ハッスル通信

青山通りに響き渡る「ハッスル!ハッスル!」の声
小川の暴走は公共の面前にまで及んだ!

2004年3月2日

またしてもDSEに乱入してきた小川。前回に引き続き、DSE社員を全員集めると、
サンドウィッチ看板をぶら下げさせ、青山通りへ繰り出していった!


「ハイハイハイ、マスコミの人はどいてどいて」と、もう乱入はお手の物と言わんばかりの小川。会場に入るやいなや、島田プロデューサーの元に歩み寄ると、対戦カードを奪い取る。島田プロデューサーの「今日は暴れないで下さい」の言葉も「ただカード見てるだけだろ!」と一括する。そしてカードの中に『長州力』の名前を見つけると、「誰だよ、コイツ。全然ハッスルしてねえだろ」と、前日、WJ1周年記念大会に来場した橋本の「長州力はまだ生きている」を真っ向から否定するような発言。OH砲を組んでいるとはいえ、小川の暴走王ぶりは止まらない。

一通り目を通した小川は「大体な、『ハッスル』はOH砲が仕切ってんだよ」と島田プロデューサーに掴みかかる。その場に立ち合わせた笹原ハッスル事業主任が間に入って小川を静止しようとするものの、島田プロデューサーが「違います、高田総統が仕切っているんです」と反撃してしまう。するといつもとは違って、あっさり手を離す小川。一瞬、会見場に安堵の空気が流れるが、こんなところで小川が簡単に引き下がるわけがない。「今日はよ…」と言いながら、ハッスルポスターが貼られたサンドウィッチ看板を強引に島田プロデューサーの首からぶら下げると、「よし。ハッスルやれ」と前回の乱入同様ハッスルポーズを強要する。なんとここで島田プロデューサーがカメラ目線で「ドゥ・ザ・ハッスル!」ポーズを敢行する!

今日は比較的温厚だった小川もこれには大激怒。「てめえ、ぶっ殺すぞ! 遊びじゃねぇんだぞ! ちゃんとハッスルやれよ!」と再びハッスルポーズを強要する。すると今度は一旦ハッスルポーズをする素振りを見せ、小川を安心させておいてから、その隙をついて奥の部屋まで全力ダッシュで逃亡! UFO藤井が後を追うも、結局、捕まえることができず、取り逃がしてしまう。島田プロデューサーにまんまと小バカにされてしまった小川。「オイ、笹原! 島田の代わりにお前がやれ!」、行き場を失った怒りを笹原主任にぶつける。とばっちりを受けた笹原主任は、ここは我慢とばかりに、小川の指示通りハッスルポーズを行う。しかし逆にこれで勢いづいた小川は社員フロアに顔を出して、その場にいたDSE社員たちを集めると、サンドウィッチ看板を掛けさせる。そしてなんと「お前らがPRIDEの仕事ばっかりやってるから、『ハッスル』が普及しねえんだよ。今日は外に出てハッスルやるぞ」と青山通りのど真ん中でハッスルポーズをやると言い出したのだ。

嘘だろという表情のDSE社員に「遊びじゃねえんだよ」と諭す小川。DSE社員を引き連れて、白昼堂々、表に繰り出していく。予想だにしない小川の登場に、通行人たちも足を止め、気づけば人だかりができている。そんな中、交差点にDSE社員を並べ、「よし、胸張れ。大きな声でハッスルしようか」と小川は笑顔を浮かべる。さすがに路上で大声を出すのには抵抗のあるDSE社員たち、2度のハッスルポーズを行うものの、周りの雑音にかき消されてしまう。すると小川は「『仏の顔も三度まで』だぞ。気合入れてやれ!」と脅しをかける。これで意を決したDSE社員たちは「3・2・1 ハッスル! ハッスル!」と大声で叫んだ。

その様子を見届けた小川は「よーし、みんな注目してくれたじゃねえか」とだけ言い残し、藤井と共にタクシーでその場を立ち去ってしまった。これ以上ない辱めを受けたDSE社員たちは呆然とその場に立ち尽くした。
会見場に戻ってくると、島田プロデューサーが「チキン、帰った? 大変だったね」とDSE社員の感情を逆なでするような発言。これには今まで島田プロデューサーの味方だった笹原主任も怒り心頭、「島田さんが逃げたから、こうなったんですよ!」と感情を露にした。それでも場の空気が読めない島田プロデューサーは会見終了後、社員フロアに戻ると「みんな、おつかれ」と声をかけたのだった……。

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