ハッスル通信

“I LOVE HUSTLE”好評のうちに終了
記者会見で高田総統とHGが急接近!?

2006年11月19日

 11月19日(日)神奈川・横浜ベイクォートにて、11月23日(祝・木)横浜アリーナで開催される『ハッスル・マニア2006』を目前に控えてのイベント“I LOVE HUSTLE”が行われた。このイベントでは、高田総統とHGが登場した公開記者会見やトークショーが行われ、あいにくの雨模様にも関わらず会場は熱気に包まれた。

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“I LOVE HUSTLE”あるところに、必ず雨あり。
 これまでに渋谷、新宿と場所を変えながら開催されてきたイベント“I LOVE HUSTLE”。毎回このイベントがある度に天候は崩れ、雨模様となっている。このジンクスは、今日も見事なまでに的中。昨日までの晴天が嘘のようである。
 司会者が合図を送ると、会場には「威風堂々」のテーマ曲が流れ、アン・ジョー司令長官と島田二等兵を引き連れた高田総統が登場!
 葉巻をふかしながら会場を見渡した高田総統は「人がいないじゃないかよ。何だよこの閑散とした空気は、んん? コノヤロー!」といきなりご機嫌ななめ状態。
 本日のイベント会場は屋外で、それも小雨。さらには風も吹き荒れ最悪の条件だ。集まったファンは約50人といったところか。
 仕方なくマイクを握った高田総統は「崇高なるモンスター軍信望者の諸君、そして……この寒い中、フラフラと外をほっつき歩いている横浜市民の諸君、ご機嫌いかがかな。我こそが高田モンスター軍総統高田だ!」とお決まりのあいさつ。「そーとーコールも会場の一部からしか起こらず、高田総統は機嫌が悪くなる一方だ。
 すぐに引き揚げようとする高田総統に対し、アン・ジョー司令長官と島田二等兵は即座に「マッタ!」をかける。
 島田二等兵は「おい! 暇で暇でしょうがないアホの横浜市民、高田総統がご降臨されたんだ。もっとこっちに集まれ!」と大声を張り上げると、高田モンスター軍の熱が伝わったのか(?)続々と人が集まり、実に500人の人で溢れかえった。
 気を取り直した高田総統は「横浜市民の諸君に、大事な話を一つしておこう。君たちが暮らす、この横浜で来週『ハッスル・マニア2006』というビッグイベントが行われることを知っているか?」と会場に問いかけ。すると会場の反応はさっぱりのご様子。
「圧倒的に知らない奴の方が多そうだな。どういうことだ! 司令長官ここで高田総統はアン・ジョー司令長官を激怒。

 あきれ返ったアン・ジョー司令長官は「常識のない市民ばかりでーす。恥を知りなさい。ではミーの方から改めて説明をします」と『ハッスル・マニア2006』について説明していく。「そして、この目玉となるのが、ここにおられる高田総統の闘う化身、ザ・エスペランサーと、あの3流芸人HGのシングルマッチです。しっかりとメモリーしなサイ」
 ここから話題はHGへ。高田総統は「毎年、この時期に発表される流行語大賞。これにノミネートされたお笑い芸人は翌年から、凄まじい勢いで下降線をたどるジンクスがある。このエセ・ハードゲイこと新婚の腰フリ君も、ジンクスに反することなくすでに落ち目だ。来週の『ハッスル・マニア2006』では、この私の化身エスペランサーが彼の芸人としての生命を抹殺してやろう」とHG抹殺宣言だ。
 するとその高田総統の発言に対し、過敏に反応した男の声が会場内に響き渡った! 「セイセイセイ! 私にはそんなジンクス、関係ありませんよ〜」ここで何とHGが登場! そしてイベントステージで高田総統が急接近した。「いいですか、高田総統! いよいよ、私の長年の夢が叶う日が近づいてきましたよ〜。みなさーん、ここにいる高田総統は、新宿2丁目ではカリスマ的存在なんです。そんなゲイの憧れの化身と、私は来週の『ハッスル・マニア』で裸と裸で絡み合います! そして必ずイカシテさし上げます。昇天フォー!」といきなり下ネタ全開だ。
「おい! 真昼間からストレートな下ネタはやめろ! “そごう”から苦情がくるじゃないか!」と高田総統はHGにご立腹。そして「君ごときのレベルでは、エスペランサーを倒すどころか、指一本触れることさえ難しいんじゃないか?」とHGに詰め寄った。
 それを受けたHGは“対スペルマンサー”に向けて新しい体位を開発中であることを明言し、「私がエスペランサーに勝ったら、高田総統! 私があなたの兄貴になってあげますよ〜。その時は高田モンスター軍を解散して下さい! いいですね〜」と自信まんまん。
 驚きの表情を見せたアン・ジョー司令長官は「モンスター軍が解散? 我々が解散するより、RGとのコンビ解散の方が早いんじゃないですか?」とHGに鋭い突っ込み。これには否定出来ないHGであった。
 余裕の高田総統は「言わせておけ司令長官。せいぜい、残されたわずかな期間、精一杯、悪あがきすることだ」と全く気にしない素振り。
 最後に「横浜の諸君に一つ言っておこう。『ハッスル・マニア』とは、サッカーに例えれば2002年、この横浜で開催されたサッカーワールドカップの決勝戦ぐらい、価値のある、君たちが誇りに思うべき最高のイベントだ。衝動買いして無駄遣いしている金があったら、ハッスル・マニアのチケットを購入したまえ。それは諸君自信への有意義な投資となることだろう」と高田総統は言い放ち、会場を後にしたのだった。HG対エスペランサーの黄金カードの結末は果たしてどうなるのか!? 
 この会見後には、TAJIRI、\(^o^)/チエ、KUSHIDA、グラビアアイドル・海川ひとみのトークショーも行われ、会場の横浜ベイクォーターは最後まで大いに盛り上がった。

 以下はHGと記者との質疑応答。

――意気込みをお願いします。

HG もはや私は芸人ではなく、面白いことを言えるレスラーとなっていますので、私の芸人生命もさることながらレスラー生命もかけてこの1年間の集大成を見せたいと思います。

――新技の方はどう?

HG +αの新技を今開発中ですね。

――本番までに出来る?

HG そうですね、本番プレーまでのお楽しみセイッって感じですね。

――新技をかけたらエスペランサーはどうなる?

HG 恥じらいのない男なんで、食らったら声を出すでしょうね。あのスペルマンサーもビックリの技になることは間違いないです。出したことのない声を出すことになるでしょうね。

――その技を他のハッスル軍にかけたりは?

HG なかなか練習に付き合ってくれないんですけど、メンバーに代わる相手にヒィヒィ言わせてます。

――ザ・エスペランサーには勝てそうですか?

HG 新宿2丁目で大人気の高田総統に酷似している闘う化身のスペルマンサーですから、ハードゲイ史上、新宿2丁目史上に残る素晴らしい闘いになることは間違いないですね。

――TAJIRIさんが巻物を披露していましたが、何かアドバイスをいただきましたか?

 その巻物にはスペルマンサーの弱点であるオカリナを吹く少女の絵が描かれてあると聞いたのでそのオカリナをゲットしてこの前で披露して、それが唯一攻略する手がかりなんじゃないかなと。それで本当に効くがどうかはわかりませんが、それはTAJIRIさんを信じて。当日使用しようかなという感じです。

――前回の後楽園でニューリン様がオカリナを吹いてたが、HGさんの試合にニューリン様がセコンドにつく?

HG オカリナを私は吹けません。それに巻物に書かれていたという顔に傷のある少女はニューリン様しかいないので、もちろんセコンドについてもらいます。

――ザ・エスペランサーは強烈なビターン攻撃を持っています。対策は立ててる?

HG それが怖いので、唯一の攻略法がオカリナなので、これを信じて寝技に持ち込むしかないですね。

――最後は寝技勝負になる?

HG 新しい体位で昇天させるのが私のイメージですね。

――ローションマッチはどうなった?

HG 会社に却下されました(笑)

――新コスチュームはいつ?

HG 当日のサプライズにします。一般公募してそこからチョイスしました。真っ白なコスチュームになる予定です。

――デザインとかを見てどうだった?

HG 世紀の一戦にふさわしい衣装だった。

――最後に意気込みを。

HG 11月23日は横浜アリーナにバチコーイ!