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8月13日（木）、愛知・愛知県体育館で行なわれた新日本プロレス『G1 CLIMAX 2009』のAブロック公式戦で、TAJIRIが現IWGPヘビー級王者・棚橋弘至と対戦し、見事勝利を飾った。これにより通算成績を2勝3敗（勝ち点4）としたTAJIRIだったが、この時点で残念ながら予選突破への道が絶たれることとなってしまった。


【新日本プロレス『G1 CLIMAX 2009』】
★8/13（木）愛知・愛知県体育館
『G1 CLIMAX 2009』Aブロック公式戦
○TAJIRI（2勝3敗＝4点）
［18分03秒、バズソーキック→片エビ固め］
×棚橋弘至（2勝2敗1分＝5点）

“最愛の人”棚橋とついに一騎打ちを迎えたTAJIRI。試合序盤は、互いに巧みなグラウンドテクニックを披露し、一進一退の攻防を繰り広げる。ところが、TAJIRIが棚橋を場外戦に誘い出すと様相は一変。TAJIRIは鉄柱攻撃で棚橋を流血に追い込み、ここから一気に猛攻を仕掛ける。
TAJIRIの猛攻に、防戦一方の棚橋だったが、フライングフォーアームで反撃に転じると、ここから逆襲開始。しかし、TAJIRIも負けじと応戦し、激しい展開となる。
そして試合終盤、TAJIRIへの足攻めで勝負を仕掛けにきた棚橋は、TAJIRIの反撃をかわすと、スリングブレイドから必殺・ハイフライフローをTAJIRIの背中に投下！　さらに、とどめを刺そうと、棚橋はコーナーに駆け上がると再びハイフライフローへ！　ところが、これを間一髪のところでかわしたTAJIRIは、その勢いでレフェリーを場外へと突き飛ばす。
リング上がレフェリー不在となる中、TAJIRIは、回転エビ固め、さらにはダイヤル固めでフォールを奪いに行くと、棚橋は巧みな切り返しでこれを許さず。ところが、TAJIRIが一瞬のスキを突いて、棚橋の顔面めがけてグリーンミストを発射！　棚橋が悶絶してるところに、すかさずTAJIRIは、必殺・バズソーキックを炸裂させ、見事3カウントを奪取！　TAJIRIはリーグ戦2勝目をあげると共に、現IWGP王者から堂々のフォール勝ちを奪ったのだった。


※次戦予定
8/15（土）東京・両国国技館（試合開始 18:00）
『G1 CLIMAX 2009』Aブロック公式戦
TAJIRI vs 大森隆男

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