ハッスル通信

ハッスル代表・石井千恵選手、クィーンズカップ準決勝で惜敗!
表彰台でハッスルポーズをする石井につられて優勝の伊調も……

2006年3月28日

 3月28日(火)東京・世田谷の駒沢体育館で『レスリング ジャパンクイーンズカップ2006』が行われ、今大会にはハッスル代表として中京女子大学出身の石井千恵選手が63キロ級に出場した。


 ハッスル代表として初戦を迎えた石井は準決勝で井上佳子選手(至学館高校)と対戦し、ピリオド数1−2で惜敗した。コーチを務める三宅靖志(アトランタオリンピック・レスリング日本代表)は「1ピリオドで息が上がってしまい、3ピリオドで力を発揮出来なかった」と準備期間の短かさが敗因だったことを明かした。そして全試合後の表彰式では、3位の表彰台に立った石井はハッスルポーズ! つられて1位の伊調馨選手(中京女子大学)も披露し、石井はハッスルポーズ普及に一役を買ったのだった。レスリングとプロレスの二足の草鞋を履いた石井は立ち上がったばかり。ハッスルを背負った石井にこれからも注目していきたい。試合後の囲みインタビューは以下の通り。

――感想をお願いします。

 勝って次に行きたかったです。負けて凄く悔しいです。

――今日の敗因は何だったと思いますか?

 力不足と持久力のなさです。もうちょっと動いて崩してタックルにいけばよかったです。単発だったので見切られてしまいました。

――練習時間は十分に取れましたか?

 取れませんでしたし、体力も落ちてると感じました。

――ハッスルを背負って闘ってどうでしたか?

 もうちょっと踏ん張りたかったですね。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

――プレッシャーはありましたか?

 いつも以上に緊張しました。

――じゃあ、本来の動きは出来なかったんですね?

 いつもこんな感じです(笑)

――対戦相手の井上佳子選手との試合は初めてですか?

 初めてですね。スパーリングは何度かありますけど。

――リベンジしたいと思いますか?

 したいですね。そしてもっと作戦を変えてレスリングの大会に出たいと思います。

――次の目標とする大会は何ですか?

 来年1月の全日本大会を目指します。

――階級を変えて挑戦したいというのはありますか?

 プロレスをやるには体重を増やさないといけないので、階級は変えたいと思います。

――何キロ級になるのでしょうか?

 72キロ級までしか階級はないので、そこまでしか増やせないですけど(笑)

――伊調馨選手とやりたかったですか?

 いいところを見せたかったですね。勝ち上がれば母校にも恩返しが出来ると思っていました。