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ファイトカード

高田総統劇場

高田総統以下、モンスター軍のメンバーがバルコニーに勢揃いすると、さっそくアン・ジョー司令長官&島田工作員&小路二等兵が観客に「総統」コールを促す。場内に大「総統」コールが巻き起こるなか、高田総統は「もういいよ! それより、そっちやってないぞ!」と、会場の「総統」コールにダメ出しだ! 続けて、高田総統は「とてつもない経済不安が世界を襲い、消費マインドが冷え込む今日この頃。寂しい懐をやりくりして、ここに遊びに集まった諸君よ! 感謝をしつつ、今宵もたっぷりと楽しんでもらえたかな?」と観客に語りかけると、「我こそが高田モンスター軍総統、そして、ハッスルの偉大なる支配者、高田だ!」と自己紹介。すかさずアン&島田&小路が、「総統」コールを観客に促すと、またしても場内は大「総統」コールだ!

するとここで、高田総統は「おい、ハッスル軍よ! 結局、アホの坂田は、来なかったな。なんか、河原でワラにまみれていたみたいだけどさ。GPに負けたショックで、いよいよホントのアホになっちまったんじゃないのか?」とニヤリだ。これに対して、TAJIRIは「ワラにみまみれようが、何しようが、あんな腐った奴、仲間でもなんでもないよ!」と、まるで坂田を突き放すかのような言葉を口にすると、すかさず川田から「ちょっと待て! じゃあ、水戸大会はどうするんだよ? 川田&ゼウスvs坂田&TAJIRIで発表してんだぞ。こっちはな、茨城県知事にまで会って、プロモーションをしてきてんだよ! プロモーションに協力しないで、あのバカ、何やってんだよ!」と、厳しいツッコミが入る。

ところが、「そんなこと、僕に言われたって知りませんよ! 迷惑してんのは、こっちだよ!!」と逆ギレするTAJIRI。すると、川田は「だから、ハッスル軍はダメなんだよ!」とチクリだ! ここで、高田総統がこのやり取りに割って入ると、「あのさ、君たちさ、本当はあんまり仲良くないんだろ?」と厳しい言葉をハッスル軍に投げかけると、「そういうところがさ、やっぱりリングの上に出ちゃうんだよね。言っておくが、われわれモンスター軍はすごい仲がいいんだよ。だって、しょっちゅう飲み会やっちゃってるもん。すごい関係性がいいんだよ。分かるだろ? 鉄のチームワークを誇るモンスター軍、そして気持ちがバラバラのハッスル軍。まっ、これじゃあ力の差が出るのも、無理はないがな。うん?」とニヤリ。そして、高田総統は川田に向かって「だが、心配するなモンスターK。アホのことだ。どうせカッコつけて、ここに来るに決まってるんだからよ。ノコノコさ。だが、私が思うに、おそらく一番おいしい場面で出てくるんだろうな。そういうところが、腐った根性を持った、小川直也に似ちゃってるんだよな!」と、かつてのエースを引き合いに出して高笑いだ! と、ここで「ちょっと待て! 俺は腐ってねえぞ!!」という声が! すると場内に昭和の名歌手・三橋美智也の『達者でナ』が鳴り響き、モンスター軍とは反対側のバルコニーから現われたのは、ワラに包まれた坂田亘だ!

場内から爆笑が沸き起こり、ハッスル軍、そして高田モンスター軍の面々が呆気に取られた表情で坂田を見つめるなか、高田総統は「おい!、お前、それはおいしすぎるよ!」とツッコミを入れると、「ハッスル始まって以来のシュールな出来事が起こってるよ」と坂田の姿を鼻で笑う。すると、川田も「おい、アホ! お前、GPに負けて、尻尾巻いて逃げたんじゃねえのか?」と、ここぞとばかりに坂田を挑発だ! これに対して、坂田は「おいおい、俺がいつ逃げ出したって?」と反論すると、「前にも言ったけどな、お前らが牛耳っている以上、ハッスルはダメになる。だから、俺がハッスルを変えてみせるんだよ!」とアピール! すかさず高田総統は、「おい! ハッスルを変えると言って、答えがそれなの? ねえ? ねえってば!」と坂田を問い詰めると、これに対して坂田は、「いまは、まだ変化の途中なの。もしも、運命の糸が引き合うならば、水戸で会えるだろう。達者でな!」と2日後の11・22茨城大会での再会を誓い、そのまま消え去って行ったのだった。

ここで高田総統は、「今日の展開には、われわれも腹を抱えて笑っちゃったよ!」と、あまりにも衝撃的な坂田の登場に不覚にも爆笑してしまったことを素直に認めると、「アイツは、ホントにバカだ!」と、すっかりバカ負けだ。そして話題は変わり、「それより、ハッスラーとして頂点に立った俺に、マニアでは相当すごいカードを用意してくれてるんでしょうね?」と、高田総統に確認する川田。これに対して、高田総統は「まあ、『ハッスル・マニア』は年間ストーリーの集大成だ。GPで優勝した貴様が、主役になるのは当たり前だよ! まだ、発表はできんが、貴様のモチベーションがぐっ、ぐっ、ぐっ、ぐぐっと上がるような素晴らしいプランを水面下で進行中だ。まあ、年末は最高の親孝行ができるんじゃないのか」と、川田をマニアの主役とすることを確約。

この吉報を受けて、川田は「マニアのオープニングなんですけど、今回、俺は北島三郎の『祭り』を歌うつもりなんですよ!」と、とっておきのプランを明かすと、「だから、総統は、その横で、ふんどし一丁で太鼓をドンドンッて!」と、さらに仰天プランを披露! ところが、すかさず高田総統は「なんで私が貴様の引き立て役になっちゃってんだよ!」とツッコミ! 続けて高田総統は、「マニアのオープニングは、華やかな仕掛けが必要なんだよ!」と独自のプランを明かすと、「だいたい、だるま顔の男が歌を唄ったって、勢いなんかつきやしないんだよ!」と、“マニアの主役は川田”という先ほどの約束を真っ向から否定だ! これに対して、「GPの覇者に、だるま顔はないでしょ! ちょっと、撤回してください!!」と憤慨する川田。すると、高田総統は「だるまさんが……」と切り出すと、高田総統の「転んだ!」という声と共に、変顔をする川田。ところが、このシュールな二人のやり取りに場内から失笑が漏れると、高田総統は「あんまり受けてないな。これはキツかったよ、おい。もう、私は帰る!」と怒って帰ろうとするも、モンスター軍の面々が必死で高田総統をなだめる。

気を取り直した高田総統は、「まっ、とにかくだ! 『ハッスル・マニア』もいいが、まずは目の前の水戸大会だ! 前回の栃木で分かってるとは思うが、ハッスルの地方イベントはひと味もふた味も違うからな。その土地でしか観られない、一夜限りの限定イベントだ。上野から電車で1時間だ。駅から歩いて15分だよ。今週末、全員、水戸に遊びに来てくれたまえよ! 観なきゃ損するぞ!」と観客に向かってアピールすると、「では、今日はここまでだ! バッドラックだ!!」と言い残し、モンスター軍を引き連れ、去って行ったのだった。

リングに残されたハッスル軍。ここでRGが、「坂田さん、来てくれてたんですねえ。来てくれるんだったら、言ってくれればいいのにねえ!」と他のメンバーに語りかけると、TAJIRIは「放っておけばいいんですよ! あの人はね、これっぽっちも仲間のことを考えちゃいない、自分勝手な男なんだから」とピシャリ! さらに、TAJIRIは「それよりもね、さっき高田総統に『お前ら、本当はあんまり仲が良くないだろ』って言われたでしょ? 僕、はるかにそっちのほうがショックでしたね」と、高田総統に言われた一言を悔やむ。これを受けてRGは、「TAJIRIさん、何を気にしてるんですか! レイザーラモンなんて、全然仲が良くないのに、10年も続いているんですよ!」と何も気休めにもなって言葉をかけ、これには観客も爆笑だ。

そんなのん気なことを言ってるRGとは対照的に、シリアスモードのTAJIRIは「とにかく、モンスター軍は鉄壁の組織だから、それに食らいつくには、僕たちもこんなザマじゃダメだよ。とにかく、ハッスル軍という組織を根本から改革し直さないと」と訴えると、「チエちゃん、KUSHIDA、長尾浩志がいなくなっちゃったいま、このハッスル軍をどうしたらいいのか、ちょっと君たちの意見を聞いてみよう」とKUSHIDA&チエに問うと、マイクを持ったチエは、「どうしたらいいかよく分からないけど、チエ、もっとハッスルする! 頑張る! 大丈夫だよ、TAJIRIさん!!』とアピール! そして、グロッキー状態ながらもマイクを握ったKUSHIDAは「大丈夫ですよ! 僕に任させてください。説得力がないかもしれないけど、僕にもっとチャンスをください! やらせてくださいよ!!」と、こちらも猛アピールだ!

この二人の意気込みを聞いたTAJIRIは、「分かった。もう、道ははてしなく険しいってことがよく分かったよ」と悟ると、「でも、ハッスルは、僕たちハッスル軍が主役なんだから、僕たちがハッスルを変えられないんだったら、こんなハッスル軍なんていう軍団はとっとと解散したほうがいいと、僕は本気でそう思ってるんだ! そういうつもりで、これからは闘うから」と、状況次第でのハッスル軍の解散を示唆! すると、RGが「でも、坂田さん、来てくれますよね!」と坂田の話を振ると、TAJIRIは「もういい! あの人のことは放っておいて、もうどうでもいい!」とピシャリ! 続けてTAJIRIは、「それよりも、ほらっ、観てよ。最近、高田総統が帰っちゃったら、席を立つ人が結構多いんだよ!」とズバッと指摘すると、「僕はそれがすごく悔しいし、残念だけど、これが僕らの現状なんだよ、リアルなんだよ! ゼロからスタートするしかないんだよ!!」と必死に訴える。するとここで、場内から大「TAJIRI」コールが沸き起こる。

この大声援を受けてTAJIRIは、「じゃあ、ちょっと暗い雰囲気が吹っ飛んだところで、みなさんご起立しましょう!」と観客に呼びかけると、「どんな逆境でも、人はハッスルすることができるんです! 僕らハッスル軍は、いま、その逆境にいます! だけど、必ずハッスルして、ハッスル軍を盛り返してみせます! 応援よろしくお願いします!」とアピールして、観客と一緒にハッスルポーズで締めくくった。

メインハッスル

15分27秒 成り上がりブレーンバスター

呪われたハッスル軍! 解散の危機……?

一年間の集大成、12・30『ハッスル・マニア2008』を1ヶ月後に控え、いま、ハッスル軍が大きく揺らいでいる。原因不明の体調不良で11月シリーズを欠場するHG。復活の兆しが見えつつも、本体とは別行動を取る“ハッスル大将”天龍源一郎。そして、「自分は人前に出る仕事には向いていない」と、自らの意思で長尾浩志が退団と、次から次へと難題が降りかかってくるなか、さらに追い打ちをかけるような事態が!

10・26『ハッスル・ツアー2008〜10.26 in TOCHIGI〜』(宇都宮市清原体育館)で行なわれた『ハッスルGP2008』決勝戦で、“モンスターK”川田利明に敗北を喫し、“高田総統の一騎討ち”という夢が破れてしまった坂田亘が、行方をくらましてしまったのである。エースの失踪に動揺が隠せないハッスル軍。

そして、数日後。目撃情報をもとに、ハッスル軍が河原を捜索していると……! 都内某所の河原で、ワラに包まる坂田を発見! 心配したハッスル軍はただちに坂田を運び出そうとするも、これに坂田が猛反発!

坂田よ、一体お前は何がやりたいんだ? いま、ハッスル軍の結束は揺らぎ、その存在意義が問われ始めている。


ここで、場内ビジョンに映し出されたのは、試合前のハッスル軍控室だ! 寂しそうな表情を浮かべながら控室に入ってきた\(^o^)/チエは、「探したけど、坂田さん、やっぱり来てない!」と、出撃準備を整えるTAJIRI&KUSHIDAに報告。これに対して、TAJIRIは「もう、これ以上待ってても仕方がないから二人で行くか!」と、坂田不在のまま試合に臨むことを決断する。すると、チエは「でも、このままじゃ2vs3になっちゃいますよ! 長尾のバカッ! こんなときに辞めやがって!!」とやり場のない怒りをぶつけたところで、KUSHIDAが「待ってください。坂田さんは、仲間を見捨てるよな無責任な人じゃないですよ。きっといま、会場のどこかにいて、僕らが困ったときに助けてくれますよ!」と、二人を励ます。

ところが、「あんな腐った男、どうだっていいよ」と吐き捨てたTAJIRIは、「まあ、メンバーが揃わないのは、こっちの責任だから。メインは、二人で闘うしかないよ」とつぶやくと、ハッスル軍はさっそく作戦会議へ! すると、このやり取りの一部始終をこっそり覗き見している男の姿が! なんとこの男の正体は、坂田……ではなく、モンスター軍の小路二等兵だ!

そして、映像は切り替わって、今度は試合前のモンスター軍基地が映し出される。ここで特命係長 島田工作員が「司令長官、アホの坂田は、結局、戻って来たんですかね?」とアン・ジョー司令長官に尋ねると、「さあ……」と素っ気ない返事をするアン。どうやら、アンは坂田の不在よりも、高田総統に忠誠を誓っていないゼウスとタッグを組むことに納得がいかないようだ。これに対して、基地に現われた“モンスターK”川田利明は、「小さいこと気にすんなよ。ゼウスは、ああ見えていい奴だぜ。親父の命の恩人だしな」とアンを説得すると、すかさず「命の恩人は私だよ!! 私が助けなかったら、お前の親父は完全にポックリ逝ってたぞ!」と、会話に割って入って来たのが、高田総統だ!

すると、さらにその輪のなかに、先ほどハッスル軍で覗き見をしていた小路が到着! 小路は「総統! アホの坂田は、やっぱり会場に来ていないようです」と高田総統に報告すると、これを受けて高田総統は「そうか。ならば、メインのカードは……」と切り出したところで、アンが「総統! それなら、ミーはこの試合、辞退させていただきます。ゼウスとタッグを組むのは、どうも腑に落ちないんデース」と猛アピール! このアンのアピールに対して、高田総統は「まっ、相手は変態と小僧だ。わざわざ3vs2でやる必要もあるまい」と了承すると、メインをタッグマッチに変更! この決定に川田は、「坂田の野郎……尻尾を巻いて逃げやがったな! 総統! あいつは、今後、出入り禁止にしましょう!」と、高田総統に坂田のハッスル追放を提案すると、高田総統は「まったくだな」と、不敵な笑みを浮かべたのだった。

閉じるゼウスに対して血気にはやるKUSHIDAを押さえて、先発はTAJIRIの登場だ。まずはパワーを誇示するゼウスに対して、TAJIRIは蹴り技で対抗。ゼウスの左足にローキックを叩き込むと、マフラーホールドからボーアンドアローの集中攻撃だ。さらにゼウスのチョップ攻撃、エルボードロップをことごとくかわして、リードしてみせた。続いてKUSHIDAはエキサイトしながらゼウスを攻撃。しかし、気合いが空回りしているようで、全く攻撃になってない。ここで再びTAJIRIにタッチ。モンスター軍も川田の登場だ。まずはグラウンドの攻防を繰り広げる両雄。この中で川田がアームロックを極めかけ、一歩リードしてみせる。さらにスピンキックを食らわした川田は悠々とゼウスにタッチだ。タッチを受けたゼウスは強烈なチョップを食らわせるものの、TAJIRIとKUSHIDAの連係プレーの前に捕まる。だが、持ち前のパワーであっという間に挽回。TAJIRI&KUSHIDAをダブルラリアットで蹴散らすと、KUSHIDAにはハンマーパンチを食らわせていく。しつこいKUSHIDAのヘッドロックも強引なバックドロップで外してみせた。川田からも蹴りを食らったKUSHIDAだが、TAJIRIの要求を無視してタッチに応じない。がむしゃらなビンタ攻撃で川田に立ち向かっていく。しかし、川田の牙城は固い。強烈なキック攻撃の前に為す術なしだ。続くゼウスにもフルネルソンに捕まりぶん回されたKUSHIDA。さらにチョップ攻撃、コーナースプラッシュ、ラリアットと連続で被弾。川田からもキックとチョップのコンビネーション攻撃を食らい続けて、グロッキー気味だ。足下も覚束ないKUSHIDAを川田は逆片エビ固めに捕獲。しかし、KUSHIDAも気力を振り絞ってロープエスケープだ。ならばと川田は再び逆片エビ固め。ここはTAJIRIがカットに入り、ようやくKUSHIDAもタッチした。川田もここでゼウスにタッチ。TAJIRIはハンドスプリング式のエルボーアタックをゼウスに叩き込むと、パワーボムをDDTで切り返す。そして、タランチュラでいたぶってから、後ろ回し蹴りだ。さらにゼウスに抱え上げられると、ここでもリバースDDTのように切り返してゼウスの頭部をマットに叩き付ける。そして、今度はKUSHIDAが出てきて超新星プレスだ。だが、ゼウスも屈しない。すぐさま復活すると、TAJIRIをリフトアップスラムで叩き付ける。川田がTAJIRIをリング外に追いやると、最後はゼウスがKUSHIDAにぶっこ抜きのブレーンバスター! もはやKUSHIDAに返す力も残っておらず、ハッスル軍が敗戦を喫した。



試合後、グロッキー状態のハッスル軍。と、ここで「おい、ハッスル軍! そろそろおしまいか?」という声が! すると場内に『威風堂々』が鳴り響き、ステージから姿を現わしたのは高田総統だ!!


セミハッスル

5分17秒 ℃潰し

今年一年、パパ、グレート・ムタに会うためにモンスター軍を離脱し、ひとり、旅を続けてきたボノちゃん。優勝すればなんでも願いが叶う『ハッスルGP2008』では、パパに会う絶好のチャンスだった。しかし、準決勝で敗れ、夢ははかなくも散ってしまう……。

ボノちゃんは、いま、ゴールが見えなくなっている。先の見えない不安をリング上で爆発させるも、フラストレーションは溜まる一方……。思えば、パパに初めて会ったのは昨年の大晦日。パパが住むのは、遠い、遠い魔界。ボノちゃんがいくら叫ぼうと、その声はパパのもとには届かないのか?

閉じるボノちゃん部屋のテーマ曲が鳴る中、なんと南側の席にシルバがこっそりと登場。ボノちゃんとあーちゃんが姿を現すと、いきなり襲撃だ! シルバはボノちゃんをエントランスへと連行。物販コーナーの前で浴衣姿のボノちゃんを叩きのめしている。一方、シルバの襲撃からは逃げおおせたあーちゃんだったが、モンスター℃の襲撃を受ける。あーちゃんは為す術なく、モンスター℃のCの字ストレッチを受けて悶絶だ。さらに帰ってきたシルバからもいたぶられるあーちゃん。ハンマーパンチ、ラリアットを受けてもはや虫の息だ。そして、ボノちゃんが帰ってきたところでシルバは恐怖のジャイアントプレスを発射! あーちゃんの体の上にシルバの巨体がのしかかる。しかし、ボノちゃんがそこに駆け込んできて、ランニングボディプレスを発射! あーちゃんごとシルバを潰すと、無理矢理あーちゃんを自軍のコーナーに連れ帰ってタッチした。そして、先程の鬱憤を晴らすかのように、ラリアットでシルバを場外に転落させる。そして、モンスター℃にコーナースプラッシュ、ボノちゃんフリップ、ドライビングエルボーを連続で食らわせると、トドメはランニングボディプレス! 怒濤の攻撃でモンスター軍に勝利した。



試合後、ボノちゃんはマイクを持つと、「ボノちゃんは分かってるよ。きっとパパは魔界でボノちゃんのことを見てるよ。だから、どんな逆境でもハッスルしてみせる! そして、魔界の扉を必ずこじ開けてみせるよ!」とアピール! 一方、シルバ、ボノちゃんの巨体に押し潰されてしまったあーちゃんはグロッキー状態で、まるで勝者とは思えない醜態を晒したのだった。


応援ボードコンテスト

すっかり後楽園大会の恒例イベントとなった『応援ボードコンテスト』が、今宵も開催! ということで、ハッスル中継の実況でおなじみの高橋大輔アナウンサーの進行のもと、場内の観客が一斉に応援ボードを掲げると、高田総統をはじめ、ジャイアント・シルバ、ザ・モンスター℃、TAJIRI、さらには高橋アナと同じくハッスル中継でおなじみの矢野武アナウンサーのボードや、「おい、島田! そのうち小路に抜かれるぞ!」という警告ボードまで、どれも渾身の力作ばかりだ!

そんななか、見事グランプリに輝いたのは、モンスター℃がCポーズをやっているボード(しかも、モンスター℃の手が可動する仕掛け付き!)を作ってくれた男の子に決定! 男の子には、豪華ハッスルグッズが進呈された。


第3ハッスル

4分48秒 反則

完全復活まであと一歩! “ミスタープロレス”天龍源一郎!

日本人レスラーで唯一、馬場&猪木から3カウントを奪うなど、日本マット界に数々の伝統を残してきた男。そんな天龍は、キャリア32年を迎えた今年、かつて経験したことのない大スランプに陥っていた。7月の『ハッスルGP2008』開幕戦、ボノとの試合でワキ腹を負傷。以来、特命係長 島田工作員の組む“嫌がらせマッチ”に連戦連敗。そこにかつての昇り龍はいなかった……。

かつての盟友・“侍”越中詩郎が天龍に奮起を促すも、ダメージは回復せず。ところが、天龍の愛娘、紋奈さんの「お父さん! 前に私に言ったでしょ! 今日、一生懸命生きられない奴に、明日を生きる資格はないって。自分ができてないじゃん! そんな情けない奴、私のお父さんじゃない!!」という叫びに、天龍はようやく発奮! 10・16後楽園大会では、気力を振り絞り、ひさしぶりの勝利をあげ、さらに続く10・26栃木大会では、パートナーの越中が不在のなか、1vs2のハンデキャップマッチにも見事勝利した。

あの頃の輝きを取り戻しつつある天龍。しかし! 天龍の引退を諦めきれない島田工作員は、最凶最悪のキラーカードを切ってきた!

“インドの猛虎”タイガー・ジェット・シン!

今年でデビュー44年。伝説のスーパーヒールは、いまもって健在! 今回は、息子のタイガー・ジェット・シンJrを伴っての参戦だ。まさに、龍虎相打つ今宵の一戦。円高、世界同時株安、経済不安……日本の中高生よ、世界のオヤジたちはこんなに元気だぞ!


すると、ここで場内ビジョンの映像が切り替わり、“WARRNING!”の文字が! その内容は、入場時に暴れ回るシンから身を防ぐための、観客への諸注意だ。はたして、壮絶バトル必至の猛虎対決の結末はいかに!?

閉じる先に入場してきたのは天龍&越中。リング上で気合い満々でシン親子を待ち受ける。そして、いよいよシン親子の入場だ。アン・ジョー之助、モンスターソルジャー、小路二等兵たちの護衛もものともせずに、今日も観客席で大暴れ。島田工作員はインド国旗を片手に、「インド! インド!」、「カレー! カレー!」と大はしゃぎだ。遂に業を煮やした天龍がシンを急襲! 観客席でイスを片手に大乱闘を始める。一方の越中もシンJrを襲撃。リングそっちのけで4人は場外で暴れ回る。しかし、こうなるとシンのペース。あっという間に天龍を叩きのめし、客から奪ったジャケットで首絞め攻撃を敢行だ。越中を捕まえたシンJrもリングに戻って、インド国旗を大きく振り回して勝ち誇る。だが、越中も引き下がらない。ケツ爆弾での反撃で、場内を大いに湧かせた。しかし、すぐさま親父のシンが救出に駆け付ける。そして、越中を捕まえるとシンJrとダブルのコブラクローだ。ここで息を吹き返した天龍がカットに入る。シンに対して、怒りのグーパンチを連発すると、延髄斬りで遂にシンの動きを止めた。さらに越中もケツ爆弾をシンに叩き込むと、天龍はトドメのパワーボムの体勢に。ところが、ここでシンJrがカット。その隙に凶器を取り出したシンは天龍、越中のノドを突き、止めに入った野口レフェリーにまで一撃! 結局、シン親子の反則負けとなってしまった。


試合後、マイクを持った島田は「おい、クソジジイ! 茨城で俺らのジャイアント・シルバがお前らを棺おけ行きにしてやるから、覚えておけってってって!」と“やるって節”で天龍&越中を挑発! これに対して、怒った越中が島田に向かって行くと、島田は一目散に逃げ去って行った。怒りが収まらない越中は、「おい、ふざけんなコラ! いいか、水戸で倍返しにしてやる! 倍返しだ、オイ!」と、モンスター軍へのリベンジをアピール! さらに、天龍も越中に続いてマイクを持つと、「おい、島田! さっきから憎まれ口を叩きやがって! 天龍源一郎はまだまだ死なねえぞ! 絶対に追い詰めてやるからな! やってやるって!!」と越中のお株を奪う“やるって節”でアピールだ! すると、これに越中は触発されたのか、観客からのアンコールを受け、「やってやるって!」と高らかに“やるって節”を轟かせたのだった。


第2ハッスル

7分4秒 ニセ69ドライバー

スーパーHG、最大の危機!? 続・背中に浮かびし悪魔の紋様!!

もはや言うまでもないが、ハードゲイ、HGは改造人間である。
高田モンスター軍の策略にはまり拉致されたHGは、モンスター軍最高医局長のドクター中松によって、改造手術を施されてしまった。

ところが間一髪、最後の仕上げである脳の改造手術の前にHGは脱走に成功! さらに、ハッスル軍専属の天才医学博士、ドクターKこと木下博勝氏の手による再改造手術を受け、新ヒーロー・スーパーHGへと変身する新たな力を手に入れた!

以降、裏切り者を許さない高田総統は、HGを抹殺せんと続々と刺客を送り込むも、HGはこれまた次々と撃破! さらに、HGを師匠と慕う、行きつけの喫茶店『ともだち』のアルバイト店員・朱里という新たな味方も参戦。空手ガール、略してKGのリングネームで、朱里は10・26栃木大会でデビュー戦を迎え、勝利に貢献する活躍を見せたのだった。ところが、試合後、スーパーHGに変身するたびに刻々と変化を遂げていた背中のモンスターマークが、突如ナゾの発熱! HGは、原因不明の体調不良に陥り、残念ながら11月シリーズの欠場が発表されたのだ。

残されたのは、リングでもお笑いでも“HGの寄生虫”であるRGと、デビュー1ヶ月の新人KG。HGを欠いた絶対的ピンチの二人に、モンスター軍の魔の手が忍び寄る……。


すると、ここで場内ビジョンの映像が切り替わり、レイザーラモン行きつけの喫茶店『ともだち』が映し出される。どうやら、大会3日前の様子のようだ。そして、店内には、携帯をいじるRGの姿が! RGは、「HG、アイツ、ホンマは仮病してるんとちゃうか?」とため息まじり呟きながら、「おーい、朱里ちゃん! コーヒーまだ!?」と、朱里ことKGを呼び寄せる。

ここで、KGは、HGにあらぬ疑いをかけているRGに対して怒っているのか、RGの前にコーヒーカップをドンッと乱暴に置くと、コーヒーカップのなかには、なんとコーヒー豆が! すかさずRGは「そうそうこの店は粗引き豆が自慢でって、おい! 粗引きすぎるやんけ!!」とノリツッコミをすると、「なんやねんカリカリして! 今度の後楽園は記念すべきRGとKGの初タッグ。仲良うしていこうや!」と、KGのご機嫌を伺う。

これに対して、「HGさんもいないのに、どうしてそんなに余裕があるんですか?」と、真っ当な意見をぶつけるKG。すると、RGは「そんなん言うたって、おらんもんは仕方ないやろ!」と逆ギレすると、「いざとなったら、俺が全力で逃げる間、お前が盾となってくれ!」と、自分だけ逃げることを考えるという、なんとも情けない有り様だ。この二人のやり取りに、「こら! 試合前からケンカしてどないすんねんな」と仲裁に入ってきたのが、喫茶店のマスターである“ほんこんのおやっさん”だ!

おやっさんは、「お前ら、HGがいなくて不安なんやろ?」と話を切り出すと、「実はな、わしが香港に住んでたころの知り合いに、こんなやつおんねん」と言って、一枚の名刺をRGに差し出す。差し出された名刺には、“探偵 アラン黒木”の文字が……。続けて、おやっさんは「かつて香港中のマフィアを恐怖に陥れたことから、ついた異名は“九龍の鬼”、クーロンキー、しかしその正体はあくまでもナゾ。あるときは殺し屋、あるときはビジネスマン、そしてまたあるときはメキシコ帰りのプロレスラー、“100の顔を持つ男”として、世界中を渡り歩いてきとんねん」とアラン黒木についての語り出すと、「ちょうどいま日本に帰ってきてるんやけど、なんやったら助っ人として後楽園に呼んだろか?」と、RGに提案する。

ところが、このおやっさんの好意に対して、RGは名刺を放り投げると「YO、YO、YO! 余計なお世話ですYO! そんなどこの馬の骨か分からん奴の力を借りんでも、KGと二人でモンスター軍をバッチコーイしてやりますYO! よっしゃ、KG! そろそろ道場に行こか!」と、KGを連れてお店を出て行ってしまった。

威勢良く店を出て行った二人を見送るおやっさん。すると、いつの間にか、店のカウンターに、白いスーツ姿の男が登場! 突然の登場に驚きの表情を見せるおやっさんは、「おお! 黒木君、いつの間にかおったんや? 話、聞いとったんか?」と尋ねると、白いスーツ姿のアラン黒木は、ニヒルに微笑むのだった……。

閉じる今日も大人気のニセHGにRGが対抗。まずは「フォフォフォ、フォー!」とポーズを決めるが、会場からは大ブーイングが発生だ。一方のニセHGが重低音の声で「ニセモノ、フォー!」とポーズを決めると、観客も重低音の声で掛け声を返す。業を煮やしたRGがニセHGがポーズを決めようとした時に攻撃すると、「帰れ」コールまで発生する始末だ。人気を取られたRGはガムシャラに攻め立て、なんとかニセHGをテイクダウンすることに成功。一度はかけ方を間違えながらもリバースのインディアンデスロックの体勢に入る。そして、観客に「猪木!」コールを要求だ。しかし、観客はこれに対してブーイングで応答。全く相手にされないRGは、ニセHGに足の力でインディアンデスロックも振りほどかれてしまった。続く人狼にもレスリング技で翻弄されるRG。なんとかヘッドシザースで一矢報いてKGにタッチだ。期待のKGは空手技を次々と人狼に炸裂させていく。そして、珍しい固め技で人狼を捕らえると、救出に出てきたニセHGも蹴りで撃退する大活躍だ。ところが、この人気に嫉妬したのか、RGが無理矢理タッチ。魚雷式のボディアタックを人狼&ニセHGに炸裂させていく。だが、反撃が続くわけもなくモンスター軍の二人にすぐさま捕獲されると、ダブルのアトミックドロップを被弾。二人に尻にヒザを突き立てられたRGは思いっきり吹っ飛ぶとロープに激突。さらに跳ね返って、その後も数回にわたって連続でアトミックドロップを食らってしまった。そして、最後はニセHGのニセ69ドライバーに捕まり万事休す。RGはニセHGの股間の下で、3カウントを聞いたのだった。


試合後、勝利をあげたにも関わらず、なおもKGに攻撃を加えるモンスター軍。すると、白いスーツ姿のアラン黒木が颯爽とリングイン! 瞬く間に、アラン黒木はモンスター軍の面々を蹴散らすと、すかさずマイクを持ったニセHGが、「オイ! ニセ、ニセーイ……あなた、一体何者なんですか〜? 私は、ニセモノですけど、この怒りはホンモノですよ〜」と、怒りで魅惑の低音ボイスを震わせる。これに対して、黒木は「まあ、名乗るほどのもんじゃないけどよ、誰が呼んだか、でしゃばりのおせっかい探偵、アラン黒木とは……俺のことだ!」と、帽子を取ってカッコ良く決めポーズ! すると、ニセHGは、「ニセ、ニセ〜イ、その態度、いちいち鼻につきますね〜。いいでしょう。我がモンスター軍に刃向かった……盾突いたからには、その恐しさをそのカラダにビッチリ叩き込みますよ〜。覚悟しておいてくださ〜い! ニセモノでした〜」と言い残し、去って行ったのだった。

ピンチを救ってくれた黒木に対して、お礼を言うKG。ところがRGは、「あなた……黒木さんじゃなくて……マグナムTOKYOさんじゃないですか!?」と、黒木を問い詰める。これに対して、黒木は「チッチッチ……」とカッコ良く否定すると、「まあ、確かに、ひと昔前に、マグナムTOKYOなんて呼ばれていたこともあったけど、俺は、“100の顔を持つ男”、九龍の鬼、クーロンキー、アラン黒木さ」と自己紹介するも、すかさずRGから「何回、黒木って言うんですか!」というツッコミが入る。

するとここで、KGは二人の間に割って入ると、黒木に向かって「黒木さん! HGさんもいないし、この人(RG)も使えないし! どうか、私たちに力を貸してください!」と懇願! これに対して、黒木は「女の涙にノーと言うほど野暮じゃねえ。いいだろう! 力になってやるよ! 困ったことがあったらいつでも呼びな! アラン黒木がいつでも駆けつけるぜ!」と快諾すると、「アディオス!!」と言い残し、颯爽と去って行ったのだった。はたして、“100の顔を持つ九龍の鬼”アラン黒木は、RG&KGの救世主となるのか!?


第1ハッスル

モンスター・ソルジャー

\(^o^)/チエ×

5分14秒 片エビ固め

場内ビジョンには、モンスター軍基地が映し出され、特命係長 島田工作員とアン・ジョー司令長官が何やら話しこんでいるようだ。島田は「いや〜、司令長官。今年の年末も忙しくなりそうですねえ」とさっそく年末の話題を切り出すと、アンは「ミーは2倍忙しいですからね。それはそうと、先月のGP決勝戦。良かったデスネ〜。あの感動が、頭から離れませんヨ……」と感慨に浸る。これを受けて、島田が「あのボルトとロベルトのくだりは、余計だったんじゃないですか?」とチクリ。これに対して、アンは「何を言ってるんデスカ。あれがあったからの感動なんデスヨ!」と、すかさず反論だ! するとここで、「いつまでも栃木の余韻に浸っているんじゃないよ!」と言って、現われたのは高田総統だ!

高田総統は、二人に向かって「モンスターKの奴、両親まで呼びやがって。あの親父を観ていると、こっちがヒヤヒヤするんだよ!」とチクリ。さらに、「今日はタイガー・ジェット・シンも来ているからな。また、客席で倒れんよう注意しておけ。言っておくが、二度も助けんからな」とピシャリだ! 続けて、高田総統は「ところでだ。年末に向け、我がモンスター軍は血の入れ替えを行なっていくぞ! 前回であの役立たずのサップをクビにしてやったが、貴様らも油断するなよ!」と島田&アンにはっぱをかけると、一瞬にして基地内はピリピリしたムードに。

ここで、高田総統は「サップの代わりというわけではないが、今回から新たにこいつを投入する! おい、準備はできたか?」と小路二等兵に確認すると、小路が奥から連れ出してきたのは、すっぽりとマントを全身に被った謎のモンスターだ! アンの説明によると、高田総統の命令で、社会に潜む危険分子を捕獲しては、モンスターに改造する極秘活動を行なっていたらしく、そのなかでもこの謎のモンスターは、特に有望だったとのことだが……。すると、高田総統は、この謎のモンスターを第1ハッスルのセコンドに付け、闘いの現場を観せるよう、小路に指示。さらに、高田総統は、この謎のモンスターを“血鶴”と命名。そして、「今日から私のしもべとして、新たな人生を生きるのだ」と言葉をかけ、ビターンで送り出したのだった。

閉じるソルジャーと共に入場してくるのは島田工作員、そして小路二等兵が謎のモンスター“血鶴”だ。この謎のモンスターは不気味な白い覆面を被り、白地に血しぶきが飛び散ったようなドレスを着ている。手は鎖で繋がれている。正体は女か? かなりの長身だ。試合が始まると、チエが得意のアマレス技でソルジャーをリード。ローリング、飛行機投げを次々と決めて、ケサ固めでソルジャーを絞り上げる。パワーによるソルジャーの反撃もものともせず、トップロープの反動を利用してのアームドラッグを決めてみせた。そして、コーナーでソルジャーを倒すと、「バンザ〜イ!」と叫んでのリバーススプラッシュだ。しかし、リング下にいる血鶴の様子が急変する。急にうなり始めると、チエに向かって敵意を剥き出しにし始めたのだ。思わず気を取られたチエ。その隙にソルジャーが反撃だ。かかえ込み式のバックドロップで叩き付けると、片羽締めで絞り上げる。チエはこれに対して、カウンターのスピアーで反撃。さらにソルジャーを持ち上げると、みちのくドライバーのようにマットに叩き付ける。ところが、ここで血鶴がまたもエキサイトし始めた。驚いたチエは血鶴のほうを向く。しかし、この隙にソルジャーのイス攻撃がチエに炸裂! 最後はイスの上にDDTを食らったチエはあえなく撃沈。無念の3カウントを奪われてしまった。

試合後、血鶴は雄叫びを上げながらバラの花束でチエを殴打! すると島田が、マイクを持ち「おい! バンザイ! 残念だったな!! そう言えば、でくの坊の長尾が辞めたらしいな。ハッスル軍の若手は、本当に雑魚ばっかりだな!」と罵倒すると、「それに比べて我がモンスター軍は、新戦力は……フォー! 明るい未来だ!! いいか、お前ら! こいつが、総統のビターンによって誕生した新モンスター“血鶴”だ!」と血鶴を観客に紹介。すると、血鶴が突然怪しい動きで暴れ出す。ここで島田は、観客に向かって「おい、貴様ら! このマスクの下、観てみたいか?」とアピールすると、会場から「観せてー!」という声が飛ぶ。これを受けて、島田は「じゃあ、今から観せて……」ともったいなぶると、「(観せて)や〜らない! あさって水戸で観せてやるから、お前ら観に来い!」とアピール! 予測できた展開とはいえ、これには観客からも大ブーイングだ! さらに島田は、小路に対して、11・22茨城大会で血鶴とタッグを組み、KUSHIDA&チエと闘うことを指示し、去って行ったのだった。突如現われた、血鶴の実力はいかに!?


オープニング

場内暗転からスポットライトに照らされてリングに姿を現したのは、なんと10・26栃木大会にて大きな感動と涙を誘った主役のひとり、“モンスターK”川田利明の父親だ! 川田の母親が隣でフォローしながら、父親は「ハッスルファンのみなさま。いつも息子がお世話になっております、川田利明の父でございます」と挨拶をすると、まずは本日の対戦カードを発表!

すると、カード発表を終えたところで、川田が登場! すかさず川田は、「おい! 親父! おふくろ! なーに、勝手にリングに上がっちゃってるんだよ!! 観に来るとは聞いてたけど、リングに上がるなんて聞いてねえぞ!」と、はるばる栃木から上京してきた両親を一喝だ! ここで、川田と両親は向き合い、しばらく沈黙が続いた後、川田の父親が「利明〜っ!!」と、まるで10・26栃木大会での名場面が蘇ってくるかのごとく絶叫! ところが、川田はすかさず「利明じゃねえよ!!」と父親にツッコミを入れると、「親父はこの前、みんなに散々、迷惑をかけたんだからよ、とりあえずみんなに謝れよ」と言うと、川田の父親は「どうもすみませんでした!」と、潔く謝罪だ。

続けて、川田は「今日はさ、そのときのお礼と、俺のGP優勝を記念して、歌わせてもらおうと思ってんだけど……」と切り出すと、なんと父親に「一緒に歌おうぜ!」とデュエットを提案! そして、二人がセレクトした曲は、井上陽水&奥田民生のコラボで話題を呼んだヒット曲『ありがとう』だ! もちろん、川田親子オリジナルの替え歌バージョンである。

(二人)
♪ありがとう ありがとう 感謝しよう

(川田)
♪生き返ってくれてどうもありがとう
 育ててくれてどうもありがとう
 今日は来てくれてどうもありがとう。

(川田父)
♪助けてくれてどうもありがとう
 大きくなってくれてどうもありがとう
 応援してくれてどうもありがとう

(二人)
♪栃木の人 県外の人
 ファンの人 一見の人
 高田総統 モンスター軍
 みんなみんなありがとう

 ありがとう ありがとう 感謝して 感謝しよう
 ありがとう


川田親子がみんなに捧げる歌『ありがとう』を歌い終えると、場内は盛大な拍手と歓声に包まれる。そして、最後に川田は「俺は、親父に歌が似なくて良かったよ」とボヤいたところで、「それじゃ、今日もハッスルして行くぞーっ! ハッスル・ツアー in 後楽園、スタートだ!!」と開催宣言をし、オープニングを締めくくった。


オープニングムービー

今年もやってやるってって!!
すべての日本人に向け、ハッスルが真心を込めて贈る、スポーツエンターテインメントの集大成!
『ハッスル・マニア2008』!
12月30日火曜日、東京・有明コロシアムにて開催!!

さらに! 昨年に引き続き、12月31日、夜9時30分より2時間。テレビ東京系列にて、この大会の全国放送も決定! お祭りムード一色の昨年とは打って変わり、今年のテーマは、ズバリ!

『どんな逆境でも、人はハッスルできる!』

日本をハッスルさせるべく、今回はどんなサプライズが!? そして、どんな衝撃のクライマックスが!? 年末は、ライヴで、そしてテレビで、思いっきりハッスル納めをしてください!!

話は変わって、先月、こちらもクライマックスを迎えた『ハッスルGP2008』決勝戦。互いの夢をかけた一戦は、まさに死闘と呼ぶにふさわしい闘いに。地元ファンの声援を背に、攻勢を仕掛ける川田。ところが、リングサイドで息子の試合を見守っていた川田の父が、心臓の発作を起こし、救急車で搬送されるというアクシデントが発生! 動揺を隠せない川田に対し、ここぞとばかりに反撃に転じる坂田が、高田総統との一騎討ちに手が届きかけたと思いきや、最後は川田が執念のパワーボム! キング・オブ・ハッスラーの称号、そして念願だったCDデビューという夢を川田は手にした。

しかし、川田はCDデビューという夢よりも、父親の命が助かることを高田総統に懇願。そして、川田の願いを受け入れた高田総統のビターンによって、川田の父は九死に一生を得たのだった。

あなたにとって、本当の夢とはなんですか?
ハッスルが描く夢は、このリングを舞台に、日々、ハッスルして生きることの素晴らしさを伝えてゆくこと。いまこの時代、ハッスルとは、自分にできることを現実から逃げずに、一つ一つ確実に積み上げて行くことだと、われわれは思っています。

今日から開幕する11月2連戦。初上陸となる茨城大会は、県民のみなさんを巻き込んでお贈りする、“ザッツ・茨城・エンターテインメント”! 前回の栃木を超える、見なきゃ損する抱腹絶倒の展開に!

われわれは、今日からまた、新たな夢に向かって、そして年末のマニアに向かって、ハッスルして行きます。

『ハッスル・マニア2008』まで、あと……40日。


前説

「みなさん! こんばんは!! 恥ずかしながら戻ってまいりました!!」。なんと今回は、高田モンスター軍の小路二等兵による前説だ! 前回の10・16後楽園大会で行なった前説が大好評だったことから、野口レフェリーに「今回はひとりでやってみろ」と言われたという小路は、さっそく自己紹介を済ませると、“正しいハッスルの観戦方法”をレクチャー! 自ら音頭を取って、観客と一緒に、「総統」コール、ザ・モンスター℃の「C」コールの練習をする小路。

さらに勢いづいた小路は、“モンスターK”川田利明の地元凱旋に感銘を受けたようで、「次回のGP決勝戦は、ぜひ私の地元・富山で開催して欲しい! そして、そこで今度こそ優勝を果たしたい!!」と、興奮ぎみにぶちかますと、なんとこの日のために用意してきたという替え歌『TOYAMA』をアカペラで熱唱だ!

「♪高岡市、魚津、氷見、滑川、黒部、砺波市 ホタルイカ、チューリップ……」と気持ちよさそうに熱唱する小路だが、ここでハッスル軍のKUSHIDA&\(^o^)/チエが登場! すかさず、KUSHIDAが「おいおいおーい! ちょっといくらなんでも自由すぎるだろ!!」と、小路の歌にストップをかける。これに対して、「おい、男! おい、女! 小路二等兵リサイタルの邪魔をしないでください!」と、怒り心頭の小路だが、KUSHIDAから「違うだろ! この時間は、初めてハッスルに来たお客さんに、応援方法を説明する時間だろ!」とツッコミが入る。

小路をコーナーにどけ、自己紹介を済ませたKUSHIDA&チエは、「ハッスル軍の選手がピンチのときは、ぜひみなさんで大きな声でコールを。そして、モンスター軍が卑怯な手を使ったとき。特に、島田工作員がちょっかいを出したときなどは、大きな声でブーイングをお願いします!」と応援方法を伝え、小路に負けじとこちらも実践練習開始だ。

KUSHIDA&チエと観客とのやり取りを黙って見ていた小路だが、「もういいですか?」と割って入ると、会場でのマナーを注意して前説を締めくくったのだった。