ハッスル通信

“キャプテン・ハッスル”小川直也、『カンフーハッスル』公開記者会見に乱入!!
ブーイングの中ハッスルポーズをきめた。

2004年11月1日

30日、六本木ヒルズで行われている東京国際映画祭でとんでもない大ハプニングが発生した。


『少林サッカー』で世界的大ヒットを記録してから2年、香港映画界のスーパースターである周星馳(チャウ・シンチー)が監督・製作・脚本・主演を務める本格カンフー映画、それが『カンフーハッスル』だ。来年1月15日からの日本公開に先駆けてアジア各国からマスコミが集まり約200名のファンも参加した公開記者会見の真っ最中、なんと“キャプテン・ハッスル”小川直也がギョロ目をひん剥いて乱入してきたのだ!!

ハッスル6翌日の記者会見で『カンフーハッスル』のポスターを見るやいなや、「誰に断ってハッスルって使ってんだよ!?」とビリビリに破り捨てた経緯がある。この日もチャウが壇上でフォトセッションを行っているところに「オイオイ、誰だ!? 勝手に『カンフーハッスル』を名乗ってるヤツは? あん!? お前かコノヤロー!?」と藤井軍鶏侍を率いて壇上に駆け上がった小川。チャウの目の前に立ってガナリまくる!! 「“ハッスル”はなぁ、オレのもんなんだよ!! チャウチャウだが何だか知らねえけど……。ナメてんじゃねえのか!?」さらにギョロ目をひん剥いた小川に、チャウはビビってたじろぎながら一歩も引かず!! ここでスタッフが2人を分けて、チャウは舞台裏へと下がっていく。

「ハッスルは私のものです!!」勝手にステージを占拠して気分良さげに堂々とアピールする小川に、集まったチャウのファンからは一斉にブーイング!! すっかりトサカに血が上った小川は「ブーイングが足りねえんだよ、バカヤロー!! ふざけんじゃねえぞ!!」とファン相手にも凄みまくり。まるでハッスルの会場における高田総統のようだ。

「オレはいつでもどこでもハッスルするんだよ!! ここでハッスルするぞ!!」とハッスルポーズを予告!! だが、いつもと違って聞こえてくるのは「ええ〜っ!?」という落胆の声とブーイングのみ!!

「オイ!! 『カンフーハッスル』は公開させねえからな!!」と捨てゼリフを吐くと「3、2、1、ハッスル!! ハッスル!!」と腰を振り、あっという間に去っていった。

小川が去った後、再びステージに戻ってきたチャウは、「もう、来ませんよね……!? 本気なのか冗談なのか分かりませんでした」とビビりながら、フォトセッションを再開。会見の最後には「誰にも邪魔されずに、日本で『カンフーハッスル』が公開されることを約束いたします」と誓った。

関連人物:“キャプテン・ハッスル”小川直也藤井軍鶏侍
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