ハッスル通信

RGM就任初会見!全面対抗戦のハッスル軍代表メンバーが決定
女子レスリング界にハッスル代表の石井千恵が殴りこみ!!

2006年3月22日

 3月22日(水)東京・青山のDSEで3・20『KYORAKU presents ハッスル16』の記者会見が行われた。会見には、浩子からGMを受け継いだRGMが登場。その大会で行われる“ハッスル軍対高田モンスター軍”の5対5サバイバルマッチのルールとハッスル軍代表メンバーが発表された。また、来週開催される女子レスリング大会『ジャパンクイーンズカップ2006』に、ハッスル代表として中京女子大出身の石井千恵が送り込まれることも併せて発表された。

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 先日のハッスル3月シリーズも大盛況のうちに幕を閉じることが出来た。その嬉しさの余韻に浸りながら、加藤(A)GM代行とRGMが会見場に入ってきた。早速、ハッスル4代目GMに就任したRGより、就任のあいさつ。しかし、それを加藤(A)GM代行に振られたRGMだったが、あいさつを考えていなかったのだろうか、戸惑いを隠しきれない様子だ。「え? 横にいるだけでいいって言うたやん……」
 マスコミから熱い視線を感じたのか、急にスイッチの入ったRGM!
「オッケ〜イ! マスコミワッツアップ! 今回4代目GMに就任しましたRGです。みなさん、気軽に“RGM”と呼んでください! RGMフォフォフォフォ〜ッ!」
 周りを気にせず、いきなりハイテンションのRGM。先が思いやられる……。やはりその不安は的中した。
「えーと…なに言うたらいいの?」と加藤(A)GM代行に助け舟を求めるではないか。GMの貫禄などまるで無しだ。加藤(A)GM代行も呆れたのか、「抱負とか言えばいいんじゃないですか?」と冷たくあしらわれる始末。
 初会見ということもあり、動作は焦っているようだが、顔をサングラスで隠しているため表情は見えない。うーむ、よく出来ている。
「今後のハッスルはハッスル軍とモンスター軍に加えてRG軍を作りたいと思います! お楽しみに〜」とRG軍団結成の発表を行った。鈴木家の復興はなし? 拾ってもらった鈴木家に対する恩返しなど、全く考えていないRGであった。
 さらに大会場への進出を発表したRG。「さいたまスーパーアリーナを目指します!」
 すると加藤(A)GM代行より鋭い突っ込みが入る。「ハッスル1で既にやってますよ」焦りを隠しきれなくなったRG。「じゃあ、ドーム、ドーム!」とRGMは動揺しながら提案してしまうのだった。どこのドームになるのやら。本当にRGMで大丈夫なのだろうか……。

 RGMを差し置いて、5月シリーズの発表をはじめる加藤(A)GM代行。
 5月13日(土)仙台市体育館で『KYORAKU presents ハッスル17』の開催が決定となった。
杜の都仙台にハッスル初上陸! 今後も今年のハッスルは全国展開に力を注ぐ予定だ。
「この大会では私RGMがメインの試合を努めます! よろしくお願いします」と勝手にカード発表を行ったRGM。それに対して加藤(A)GM代行はまたも冷たい反応を示した。「勝手に発表しないでください。全くの未定です」
 続いて、来月に迫った『KYORAKU presents ハッスル16』で行われる「“ハッスル軍対高田モンスター軍” 5対5サバイバルマッチ」の公式ルールが発表された。詳細は以下の通り。
1.両軍5名の代表選手を選出
2.先鋒・次峰・中堅・副将・大将を決定
3.勝負方法は勝ち抜き戦

 そしてハッスル軍から次の代表選手が送り込まれる。
●小川直也
●大谷晋二郎    
●TAJIRI
●HG
●X

 このサバイバルマッチに向けての“キャプテン・ハッスル”小川直也の意気込みも併せてマスコミ向けに発表された。
『マスコミの皆さんおいっす! ハッスル軍キャプテン小川直也です。
このたび、ハッスル16大阪大会で決定したハッスル軍・モンスター軍の全面対抗戦。
憎っくき高田を引きずり出す絶好のチャンス。わがハッスル軍は総力メンバーで出陣する。
特に地元大阪に凱旋するHG、そして今回4ヶ月ぶりに復活する私小川直也。
この2トップで、世界一になった王JAPANの如く、モンスター軍をばっさばっさと
撃破するんでよろしく! 小川直也』
 
 加藤(A)GM代行の指図で大会の概要が書かれたボードを持たせられたりと、使いっ走りの対応に不満気味のRGMは「GMだぞ、オレは一番偉いんだぞ」と不満をもらす。そんなことはお構いなしの加藤(A)GM代行は「ハッスル軍の代表選手は以上の5名と決定してよろしいですか?」とRGMに確認をとるのだった。
 しかし、RGMの関心はそんなことにはあらず。目の前にいたマスコミのビデオカメラのメーカーに興味があるご様子。鈴木浩子元GMは旦那をエースにすることにしか興味なし。同じようにこのRGMもマッチメークに関して他人事。本当に先が思いやられる……。

 完全にRGM無視の方向で会見を進める加藤(A)GM代行は続いてある女性を呼び込んだ。
 その女性とは石井千恵選手。先日まで中京女子大学レスリング部に在籍、全日本学生選手権やジュニアオリンピックなど数々の大会で優秀な成績を収めたレスリングの達人だ。石井自身がハッスルのリングに大変興味があり、今回参戦することとなった。具体的なデビュー等は未定だが、今後しばらくはハッスル事務局預かりということでトレーニングを積んでいくこととなる。
 ここで緊張の面持ちながらもあいさつする石井。3月28日に駒沢体育館で開催される『ジャパンクイーンズカップ2006』にハッスル代表として出場が決定している。「その大会では誰よりもハッスルし、表彰台の一番高いところでハッスルポーズを決めたいと思います。またオリンピックも目指します。“打倒! 伊調馨”です」
 マスコミから大きな拍手が沸き起こったのだが、納得のいかない表情を見せるRGM。「ヨウヨウヨウ。誰ですかこの人は?」
 そう言いながら、※山瀬まみを想像してください。
「ハッスル代表として頑張ります」と石井の口調を早速自分の物まねレパートリーに入れるRGM。そして、「何ですか? いきなり出て! ほんとに強いんですか?」とRGMは石井に対して挑発するではないか!?
 穏やかな表情の石井だっだが、RGMへの怒りがフツフツとこみ上げてきたのか、いつの間にか拳をにぎっている! その瞬間、石井はRGMに胴タックルだ! あっという間にRGMのバックを制したRGMは身動き取れず。焦るRGMは「今日はこのぐらいにしといてやる。結構素質あるんで、これから僕が鍛えて、大会の金メダルを取らせますので任せてください」と捨て台詞を吐いたのだった。
 最後にRGMは「ハッスル、ハッスル、フォフォフォフォ〜〜!」とお決まりのポーズを決め、続けて必殺「おジャーマンスープレックスホールド」を披露した。綺麗なブリッジを描いたRGMのたっぷりしたお腹部分に石井がどかんと座り込み、RGMは苦しそうな表情。これにて会見は終了したのだった。
 ハッスル16大阪大会のサバイバルマッチにハッスル軍は最強の布陣で挑む。対する高田モンスター軍のメンバーはどうなるのか!? また、明日のハッスルポーズを世界に広める重役を背負った石井からも目が離せない! 『ジャパンクイーンズカップ2006』に出場する石井への応援もよろしく!