ハッスル通信

史上初タイガー・ジェット・シン
サイン&写真撮影会を開催!

2007年4月20日

 4月20日(金)東京・水道橋にある後楽園プロ格本舗バトルロイヤルにて、4・21『KYORAKU presents ハッスル22』(大阪府立体育会館)開催を前に“インドの狂虎”タイガー・ジェット・シンが、史上初のサイン&写真撮影会を行った。殺気をみなぎらせるシンが登場すると、会場は一気に緊迫した空気が流れ……。


「今日は普通のレスラーのサイン会とは違いますので、十分に気をつけて下さい。また、フレンドリーな方ではないので、くれぐれもタッチなどしないようによろしくお願いします」
 これはイベント開始前に、集まったファンに対して繰り返しアナウンスされた注意事項である。その一言で、会場は一気にどよめきが起き、緊迫した空気が流れる。
 そんな中、本日の主役である“インドの狂虎”タイガー・ジェット・シンが店内に入ってくると、さらに空気が重くなる。
 シンがファンと接するイベントを行うのは、日本では史上初。「ファンを大事にしろ」という高田総統の命令を受けて、嫌々ながら会場に来たシン。機嫌はかなり悪そうでニコリともせずに、淡々とサインをこなす。

 ふつう写真撮影会といえば、ファンはレスラーに接近して笑顔を作るもの。しかし、殺気だったシンの前では、到底そういったことを出来るはずがない。シンとは距離をおきながら、引きつった表情で撮影をこなすのであった。
 お店でグッズを購入した限定100名のサインを終えたシンは、疲れた様子を微塵も感じさせず。明日の坂田との因縁の決着戦を前に吠える。
「坂田は明日会場に来ない方がいいぞ! もし来れば、今までの人生で味わったことのない教訓を教えてやる!」

 先日(4・19『ハッスル・ハウスvol.23』)のタッグマッチで、シンは坂田を流血に追い込んだものの、まだまだ怒りは収まらず。今日のイベント前には、坂田を路上襲撃しようと1日中、探し続けていたとか……。「どこに隠れていたか知らないが、このオレのサーベルが血に飢えている」とニヤリ。
 そして「あいつはタフだったが、ヤツはまだオレのファイトスタイルを理解してない」と、明日の一戦に向けてサプライズ投入を予告した。
 坂田は再び虎の餌食となるのか? アントニオ猪木、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田と日本のトップレスラーたちを流血に追い込んだサーベルが、坂田の血を欲している……。