ハッスル通信

ハッスル軍が花見決起集会!
川田が「全国でハッスルを満開にする」と宣言

2005年4月7日

都内某公園で、ハッスル軍花見決起集会が行われた。この集会には川田利明、大谷晋二郎、石狩太一、金村キンタロー、黒田哲弘、崔リョウジが出席した。


 中村カントクに先導されて、ハッスル軍の面々が姿を見せた。満開の桜の下、大勢の花見客の視線を受けて、まずは“ハッスルK”川田利明が挨拶。現在不透明となっている、ハッスル軍キャプテンの座についてコメントを残した。「ハッスル8後の静岡のリングで小川を(キャプテンを続けるよう)説得しました。しかしそれ以降、小川とは連絡が取れない状態でした」
 しかしそんな小川からは先日、川田宛に手紙が届いたという。手紙の内容はこうだ。

拝啓
ハッスル軍の皆様。両国大会以来、行方をくらましている私を
お許しください。私、小川直也は、観客ジャッジシステムにより
突きつけられた現実を真摯に受け止め、いま某所で修行を行っています。
いまの私はキャプテン失格です。しかしキャプテンに足りないもの、
いまの私に足りないものがおぼろげながら見えてきたところです。
必ずやキャプテンにふさわしい男となって皆様の前に現れます。
それまでは“ハッスルK”川田を中心として、一致団結してください。

小川直也

 川田が小川からの手紙を一通り読み終えると、それまで言葉を発しなかった中村カントクが、口を開いた。「今ハッスル軍はこういった状況です。我々はキャプテンの帰りを信じております」そしてこの言葉に続くように、他の選手たちも決意の程を語る。

大谷晋二郎
「今キャプテンが行方不明だけど、戻ってきたら堂々と胸を張って、大暴れできるような舞台を俺が作ります。後ろめたさなく戻ってきてほしいと思います」

黒田哲弘
「ようやくハッスル軍に入ることが出来たんで、頑張りたいと思います」

金村キンタロー
「時は来た!」

崔リョウジ
「この中では一番若いんですが、勢いでは負けないよう、これからも頑張りたいと思います」

石狩太一
「キャプテンの座は…まあいいや、頑張ります」


 そして最後を締めくくったのは、もちろん川田利明。「小川が今こういう状況だけど、ハッスルが全国展開するということで、今日の満開の桜のように、全国でハッスルを満開にさせるよう頑張っていこうと思います」と、改めて小川不在のハッスル軍を引っ張っていく事を宣言した。
 と、ここで中村カントクが「まあお堅いのはここまでにして」と、ビールを手にしはじめるハッスル軍。さらに太っ腹な中村カントクは記者・カメラマンにもビールのおもてなし。「ではハッスル軍の前途を祝して、ハッスルK、お願いします」と、川田の音頭で乾杯が行われた。
 プロレスラーらしく、グッとビールを飲み干すハッスル軍の面々。特に色白の石狩は顔を真っ赤にして、「気持ちいいですね」。そんな石狩に、一人焼酎をビンで飲んでいた金村が「ガッーと行っとけ」とそのビンを手渡す。それを受け取った石狩は調子に乗ってラッパのみ。「オエー」と言いながらも、焼酎を飲み続ける。すると川田が一言「お前、酒飲めないだろ」そう、実は石狩は酒を飲めない体質なのだ!あまりの飲みっぷりの良さだっただけに、このカミングアウトに一同唖然となった。完全に出来上がってしまった石狩の暴走は続く。何と小川直也が不在のため、崔が変わりに持ってきた小川の等身大パネルに向かって「いいか!キャプテンなんて誰がやったっていいんだよ」と暴言を吐いたのだ!「いいかげんにしろ」と川田に張り手を食らわせられた石狩。しかも大の字になったところに、金村から焼酎をかけられるというオマケ付きだった。
 そして最後は桜の下でハッスルポーズを決めたハッスル軍。新潟、札幌、そしてこの日笹原GMより発表された7月13日の福岡、7月15日大阪と続く、地方巡業でのハッスルぶりに期待を持てそうだ。

関連人物:石狩太一“ハッスルあちち”大谷晋二郎金村キンタロー“ハッスルK”川田利明