ハッスル通信

坂田GMW、11・23『ハッスル・マニア2006』全対戦カードを発表!

2006年11月18日

 11月18日(土)東京・表参道にあるDSE事務所にて、11月23日(祝・木)に横浜アリーナで開催される『KYORAKU presents ハッスル・マニア2006』の記者会見が行われた。会見には坂田GMWが出席し、全対戦カードを発表。ハッスルの黄金カードであるHG対ザ・エスペランサーをメインに全7試合が行われることが明らかになった。

再生する


 2004年1月4日『ハッスル1』開催から約3年……。これまでのハッスルの集大成である『KYORAKU presents ハッスル・マニア2006』まで、あと5日と迫ってきた。
 追い込みとなる本日の会見を仕切っていた岸本PRが呼び込むと、いつもの超ド派手な青いスパンコールで固めたジャケット姿の坂田GMWが自信に満ちた表情で席についた。坂田GMWの表情から察するに今日は何かありそうだ。
「オレ様がハッスル最高責任者の坂田だ。またの名をハッスル・ゼネラル・マネージャー・ワタル。略してGMWだ!」と坂田GMWは毎度お馴染みとなった“テンション上げ上げ、周りはしらけ”のあいさつを済ませるといきなり本題に突入した。
 今回の『ハッスル・マニア2006』全体を通じたテーマはずばり“集大成”。必然性のない、目先のインパクトだけを狙ったカード編成をしない坂田GMWはここで全対戦カードを発表! 「1つ1つのカードに流れがあり、意味がある。そのことを踏まえてくれ」そう言った坂田GMWはボードを手に対戦カードを発表し、見所を語っていった。

▼第1ハッスル 〜ありがとう、さようならハッスル仮面〜
ハッスル仮面 レッド&ブルー&グリーン
VS
ハッスル仮面 イエロー&モンスター仮面 ブラック&ホワイト

「テーマは『ありがとう、さようならハッスル仮面」だ。今回でハッスル仮面は最終回だ。地球上でハッスル仮面の雄姿を観られるのはこれが最後になるだろう。
今は、仲間割れをしているみたいだが、こいつらがどんな結末を迎えるか、しっかり見届けることだ」

▼第2ハッスル 〜1万人掛け声マッチ〜
“ハッスルあちち”大谷晋二郎&金村キンタロー&Erica&マーガレット
VS
“モンスターK'”佐藤耕平&赤鬼蜘蛛&青鬼蜘蛛&ドクロンZ

「ハッスル名物かけ声マッチを、1万人の横浜アリーナで行うことにした。まさに、かけ声マッチの集大成と言ってもいいだろう。全員で参加して大いに盛り上げてくれ」

▼第3ハッスル 〜海川ひとみデビュー戦〜
海川ひとみ&KUSHIDA&\(^o^)/チエ
VS
ジャイアント・バボ

「3対1のハンディキャップマッチだ。いいか。ひとみは、腐りきったお前らの魂を蘇生させるダイヤモンドの原石だ。そして、ハッスルには多くの芸能人が参戦してきたが、今までの連中とは全く違ったひたむきさを残してくれるはずだ。
なぜ、このマニアという大舞台で無名のアイドルをデビューさせるのか? その意味をよーく考えろ。弾切れと邪推するのはあまりにも浅はかだ。世の中が忘れかけたものをひとみは持っている。ひとみはハッスルから、必ずスターになる。オレ様はそう確信している」

▼第4ハッスル 〜ハッスルスーパータッグ選手権〜
チーム3D (ババレイ&ディーボン)
VS
ソドム&ゴモラ

「今のハッスルのリングを見渡して、最も3Dのチャレンジャーにふさわしいタッグチームはソドムとゴモラだろう。筋肉と筋肉、怪物と怪物がぶつかり合う、プロレスの醍醐味を堪能してくれ」

▼第5ハッスル 
坂田亘&崔領二&RG
VS
鈴木みのる&NOSAWA論外&MAZADA

「本来ならば、オレ様の試合がメイン……といいたいところだが、相手がメインにふさわしいか疑問なので、この位置にしておいた。ハッスルの象徴であるこのオレ様が、ハッスルに楯突く生意気な害虫どもを駆除してやる。
そして、オレ様の入場シーンは、とにかくド派手に決めてやるので、そっちの方も是非、注目してくれ」

▼セミハッスル
“キャプテン・ハッスル”小川直也&ニューリン様&TAJIRI
VS
“モンスターK”川田利明&カイヤ&アン・ジョー司令長官

「試合を面白くする最高のスパイスは憎悪という感情だ。このカードには憎悪が渦巻いているな。マジな話、ニューリンとカイヤはハッスル軍時代、一度も口を利いたことが無いほど犬猿の仲だったと聞いている。
特に、カイヤのニューリンに対する憎悪はハンパじゃないらしい。この試合は、そんな感情がむき出しになった危険で殺伐としたものになるだろう」

▼メインハッスル
HG
VS
ザ・エスペランサー

「3年間のハッスルの歴史が凝縮された黄金カードだ。この試合に関しては、何も言うことはない。一つ言うとしたら、リング上だけではなく、観客まで巻き込んだ全く新しい試合になるだろう。まさに、考えの凝り固まったプロレス界をハッスルがぶっちぎる歴史的な試合になるだろう」

 観客のニーズを裏切らず、満足させるエンターテインメントを届けることをモットーとしてきたハッスル最高責任者は、ハッスル・マニアについて「観客すら気づいていないニーズまでも満たす最高のイベントなんだ! 何度も言うが、ハッスル・マニアこそ最高のブランドだ!」と熱のこもったコメント。

 最後に「感動を味わいたければ、横浜アリーナに来い! 当日は17時開始だが遅刻せずに来ることだ!」と坂田GMWは、意味深な発言で締めた。
 これまでのハッスルの歴史を振り返ってみてどうだろう。 大会前に全対戦カードを発表したことがあっただろうか? 11月23日『ハッスル・マニア2006』で何かが、何かが起こる……。大会当日、会場に来た人間だけが歴史の証人になれるのだ。