ハッスル通信

眞鍋かをり、ハッスル親善大使に就任
海川ひとみは『ハッスル・マニア』でプロレスデビュー決定!

2006年11月9日

 11月9日(木)都内某所にて、11月23日(祝・木)に横浜アリーナで開催される『KYORAKU presents ハッスル・マニア2006』の記者会見が行われた。会見には、坂田GMW、『ハッスル・マニア2006』で解説を務め、「ハッスル親善大使」に就任した眞鍋かをり、グラビアアイドルで「ハッスルバックアッパーズ」の浜田翔子、海川ひとみが出席した。『ハッスル・マニア2006』に向け一人一人意気込みを語る中、海川はプロレスラーになる決意を表明。突然のこの後輩の行動に対して、眞鍋は……。

再生する


 去年の『ハッスル・マニア2005』にはHG、和泉流二十世宗家・和泉元彌と大物芸能人が大挙して参戦。今年は去年以上の大物が参戦することに!
 このニュースをかぎつけ、集まった報道陣は会場から溢れんばかり。会見の席についた坂田GMWは「日々、人の不幸を追い回し、心のすさんでいるマスコミ諸君」(坂田GMW)に対し、「今日は爽やかなニュースをお届けしよう」と趣旨を説明。芸能界、特にグラビア系に幅広い人脈を持つ坂田GMWは、「本日この美女三人に色々と協力してもらうことになった」と経緯を説明。「彼女たちの使命はただ一つ。ハッスルというイベントをよりメジャーにしてもらうためにファンサービスしてもらう。大いに期待してくれ」と眞鍋、浜田、海川の3人に期待を寄せた。
 そして「ハッスル親善大使」に就任したタレント・眞鍋かをりは「何度かこの肉眼でハッスルを見たことがあります。ハッスルをまだ知らない人にも見てもらって、これからハッスルに染まった人を増やしていこうと思います」と意気込みを語った。
 そして、9月からスカパー!(スカイパーフェクTV!)でのハッスルの解説を務めている「ハッスル・バックアッパーズ」の浜田は「プロレスは良くわからなかったんですが、ハッスルは生で見て面白いし、ビックリするぐらい色々と衝撃があって、はまってしまいました。同世代の方たちにもハッスルを知ってもらいたくって、これからどんどんハッスルをアピールしていけたらいいなと思います」とかわいらしくアピール。
 続いて海川は、浜田と同じくハッスルへの思いを語るのかと思いきや……「私はハッスルで試合がしたいです!」と衝撃発言! ハッスルのリングで、HG、RGなどの芸能人が実際に闘っているのを見て「こうやって人を感動させることが出来るんだ」と衝撃を受けたことを明かす。
 テレビやグラビアの仕事量で先輩の眞鍋や同事務所の浜田には、到底かなわないと感じていた海川。ハッスル実況をさせてもらっていくうちに「私も実際にあの場所に立ち、闘いを通して自分を表現出来ればな」という気持ちがどんどん強くなっていった。
 突然の海川の発言に対し、先輩の眞鍋は口アングリ。坂田GMWも一瞬返答をためらってしまい、動揺を隠しきれない。
「お願いします!」と何度も連呼する海川に対し、眞鍋は「先輩として凄く心配です。惨めな姿をさらすようなことは絶対にしてほしくないですし……」。

 体と体のぶつかり合いを実況席で見ている眞鍋だけに心配で仕方がない様子だ。「まずやることをやって、周りの人を納得させられるのが出来ればいいんじゃないかと思う」と後輩にアドバイスした。
 先輩の前向きな返答でちょっと安心した感のある海川は、坂田に向け頭を下げる。「一生懸命やります!」
「いくらなんでも試合はなあ……」と困惑する坂田はそのまま座り、何も返答はしなかった。
 会見も無事に終わり、質疑応答にさしかかろうとしたその時、坂田GMWは「ちょっと待て!」と、加藤(A)GM代行の仕切りをストップ!
「おまえ、さっき本当に試合やりたいって言ったな? 本気か? そんな甘いところじゃないぞ」と念を押す坂田GMW。
「私、今仕事があまりないので、練習時間に死ぬほど費やしたいと思います」と海川は必死にアピール。会見前には、所属する事務所の社長にも、自分の気持ちを伝えておりGOサインは出ているとか。
「本気なんだな?」ファイナル・アンサーを出す坂田GMW。そして次の瞬間、坂田GMWの口から出た答えとは……。
「よし! 『ハッスル・マニア』でデビュー決定だ!」
 会場にいたホテルの従業員も、加藤(A)GM代行も、眞鍋かをりも、マスコミも、老若男女問わず誰もがビビッてたじろいだ瞬間だった。それ以上に驚きを隠し切れなかったのは当の本人だ。
「本当ですか!? やったっ!」海川は思わず隣にいた浜田と大はしゃぎ。
「本当にデビューさせるんですか??」耳を疑ってしまった眞鍋。
「何か問題あるんですか?」と男・坂田に二言なし。「彼女は本気の目をしていました。先輩方もバックアップしてください」そういった坂田は自分の決断に自信を見せた。
 海川は身長160cm、バスト83cm、ウエスト57cm、ヒップ82cmのナイスボディを武器に、数々のDVDや写真集で世の中の男性をKOしてきてはいるものの、スポーツ歴は皆無に等しい。海川のデビュー戦は一体どうなる? 『ハッスル・マニア2006』まであと2週間と迫った。海川の今後に目を離すな! 以下はマスコミ陣との質疑応答。

――プロレスデビューが決まりましたが、海川さんの心境は?

海川 どうなるか全然わからないですけど、でもせっかく坂田GMのOKが出たので、本当に死ぬ気で精一杯頑張っていきたいと思います。

――ハッスルにはカイヤやニューリン様とたくさん女性陣がいますが、対戦したい相手は?

海川 まだ全然考えてませんけど、リングの上で一番輝けるようになりたいです。

――眞鍋さんにお伺いします。今の心境は?

眞鍋 ビックリしました。実際にハッスルの試合を見ていて相当きつい条件の試合も見ましたし、死ぬほど大変だなと思います。凄く心配ですが、若いときの情熱というのは、周りがどう言っても止められないと思うので、「やりたい」というんだったら自分の責任でやってもらいます。今日から私は見守ることしか出来ませんが、出来る限りのことをしたいと思います。

――どんなサポートをしていく? 具体的には?

眞鍋 そうですね。具体的にはまだ……

(遮って)

坂田 おい! そういった事務的な質問は今されても困るんだよ! 政治的な問題とか色々あるんだよ! 考えろ! 

――6月の『ハッスル・エイド2006』を見て、眞鍋さんは「プロレスデビューしたい」と言ってたが?

眞鍋 今のところ後輩の参戦に驚いてるところなので、自分はまだ何とも言えません。今のところそういうつもりはないのですが、(高田総統の)ビターンを食らってしまえば可能性はあるのかなと。

(ここからは会見後の囲み取材)

――まず改めて意気込みを。

海川 私は名古屋から出てきて、何か頑張りたいと思っていました。ハッスルを近くで見させていただいて凄く感動したので、私も一人の女の子として、ずっとデビューしたいと思っていたので今日は凄く嬉しいです!

――参戦を決めた理由は?

海川 私も眞鍋先輩や浜翔ちゃんみたいに“何か”欲しいなと思って、自分に何が出来るんだろうと思ってました。ハッスルを見た瞬間に時めいて、「これだっ! これしかない!」って。私は精一杯、自分の出せる力を振り絞ってハッスルで頑張っていきたいと思います。

――格闘技の経験は? またスポーツ経験とか?

海川 格闘技経験は全くないです。スポーツはソフトボールをちょっと小学生の時にやったぐらいです。そんな私がどこまで出来るのかを自分でも挑戦したいと思います。

――気になるのはグラビアアイドルだけにコスチュームが気になるが、どういうのを考えている?

海川 まだ全然考えてないです。そうですよね、コスチュームもあるんですよね?

――ビキニも考えている?

海川 せっかくグラビアアイドルもやってるので露出度を高めにやりたいと思います。

――もし試合中に脱がされたら?

海川 どうしましょう……。

坂田GMW そんなことあるわけねぇだろう!

眞鍋 いや、それも覚悟でやっていただかないと!

海川 先輩、厳しいです! 頑張ります!

――事務所の後輩がハッスルでデビューするがどう?

眞鍋 先輩として見ると正直無謀な挑戦だと思いますが、彼女の直感でやりたいと決めたことですから。周りが止めさせるよりも、一回ボロボロになってもまずやってみろと。その中で学ぶことがあるんじゃないかと、ここは厳しく見守りたいと思います。

――ハッスルにはニューリン様やカイヤさんと芸能人の先輩がいるが?

眞鍋 カイヤさんもニューリン様も強いです。強さだけでなく、魅力の部分でも物凄く私も引き付けらたので、その部分でも負けて欲しくない。色んな部分で自分を磨いて欲しいですね。

――海川さんが無様な試合をすることになったら、解説席にいる眞鍋さんが急遽参戦することも?

眞鍋 実際に見ててそうなってしまえば、仕方ないと思います。私の情熱に任せてみます。

――浜田さんはどう?

浜田 一緒に解説をやらせてもらってたんで、海川さんのデビューが決まってビックリしちゃいました。凄い真剣な海川さんだったので応援するしかないなと。ショコタン(自分)も負けてられないですね。

―― 一緒に出てみたい?

浜田 そういう(思い)のはちょっとありますけど、海川さんの様子を見てから……

眞鍋 様子を見てから!? ぜひ参戦してもらいたいですね。

――海川さんの対戦相手が気になりますが、誰を当てる?

坂田GMW 彼女の瞳の奥から危機迫るものを感じたし、インスピレーションで決めたが、そこまで頭は回っていない。ただこの1週間で決めていかないといけないところはある。そこまで具体的なことは言えない。

――前回GM総選挙のときに“えい子参戦”を公約として掲げてましたが、対戦相手にあのえい子さんも考えられる?

坂田GMW 今日はその質問はなしだな。今日はその発表じゃない。時がくれば。

――対戦相手があのえい子さんだったらどう?

眞鍋 そうなった場合でも、うちの海川を応援してもらわないと困りますね。その辺も強くお願いします。

――えい子さんと眞鍋さんの対決もありえる?

眞鍋 当然絡まないと思います(笑)。

坂田GMW ちょっと話が飛躍しすぎだな! 戻そう、本題の方に。

――眞鍋さんから見て、海川さんはどう?

眞鍋 やれそうな感じはします。

坂田GMW 体つきは華奢だけど、20年間だろうが30年だろうが、生きていればどこかでインスピレーションで感じることがあるし、経験する。彼女だって今日がそうだったんじゃないかなと思う。それを信じたいね。

――ニューリン様はM字固め、カイヤさんだとカイヤボンバー、HGだとはずかし固めと個人個人に必殺技ありますが、自分の必殺技は?

海川 どんな技があるのかわからないですけど、誰にも真似ができないような技を出したいです。

――まだ思案中?

海川 まだです。

眞鍋 これから一緒に考えていきます。

――プロレス好きな眞鍋さんだったら色んなアドバイスをする?

眞鍋 彼女は22歳なんで、何でも出来ると思います。25歳までは大丈夫ですから。