ハッスル通信

『ハッスルMAN'Sワールド』がついに始動!
新組織の代表には坂田“ハッスル”亘が就任!!

2010年7月21日

7月20日(火)、都内・ZERO1道場にて記者会見が行われ、新組織『ハッスルMAN'Sワールド』を設立し、9月10日(金)東京・新宿FACEにて旗揚げ戦を開催することを発表した。


これまで『坂田“ハッスル”亘興行』として4、5月に2大会開催し、“ハッスル再興”を進めていたハッスル。この日の会見では、坂田“ハッスル”亘より、9月10日(金)東京・新宿FACEで開催される大会名にもなっている『ハッスルMAN'Sワールド』を正式な団体名とし、旗揚げすることが発表された。『ハッスルMAN'Sワールド』の所属選手は、坂田“ハッスル”亘、若鷹ジェット信介、@UEXILEの3選手。また、新組織となる『ハッスルMAN'Sワールド』の代表を坂田が務め、草間政一氏がCEOに就任し、旗揚げ戦までに新法人を立ち上げることも併せて発表された。

会見には『ハッスルMAN'Sワールド』の所属選手である坂田、ジェット、@UEXILE、さらにCEOを務める草間氏の4名が出席。坂田は「世界中のハッスルしている人間が集うリングにしたい」と新組織の方向性を掲げると、草間氏は「問題点はかなりあるが、将来性が無いかと言えばそうでもない。今、3年計画というものを作っていて、最終的な損益でどれぐらいの利益を出せるのか検討している。そのためには優秀な選手と契約していかなければいけないし、スタッフも募集しないといけない。地固めをしてかつてのハッスルに戻れるよう、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナでもやっていけるような団体にしていきたいと思います。急速回復させる自信はある」と、経営面での再建に意欲を燃やした。

その一方、草間氏は9・10『ハッスルMAN'Sワールド 旗揚げ戦』(新宿FACE)の対戦カードに言及。7・10『ジェッツ1〜Road to HUSTLE〜』(西調布格闘技アリーナ)で自らリングに上がりデビュー戦を勝利で飾っている草間氏は、改めて坂田に対して髪切りマッチでの対戦を要求すると、これに対して、長年にわたり坂田を慕って付いてきたジェットが「坂田さん、ちょっと待ってもらっていいですか。坂田亘という男にずっと付いてきたのは僕です。坂田さんが本当に一からやり直すと言うんだったら、対戦相手は僕じゃないですか? 草間さんがそうやって言ってくれるのもわかるし、僕が顔じゃないのもわかってるんですけど、僕は本気ですから。坂田さんが男を上げると言ってる中で、僕がここで奮い立たなかったら何になるんですか。旗揚げ戦、俺の挑戦を受けてください!」と、草間氏の対戦要求に待ったをかける形で坂田に対戦を直訴。

この二人からの対戦要求を受けた坂田は、ジェットに向かって「お前、正気か? カラダが壊れるかもしれんぞ」と確認すると、ジェットは「これをチャレンジだとは全然思ってないです。僕は今まで雑草でもない、虫けらのようなプロレス人生でしたけど、ここで坂田亘を一発食えばハッスルできると思ってますから。お願いします!」と、必死に食い下がる。このジェットの熱意を確認した坂田は「本気だな? わかった。新宿FACEは俺とお前のシングルマッチで決定だ」と、旗揚げ戦で師弟対決を行うことを正式決定した。ところが、思わぬ形でジェットに坂田との対戦権を奪われてしまった草間氏は、「CEOとして言わせていただくと、興行面では私が行ったほうがいいんじゃないかと思うんですよ。私は」と、まだ諦めきれない様子。これに対して、坂田は「正気ですか? わかりました。草間さんの気持ちは経営面だけでなく興行に関してもその気持ちは伝わりますので、前向きに考えさせていただきます」と、検討の構えを見せた。

この後に行われた報道陣からの質疑応答では、これまでハッスルの運営を行ってきた株式会社ハッスルエンターテインメントとの関わりについて、坂田が「ハッスルエンターテインメントは、現時点で倒産はしていませんし、わかりやすく言えば休眠という形です。もちろん各方面への調整とご理解を得ることは必要となるんですけど、僕の理想を言えば、『ハッスルMAN'Sワールド』の代理店として活かせればと思っています」と言明。さらに、「前から言ってるように、負債に関して無責任な対応をするつもりはないです」と付け加えた。

わずか4名というミニマムな形での船出となった『ハッスルMAN'Sワールド』。“ハッスル再興”を目指して新たに突き進んでいくこととなったハッスルの運命は、この4人の男たちによって託される!

▼9・10『ハッスルMAN'Sワールド 旗揚げ戦』(新宿FACE)決定対戦カード

坂田“ハッスル”亘
vs
若鷹ジェット信介


@UEXILE
vs
世界の強豪シリーズ1

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