ハッスル通信

最後のXはなんと高田延彦からの刺客!
小路晃、『ハッスルGP2008』参戦決定!!

2008年7月23日

7月23日(水)、都内・竹芝のハッスル道場にて『ハッスルGP2008』出場選手発表会見が行なわれ、高田延彦推薦枠として小路晃のGP参戦が発表された。

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昨日の会見で、タレントの小倉優子からの刺客“こ・り・た・ん”(・はハートマーク)の『ハッスルGP2008』電撃参戦が発表され、朝のワイドショーでもこのニュースが報じられるなど、早くも大きな反響を呼んでいるが、本日は残りひとつとなっていたGP出場枠がついに決定! そして、会見には約4年半ぶりにアノ男が姿を現わした!

会見の冒頭、まずは岸本PRより集まった報道陣に向けて、『ハッスルGP2008』の主宰者である高田総統からのメッセージが読み上げられた。高田総統のコメントの内容は以下の通りだ。

【高田総統のコメント】
梅雨も明け、いよいよ夏本番。
マスコミ諸君には、暑中お見舞い申し上げよう。
我こそが高田モンスター軍総統、そしてハッスルの偉大なる支配者、高田だ!
昨日、こりん星代表の参戦を発表したが、今日は、そのこりん星代表と対戦する相手を発表してやろう。
一回戦に出場した連中は、強制出場のRGを除き、皆、厳しい最終予選を勝ち抜いてきた。しかしだ! これから発表する最後の代表Xは、特別に予選を免除している。
なぜならば、その代表Xは私の古くからの友人が、ぜひにと強く推薦してきたからだ。
詳しいことは、その友人から直接聞いてくれたまえ。





と、ここで会見場に現われたのは、高田総統の古くからの友人である高田延彦氏と、総合格闘家の小路晃だ!
1997年、日本格闘技界で産声を上げた総合格闘技大会『PRIDE』の第一回大会から出場し、PRIDE創世記を支えて続けてきた男、小路晃。ヘンゾ・グレイシー、マーク・コールマン、イゴール・ボブチャンチンら強豪ファイターたちと激闘を繰り広げ、体格差を恐れず果敢に突き進むファイトスタイルがファンの共感を呼んだことから“最後の日本男児”、“ミスターPRIDE”の異名を持つ総合格闘家だ。

そして、もうひとり。小路の推薦人として、会見に臨んだ高田延彦氏。1997年の『PRIDE.1』におけるヒクソン・グレイシーとの歴史的一戦をはじめ、小路と同じくPRIDEを創世記から支え続けてきた高田氏は、2002年の引退後も統括本部長という立場から“PRIDEの象徴”として活躍。こうして高田氏がハッスルの会見に姿を現わすのは、『ハッスル.1』(2004.1.4/さいたまスーパーアリーナ)以来、実に約4年半ぶりとなる。

「このたび、『ハッスルGP2008』に出場することになりました小路晃です!」
ファイターとして数々の歴史を刻み続けてきたPRIDEという闘いの舞台を失い、「テンションが下がっていた」という小路は、たまたま観戦に訪れたハッスルの会場で、「PRIDEと同じような熱を感じた」と強く感銘を受け、ハッスル参戦を強く希望。PRIDE時代から懇意にしていた高田氏にその旨を伝えたという。

この小路の希望を聞いた高田氏は、その後、偶然にも高田総統と食事会を行なう機会があり、その席で、「どうしても後押ししたい、ぜひ推薦した男がいる」とその場で小路の『ハッスルGP2008』参戦を申し入れ、高田総統はこれを了承。小路の念願が叶い、今回発表する運びとなったとのことだ。

「ハッスルは、“あの”リング以上に高いハードルがあるということは伝えており、小路本人も重々承知し、覚悟を持って臨んでくれると思います。“あの”リングで見せた、自信に溢れ、元気で明るいキャラクターは、ハッスルに向いているのでは」と小路の参戦に太鼓判を押した高田氏。この後押しを受けて小路は、「自分がPRIDEで培ってきたものをすべて出し切って、最高の試合をしたいと思います」とGPへの意気込みを力強くアピールした。

7.27『KYORAKU presents ハッスル・ツアー2008〜7.27 in YOKOHAMA〜』(横浜文化体育館)で行なわれるGP一回戦で、小倉優子からの刺客“こ・り・た・ん”(こりん星代表)と対戦する小路。「すごいカードだね。こりん星代表と来たか!」と推薦人である高田氏も、思わず驚きの声を上げた“宇宙人vsPRIDEファイター”という仰天カードがここに実現したが、この予測不可能な闘いの行方は、果たして……!?


▼7.27『ハッスル・ツアー2008〜7.27 in YOKOHAMA〜』(横浜文化体育館)追加決定対戦カード

『ハッスルGP2008』一回戦
こ・り・た・ん(こりん星代表)
vs
小路晃(高田延彦推薦枠)