ハッスル通信

江頭2:50インタビュー(前編)
「プロレスデビュー戦でやりたいのはムツゴロウ!」

2006年12月7日

 12月某日都内某所にて、12月26日に後楽園ホールで開催される「ハッスル・ハウス クリスマススペシャル」でプロレスデビューが決定したお笑いタレントの江頭2:50にインタビューを行いました。江頭2:50はデビュー戦の相手としてある男の名前をあげ、リベンジをかけ対戦を要求! 果たして、その男とは……。

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――プロレスデビューが決まりましたね! 今の感想をお願いします。

 はめられたねぇ〜。

――はめられた? どういうことですか?

 もうハッスルにはめられているよ〜。この流れはもう(プロレスを)やらざるをえなくなっている道を行ってるよな! オレはやりたくないんだよ! この細さを
見て〜、マッチ棒みたいだぜ〜。

――前回のインタビューでもプロレスは絶対にやりたくないって言われていましたよね。

 ホントだよ〜。オレはパチンコの営業で本当に年末は忙しいんだよ〜。頼む!

――今年のクリスマスはどういう予定だったんですか?

 一人は寂しいからライブをやって、お客さんにお笑いを見せる企画があったんだよ! でもそれがボツになったから、パチンコの営業だったと思う。

――今までのクリスマスでは、どういった過ごし方をしてきたのですか?

 だからライブだよ! 俺にはライブしかないんだよ。全国の引きこもりが来るんだから。

――それでは、前回ハッスルに参戦した8月大会(『ハッスル・ハウスvol.18』)を振り返ってもらいましょう。

 ふざけるな、川田! だよね〜。

――完全に持っていかれちゃいましたね。

 川田19:55が全部新聞に載っていた。頭にきたね。もっていかれたな〜初めて完敗の味を味わったよ。

――それでは、12月26日のクリスマス大会(『ハッスル・ハウス クリスマススペシャル part.2』)で川田選手にリベンジってことで?

 強いんでしょ、あの人? 何とかやりたいんだけどね〜、でもオレの相手はエスペランサー。

――やりたいのはエスペランサーときましたか!

 そう! もしくは(スピリチュアル・カウンセラーの)江原(啓之)。あと、(歌手の)美輪明弘。あの2人とはやりたいよね。でも、正直やりたいのはムツゴロウ!

――どうしてムツゴロウさんなんですか?

 あるテレビ番組で一回負けているんだよ。

――それはどういった対決だったんですか?

 全国で生放送だったんだよ。そこでオレが登場してパッと見たらムツゴロウがいたから、「ムツゴロウ、お前に一言物申すっ!」って言って、「お前はどんな動物も癒せるらしいな? 今日はオレがお前を癒してやる!」って言って生本番中に「ブチュ〜ッ」ってキスしたのよ。そしたらそれが大画面にドアップ! 視聴率がギューンっと上がったんだけど、テレビ局に抗議の電話がバーンっときた。それでガチャッとCMにいったの。だけど、ここからが凄かった!

――どうなったんですか?

 ムツゴロウがオレの首にガブッっと噛み付いて、バタンと倒して、オレの鼻の中に指をポーンと入れて、チン●を触りながら「ポーチ、ポチポチ……ポ
ーチ、ポチポチ……」ってオレをなでるの! オレはポチかよっ! 初めて敗北を味わった。あいつは強いぜ〜。

――江頭さんを動物に見立てたわけですね?

 もう「ホヨヨヨ〜ホヨヨヨ〜」ってやられるしかないでしょ? 闘いたいな〜ムツゴロウと。絶対に対戦しろ!

――対ムツゴロウとして、対策は今後どう立てていきますか?

 ムツゴロウ対策としてまずは動物に馴れること。まずはマルチーズからいこうか? その次はブルドッグぐらい。最後はシェパードかな。それでムツゴ
ロウに達するでしょう。

――勝てる可能性は何%ありますか?

 うーんとね、10%はあると思う。

――低っ!

 ムツゴロウが唯一負けた動物がニシキヘビなんだよ。これ知らないでしょ?

――知らないですね。

 あるテレビ番組でムツゴロウがニシキヘビを首に巻いたの。そしたらゴキゴキって異常な音がした後、テレビがそこでカットされていたの。後でスタッフに聞いたら、ニシキヘビがぎゅうって巻きついたらしく、スタッフ全員で離しにかかったらしい。だからニシキヘビには負けるんだよ。

――意外な事実ですね。

 オレはこの前、“人間のニシキヘビ”といわれるPRIDEの青木(真也)から色々締め技を教えてもらったのよ。スパッツ同士の仲間ということで教えても
らったんだから。その技でムツゴロウをやっつける!

――それじゃあ勝てますね!

 勝てる(キッパリと)。


(江頭2:50インタビュー・後編へ続く)