ハッスル通信

橋本ポークくんは、前回まったくハッスルしてなかった(by高田)

2004年2月26日

オーチャンシールを破り捨てた高田総統「両国に来て欲しいんだったら、査定マッチでそれなりの試合を見せろ!」


島田プロデューサーに握手し、椅子に腰掛けた高田総統は「橋本ポークくんは『ハッスル1』であんな無様な試合をしてくれて、何がハッスルだ、と。あんなのはポーズだけで、全くハッスルしてない」と橋本の前回の試合を酷評。「今回はコールマンとランデルマンの二人が受けて立つ立場なんですよ。今度は魂のこもった、そして生きのいい試合をして欲しいね。そのためにはそれなりのパートナーを連れて来いと言いたい」とコメントし、橋本よりも高田軍の方が格上だとアピールした。

「あの背高ノッポのギョロ目の兄ちゃんは、私がいない間に好き勝手やってくれて…」と前置きしてから、前回の会見で暴挙を働いた小川について話し始めた。「人の会社に土足で上がりこんで、社員にセクハラまがいのことをして。しまいには素人の島田にまで手を出しやがった。あいつもボーク同様、どこかがハッスルしてんだと。あの二人が前回しょっぱい試合しやがったせいで、『ハッスル』の先行きが怪しくなってしまったんですよ」と、すべての元凶はOH砲だったと言う高田総統。小川の「両国大会に来い」発言にも「明日の査定試合で、俺が見に行きたいと思うような試合を見せてくれ」と一蹴した。

するとここで、すかさず島田プロデューサーが「高田さんが両国に行く必要はないです。明日、僕たちが潰してきます」と合いの手を入れる。これを受けた高田総統も「忙しい日曜日に俺は行かなくてもいいだろ?チキンはチキンなりにやってくれ。あいつらは基本的に覚悟が足りないんだよ。『プロレスを変えたい』という覚悟を見せてみろ」と、改めて査定マッチの重要性を訴えた。

そして予定が詰まっている高田総統のスケジュールに合わせて、先に撮影が行われた。ここで高田総統が「手ぶらもなんだからあれ持ってきて」と島田プロデューサーに指示。島田プロデューサーは奥の部屋からティッシュの箱を手渡す。それを手に取った高田総統は「そうそう最近、風邪っぽいんだよね」と言いながら、ティッシュを1枚取ると思いきや、「違うよ!バカヤロー!」と何とノリツッコミを披露!お笑いについても非凡な才能を見せた。再び部屋に戻った島田プロデューサーが手にしたのは、先日小川がDSEに貼りまくったオーチャンステッカーが。それを手にした高田総統は自信満々の表情でビリビリに破り捨て、床に落ちたシールを踏み付けた。高田総統は「こっちの方が表情がよく見えていいかな」とカメラマンのためにわざわざオーチャンシールの向きまで変える気の配りよう。となりでその様子を見ていた島田プロデューサーにも声をかけ、二人でシールを踏み付けた。

写真撮影後には「半年トレーニングして、橋本×島田なんてどう?」と島田プロデューサーのプロデビューまでぶちあげ、会場を後にした。

さらに質疑応答で、怪我の具合を聞かれた島田プロデューサーは「まだ肩がしびれるような状態で、ドクターに3月中のレフェリングを止められている。『ハッスル2』でレフェリーをやることは難しい」と事実上のハッスル2休養宣言。前回の大会で疑惑のレフェリングを見せた島田プロデューサーは、メインレフェリーの欠場というまたしても大きな爆弾を投下した。

関連人物:島田工作員高田総統"ハッスル・キング”橋本真也
関連大会:ハッスル2