ハッスル通信

TAJIRIがコーチ就任! 練習生マッスルは早くも出遅れ!?
両国デビューを目指し、サバイバル戦が本格スタート!!

2009年9月28日

9月28日(月)、都内・ハッスル道場にて記者会見が行なわれ、会見に出席したTAJIRIが、10・10『ハッスル・ジハード2009』(両国国技館)でのデビューを目指す練習生のコーチに就任したことを発表した。

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9・26『ハッスル・ツアー2009〜9.26 in KORAKUEN〜』(後楽園ホール)において、「ハッスルの今と未来のために、僕ができるアクションを日本のプロレス界に起こしていきたい」という理由で、10・10『ハッスル・ジハード2009』(両国国技館)で行なわれるRIKI軍団との対抗戦に参加しないことを表明したTAJIRIが早くも動き出した!

この日行なわれた会見に、練習生と共に姿を現わしたTAJIRIは、10・10『ハッスル・ジハード2009』(両国国技館)でのデビューを目指す練習生のコーチに就任したことを発表! これまでハッスルでは、KUSHIDA、\(^o^)/チエを育て上げ、名伯楽としても知られるTAJIRIだが、ひさびさとなる新人育成、そして“ハッスルの今と未来のため”に気合い十分だ。

ところが、TAJIRIコーチ就任の初日から早くも問題が勃発! なんと5名いた練習生の内の1名が早くも離脱してしまったことが、同じ練習生のマッスル坂井の口から明かされたのだ! なんでも離脱してしまった練習生は、坂井曰く「エンターテインメント系の団体に移籍してしまった」とのこと。さらに、坂井の話によれば、その離脱した練習生は、9・26後楽園大会でハードヒット系の試合スタイルが多かったことから、それまで思い描いたハッスルのイメージとのギャップを感じ、“もっと面白おかしい”道へと進みたい旨を坂井に相談してきたようで、坂井は引き止めを試みたものの、その練習生の決意は固かったようだ。

まさかの報告に、TAJIRIは「まあ、しょうがない。ハッスルのスタンスとしては、去る者は追わずだから」と冷静に語ると、「仲間がひとりいなくなっちゃっけど、これは君たちにとってはチャンスだから、この状況をポジティブに考えて」と練習生4名にゲキを飛ばし、さっそく公開練習がスタート! TAJIRIによる指導のもと、リング上では基礎トレーニングが行なわれ、練習生たちが前転、倒立前転、ブリッジなどをこなしていく。

ところが、難なくこなす他の練習生と違い、動きが明らかに悪い坂井は、練習開始から間もなくすでに汗ビッショリ。さらに、坂井は、立った状態からブリッジへと移行する動作において後頭部をしたたかにマットに打ち付けてしまうなど、これにはコーチのTAJIRIも「ちゃんと練習やってるの? ダメだな」とあきれ顔だ。

あまりにもふがいない坂井に、TAJIRIは「気持ちの問題だね。マッスルは気合いが足りない」とダメ出しすると、「じゃあ、気合いを入れるために、ひと特訓しよう!」と特訓指令! すぐさま、練習生のひとりに竹刀を用意させたTAJIRIはそれを手に持つと、集まった報道陣に向かって「すみません。ここからは人様にお見せできない厳しいことをやりますので、会見はここで終了とさせていただきます」と告げ、報道陣をシャットアウト。報道陣が閉め出されてしまった道場内からは、TAJIRIの怒声&竹刀で叩く音と、坂井の悲鳴が響き渡っていたのだった……。

練習生の離脱に、劣等生・坂井のダメっぷりと、TAJIRIコーチにとっては前途多難なスタートとなってしまった練習初日。はたして、ライバルとのサバイバルマッチを制し、両国デビューという夢切符を掴むのは一体誰なのか!? そして、早くも出遅れた坂井は巻き返すことができるのか!? ハッスルの未来へと走り出した、TAJIRIと練習生4名に今後も注目だ!

関連大会:ハッスル・ジハード 2009
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