ハッスル通信

“キャプテン・ハッスル”小川直也、周星馳(チャウ・シンチー)と電撃和解!
クリスマススペシャルにカンフーハッスル仮面を投入だ!!

2004年11月24日

 東京・東京国際フォーラムで「カンフーハッスル」試写会が行われた。今月1日の公開記者会見に乱入し、大ブーイングの中ハッスルポーズを決めた“キャプテン・ハッスル”小川直也。しかし試写会に参加し、「カンフーハッスル」を一見した小川は予想外の行動に出た…


東京国際フォーラムには約5,000人のファンが集まった。前回の公開記者会見に引き続き、改めて「カンフーハッスル」そして周星馳の注目度の高さを理解させられる。拍手と歓声で迎え入れられた周星馳は「ここでみなさんにお会いできて大変うれしいです」と笑顔で挨拶。さらに映画の魅力について語ろうとした、まさにその時だった!
 「オイ!オイ!オイ!オイ!ハッスルは俺のものだって言ってるんだろうが!」“キャプテン・ハッスル”小川直也が、今度はザ・グレート・サスケを引き連れて会場に乱入して来たのだ!
 「どこかでお会いしましたね?なんでハッスルを使ってはいけないですか?」と冷静な周星馳に対して小川は怒りを爆発させる。「俺は命を賭けてハッスルしてるんだ!お前とはハッスルに対する思い入れが違うんだよ!」と物凄い剣幕で周星馳に詰め寄るのであった。
 しかし監督・製作・脚本・主演の四役を務めた周星馳も、この映画に賭ける意気込みは違う。「私も時間をかけて一生懸命この映画を作ったんです。あなたの真似をしたわけでありません」と静かに、しかし確かな口調で小川に言葉を返す。すると周星馳の言葉に客席からは大きな拍手が!司会者が「コピーだとは思わない人?」と質問するとより一層大きな拍手が起こる。それでも小川は「絶対に使わせない」の一点張りだ。すると周星馳は「もう映画は作ってしまったんです。ではどうしたらいいんですか?」と逆に小川に問い詰める。すると小川も観念した様子で「だったら百歩譲って映画を見てやるよ。その代わり、もし面白くなかったらすぐにハッスルの名前を外すんたんぞ!」と、異例のハッスル査定試写会が行われる事となった。すると周星馳は「みなさん、楽しんでください。絶対に小川さんも楽しんでくれると思います」と余裕のコメント。そして小川専用監視カメラが用意される中、約1時間30分の試写会が始まった。

 試写会終了後、ステージ上で「楽しんでいただけましたか?」と挨拶する周星馳。「小川さん、どうでしたか?」と続ける。
 すると目頭を押さえたサスケと今にも泣き出さんばかりの表情の小川が、静かにリングに向かう。そして大きな声で「すいませんでした!」と大声で叫び自ら頭を下げたのだ。
 さらに小川は「ハッスルの名に恥じない映画でした。キャッチフレーズ通りありえない出来事が起きる、ハッスル100%の内容です。今までの無礼申し訳ありませんでした。ファンのみなさんも申し訳ありませんでした」と、土下座で誠意を見せたのだ!その姿をみた周星馳は「分かりました。ありがとうございました」と静かに語った。
 映画に感銘を受けた小川は「12月23&24日の『ハッスル・ハウス クリスマススペシャル』にカンフーハッスル仮面を出場させてもいいですか?」と直訴。これを周星馳も承諾し、この日、同席していたサスケがカンフーハッスル仮面として参戦することが決定した。
 これまでブーイングを飛ばしていたファンも小川の誠意ある行動を理解し、最終的には大きな拍手と声援を送る。そして最後はカンフーハッスルバージョンのハッスルポーズで締めくくった。

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