ハッスル通信

ハッスル軍・TAJIRI、3月シリーズに出場決定!
「高田総統といつかやってみたい」

2006年2月18日

 2月18日(土)東京・原宿のQCTで、2・10『ハッスルオーディション2006』を見事勝ち抜きハッスル軍への加入が決まったTAJIRIの握手会が開催された。開始時間前には100人ものファンが長蛇の列を作り、TAJIRIとの交流を楽しんだ。


 2・10『ハッスルオーディション2006』の最終予選に残ったものの、ハッスル軍、高田モンスター軍、鈴木家から“偽者”扱いされるというハプニングに巻き込まれたTAJIRI。何とか汚名を挽回し、自分が本物のTAJIRI、世界で活躍したTAJIRIだということを証明することができ、一見落着。無事ハッスル軍入りを果たしたTAJIRIはファンとの初交流の日を迎え、記者との質疑応答に答えた。


――ハッスルのリングに上がってみてどうですか?

凄く楽しいショーだった。今まで出演したショーの中でも、最も楽しいショーだった。

――『ハッスルオーディション』では偽者と疑われるハプニングがありましたが、気持ちはどうでしたか?

浩子はとんでもないやつだな、って。アメリカであれだけ面倒見たのに何だあの態度は?って。そんなに自分の旦那がかわいいのか。あの態度は許せないですね。

――対戦経験のあった大谷さんにまで偽者だと疑われましたが

あの人の洞察力のなさを疑いましたね。副キャプテンのあちち選手、一人一人素晴らしい選手が揃っているハッスル軍だけどコンビネーションがイマイチなので自分が潤滑油になれればいいかなと思いますね。

――ハッスル軍は今キャプテンが欠場中で若干押され気味のところがありますけど、ひとまず標的は?

アン・ジョー指令長官と島田二等兵、バレーボールの背の高いやつがちょっと痛い思いをさせてくれたんで、これからじっくりと復讐をしてやろうかなと。しかし敵ながらあの高田総統にはちょっと酔いしれてしまいましたね。あの方はかっこいい。いつか高田総統とやれるぐらいにまで到達したいですね。

――横浜大会が近づいてきましたけど、まず初戦は対モンスター軍として出動されるんですよね?

自然とそういう流れになるんでしょうね。日本で試合をするのも久しぶりだし、WWEじゃないリングでするのは何年ぶりだろう? とにかく長い時間が空いたので、自分が脇役でもいいかなと思いますね。

――そのうち健想選手と闘うことになるかと思いますけど。

“世界のスーパースター”と健想は言ってますけど、実際アメリカでは大したことなかったですからね。まだ僕の視界に入ってないですね。逆にHG選手はアメリカでもちょっと話題になっている。去年の『ハッスル・マニア2005』が終わった後に、彼の名前が頻繁に出るようになって。写真もアップされるようになって「この選手は人の目を引くね」っていうことを、みんな言い初めている。もしこのままハッスルが世界に届くエンターテインメントになれば、彼が非常に重要なキーマンになる。

――スーパースターといえば、チーム3Dも一緒に来ますが?

彼らとは向こうで散々やったから、しばらくはいいです。ババレイのチョップは僕が今まで食らった技の中で一番痛かった。胸の肉が裂けるんですよ。試合はちょっと遠慮したいですね。

――ハッスル軍に入って、ハッスルポーズの練習はされてるんですか?

お風呂に入った時にうちの鏡の前でやっています。ちょうど今日、WWEのオフィスから六月に開催されるECWのペーパービューのオファーが舞い込みまして。世界中に放映される電波でハッスルポーズをぜひ決めてみたいと思います!

――ハッスル軍入りしてのプランは?

まだ様子見です。キャプテンの小川さん、副キャプテンの大谷さんとお話してこれだけ立派な人がいるのでついていこうかな、と。とりあえず初戦も終わってないから、終えた後に自分がどういう気持ちになっているのか、それがまだわからないですね。

――TAJIRI選手の日本の主戦場はハッスルで?

そうですね。

――ハッスルポーズをやっていただいてよろしいでしょうか?

人生初のハッスルポーズは、出来れば大勢のお客さんの前でとっておきます。

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