形相でキックを連打。場外でもさんざんいたぶり、格の違いを見せつけていく。ところが、成長ぶりを見せたい長尾も黙ってはいない。リングに戻るとカウンターのニーリフトでアンを悶絶させると、倒れこんだところにパンチを連打。さらにエプロンからロープを使って、旋回式のボディプレスを投下する。だが、アンはすぐさま隙を突いて反撃。長尾の長い足に狙いを定めて、固め技で集中攻撃だ。アンの足攻めの前に手も足も出ない長尾。ようやくカウンターのフロントキックでアンの動きを止めると、旋回式のフェースバスターでアンをマットに叩き付ける。そして、ハイアングルのチョークスラムを繰り出してから、トドメのムーンサルトを発射だ。しかし、足のダメージによって、仕掛けるのが遅かった。この動きをアンに見透かされており、渾身のムーンサルトはあえなく自爆。逆にアンのグラウンドクロスの前に悶絶させられる。しかし、長尾はまだまだ勝負を諦めない。カウンターのドロップキックをアンに叩き込んで、再び反撃開始。エプロンから長い足で、アンの顔面にヒザを叩き込むと、最後はトップロープからクロスボディアタック! 長尾の巨体を浴びせられてアンも返すことができず。長尾が嬉しい師匠超えを果たし、2回戦進出を決めた。

見事“師匠超え”を果たし、アンに握手を求める長尾。長尾の差し出した手をじっと見つめるアンは、その手を握り返すと長尾を抱き寄せると、すぐさまリングを降りて去って行った。ここでマイクを持った長尾は、「司令長官! ありがとうございました! ここまでこれたのも、司令長官、あなたがいたからです」と感謝を述べ、「この恩は、絶対に無駄にしないよう、『ハッスルGP2008』優勝します!」と優勝宣言! さらに長尾はおもむろにマスクを脱ぐと、「俺は長尾銀牙ではなく……長尾浩志や!」とアピールしたのだった。今後、長尾は素顔で闘っていくというのか!? 次戦に注目だ!


第1ハッスル

7分50秒 \(^o^)/潰し

『ハッスルGP2008』参戦にあたり、各自が露骨に欲望を発表する中、ひとり、静かにモンスター軍への怒りを露わにした“ハッスル大将”天龍源一郎。
今年で58歳。しかし、「まだまだ老け込むトシじゃねえ!」とばかりに、かつて自身を追放した高田総統、モンスター軍に対して宣戦布告だ。

そして迎えたGP一回戦。対戦相手は、57歳と2ヶ月年下のボノちゃんだ。キャリアと貫禄に勝る天龍だが……結果はボノちゃんの圧勝! ボノちゃん戦で肋骨を痛めた天龍は、そのダメージが残った身体で、続く7・11後楽園大会、タイガー・ジェット・シン、川田利明、アン・ジョー之助の“北関東同盟”との闘いを迎えた。しかし、シンによって血だるまにされた天龍は、この試合でも良いところなく惨敗。さらに、試合後には川田から「天龍源一郎も終わったな」と罵倒されてしまったのだった。

満身創痍の天龍が今宵迎えるのは、GP一回戦で闘った因縁の相手・ボノちゃん率いるボノちゃん部屋一門。絶不調の天龍は、KUSHIDA&\(^o^)/チエのヤング・ハッスル軍の前で、リベンジを果たすことができるのか!?

閉じるボノちゃん&よしえちゃん&あーちゃんvs天龍&KUSHIDA&チエ
リングで待ち受けるボノちゃん部屋の3人に向かって、天龍はリングに上がるなり、ペットボトルの水を噴射! そして、ゴングが鳴ると、突っ張りでボノちゃんに立ち向かっていく。しかし、先のボノちゃん戦で痛めた肋骨の具合が良くない。すぐさま動きがストップし、KUSHIDAとタッチした。そのKUSHIDAは低空のドロップキックでボノちゃんをかがませると、続けて顔面へのドロップキックでダウンさせることに成功。そして、その場飛びのムーンサルトを3発連続で放っていく。しかし、ボノちゃんにダメージを負わせることはできない。フォールにいったところを逆にはね飛ばされ、場外に落っことされてしまった。KUSHIDAは続くよしえちゃんにも苦戦。バックを奪ったところを、よしえちゃんの巨尻で吹っ飛ばされてしまう。続いてチエも果敢によしえちゃんに立ち向かうが、ドロップキックもスピアーも通じない。足首にしがみつくのがやっとだ。よしえちゃんはそのままチエを引きずって、あーちゃんとタッチした。しかし、これは逆にハッスル軍にとってはチャンス到来。常にボノちゃん部屋の足を引っ張り続けるダメ中年・あーちゃんなら、チエたちでも闘える。案の定、チエのビンタ、タックルに劣勢を強いられるあーちゃん。とりあえずチエを捕まえたものの、ボノちゃんのボディアタックをモロに誤爆され、場外に転落。続けて、KUSHIDAのトペ・コンヒーロを被弾してしまった。さあ、ハッスル軍も反撃だ。チエはスクールボーイをボノちゃんに仕掛けて、ヒッププレスを誘う。そして、これを自爆させると、すぐさまグラウンドに持ち込み、腕十字だ。だが、ここからボノちゃんが驚異の怪力を見せる。なんと、腕十字を極められたまま、チエを片手で高々と持ち上げるではないか! チエをおよそ3メートルの高さまで持ち上げたボノちゃんは、そのままマットに叩き付ける。これでチエは万事休す。マットに伸びたチエに、ボノちゃんはトドメとばかりに巨体を浴びせて、フォールを奪った。


試合に敗れて退場する天龍に向かって、ここぞとばかりにあーちゃんが「おい! 天龍! いっつもいっつも俺のこといじめやがって! 少しはやられる人の痛みが、わかったかこの野郎!」とマイク。天龍がすかさず水の入ったペットボトルをあーちゃんに向かって投げ付けると、さらに「別にあんたが頑張ってたわけじゃないでしょ!」とよしえちゃんからもツッコミが入る。ここで親方のボノちゃんが、よしえちゃんをなだめると、「7月シリーズの千秋楽で勝てたことだし、最後にみんなでどすこいポーズを決めようよ」と呼び掛けて、よしえちゃん&あーちゃん、そして観客と一緒にどすこいポーズで締めくくったのだった。


オープニング

ドラムロールの後に、場内にはボノちゃん部屋の入場テーマ曲が! 大歓声の中、ボノちゃん、よしえちゃん、あーちゃんの3人がリングイン! 「横浜の皆さん、こんばんわ! ボノちゃん部屋のボノちゃんです!」とボノちゃんをはじめ3人が自己紹介すると、まずは本日の対戦カードを発表した。

カード発表を終えたところで、よしえちゃんが話を切り出す。「前回、後楽園大会で、私たちボノちゃん部屋一同で歌を披露したところ、大変なご好評をいただきました! そこで、アンコールにお応えして、もう一度、ボノちゃん部屋リサイタルを行ないたいと思います」とボノちゃん部屋リサイタルの開催を発表すると、場内から大きな拍車が飛ぶ。

「川田さんより先にCDデビューしたいと思いますので、みなさん応援よろしくお願いします!」とあーちゃんがCDデビューをアピールし、ボノちゃんの号令でミュージックスタート! 曲は、7・11後楽園大会で観客を熱狂の渦に巻き込んだ、大人気おバカ男性ユニット羞恥心のヒット曲『羞恥心』だ! もちろん、踊りつきで熱唱するボノちゃん部屋の3人。曲にあわせて観客からは手拍子、そしてサビ部分では3人と一緒に腕をグルグル振って踊るなど、場内大熱狂! 大歓声のなか、歌い終えて満面の笑みを浮かべるボノちゃん。この勢いで第1ハッスルに突入だ!


オープニングムービー

DREAMS COME TRUE.
史上空前のトーナメント開催!
7月6日、『ハッスル・ツアー2008〜7.6 in FUKUOKA』で開幕した、厳しい最終予選を勝ち抜いた強豪16名による究極のサバイバルマッチ!
これまで高田モンスター軍とハッスル軍が織り成す壮大なるファイティング・オペラだったハッスルだが……。

5・24『ハッスル・エイド2008』(有明コロシアム)で高田総統が、2008年下半期の大テーマをブチ上げた! それが、軍団の垣根を取っ払ったハッスル史上初のトーナメントだ!

強さだけでもない、面白さだけでもない、歌の上手さだけでももちろんない! ハッスルという新たなエンターテインテインメントを象徴する真のハッスラーを決める闘い、それが『ハッスルGP2008』だ!

過去、比類なき軍団抗争に明け暮れてきたハッスラーたちが、軍団の枠を飛び越え、続々と参戦表明。GPに優勝すれば、全知全能である高田総統に、「どんな願い事でもひとつだけ叶えてもらえる」というなんとも夢のある副賞が授与されるのだ!

現在までに、GP一回戦4試合を消化。負けたら終わりのサバイバルを勝ち上がったのは、悲願の“ハッスル栃木開催”を目指す“モンスターK”川田利明(栃木県代表)。“次期アメリカ大統領の座”を狙うボブ・サップ(アメリカ代表)。今大会最年少、生後11ヶ月のボノちゃん(U-18代表)。強制出場ながら奇跡の逆転勝利を決めたRG、以上4名がGP2回戦に駒を進めた。

そして本日、GP一回戦も佳境に突入! 最大の注目は、新しい日本を代表する侍、越中詩郎だ! 侍のハッスル討ち入りに対するは、「越中よ、貴様には“シー(死)”あるのみ!」、ハッスルの門番として外敵退治を買って出たザ・モンスター℃だ! 今回がハッスル初参戦となる越中。果たして、℃という関所を突破できるのか!?

さらに、ハッスル軍の同門対決がここに実現! 元WWE、スーパースターのプライドと、ハッスル軍エースの意地が激しく火花を散らす。坂田とTAJIRI、アホと変態の潰し合いだ!

さらに、さらに! こりん星の姫、ゆうこりんこと小倉優子からの刺客、こりん星代表“こりたん”が、はるばる宇宙から参戦! 高田延彦推薦枠の元PRIDE戦士、小路晃と激突だ!

はるか地球を飛び越え、闘いは宇宙規模へ……。空前絶後のトーナメントは、ますますヒートアップ! あまりの熱さに、明日のエコじゃもう遅すぎるかも!!


ハプニングハッスル

ローキックで威嚇する島田だが、口ほどにもなくコーナーに戻って、ソルジャーとタッチ! 試合をソルジャーに任せて、自分はコーナーに引っ込んでしまう。さすがに卑怯さでは他の追随を許さない島田だ。

閉じる仕方なく試合に出たソルジャーだが、いきなり新田のミドルキックを被弾してしまった。しかし、声援に応える新田の隙を突いて、ソルジャーもストンピングで反撃。反則のチョーク攻撃も交えて痛めつけると、ブレーンバスターでマットに叩き付ける。新田はヒザ蹴りによる反撃も束の間、場外の島田に気を取られた隙に急所攻撃を食らって、ピンチに陥ってしまう。このチャンスに、ソルジャーはトップロープからフロッグスプラッシュを発射! しかし、新田はこれを間一髪逃れると、右フックを一閃! これをモロに食らってふらつくソルジャーをなんとスクールボーイで丸め込んで、3カウントを奪った。勝利した新田は観客の歓声に応えて、退場していったのだった。


前説

「ハッスルファンの皆さん! こんばんは!」。横浜ベイスターズの球団テーマ曲に乗って、大のベイスターズファンである野口レフェリーと、今井レフェリーによる前説がスタート! 野口レフェリーより、かつて大相撲の呼び出しを4年間やっていたという異色の経歴を持つ新人の今井レフェリーが観客に紹介されると、『正しいハッスルの観戦方法』をレクチャーだ。
と、ここで島田二等兵&モンスターソルジャーが乱入! 「おいこら! 三流レフェリー! お前ら、さっきから黙って聞いてれば、さてはハッスル軍から金をもらったな? このインチキレフェリー!」とリング内に割り込んだ二人に、場内からは大ブーイングが飛ぶ。ここで島田は、観客をいじりながら、ザ・モンスター℃の「C」コール、そして「総統」コールの練習開始。すると、リングサイドにひとりのキックボクサーが姿を現わした。
島田は、このキックボクサーに対して「なんだその格好? 暑いと、おかしい奴がいるからな!」と罵倒しながら「総統」コールを強要するも、島田を無視するキックボクサー。これに怒った島田は、「お前! 態度悪いな! さらし者にしてやる! 早く、上がって来い!」と難癖をつけると、キックボクサーはリング上へ。ここで、キックボクサーの顔を確認した野口レフェリーは、「あれ? この人、新田明臣さんじゃないですか? K-1 MAXにも出てた人ですよ!」と驚きの声を上げる。そう、このキックボクサーの正体は、2005年のK-1 MAX日本代表決定トーナメントで準優勝を果たしたこともある実力者、新田明臣だ!
「ふん、魔裟斗しか俺は知らねえよ! こんな3流キックボクサー」と失礼な発言をする島田は、新田にしつこく「総統」コールを強要するも、新田はこれを完全無視だ。ここで島田は、「ちゃんとやれ! バカ野郎!」と新田にローキックを放つと、新田はあっさりブロック。スネを痛打して悶絶する島田は、「てめえ、暴力振りやがったな! こうなったら、俺がやっつけてやるよ!」とファイティングポーズを取ると、今井レフェリーにゴングを要請。なんと島田vs新田のタイマン勝負が急遽実現だ!