ハッスル通信

ハッスルからクリスマスプレゼント
江頭2:50プロレスデビュー決定!

2006年12月5日

12月5日(火)都内某所にて、12月25日&26日に後楽園ホールで開催される「ハッス
ル・ハウス クリスマススペシャル」の記者会見が行われた。
会見には坂田GMWが出席し、25日に「年末ドリームジャンボお宝タッグマッチスペ
シャル」を行うことを発表。そして、26日には“後楽園で伝説を残す!”と息巻くア
ノ男のプロレスデビューが決定した。その男とは・・・。

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 ハッスル3年間の集大成である『ハッスル・マニア2006』も無事に終了。そして、今月の25日&26日には今年最後となる『ハッスル・ハウス クリスマス・スペシャル』の開催まで、残り3週間と迫ってきている。
 スパンコール入りのいつものド派手な青いラメジャケットに身を包んだ坂田GMWは会見場の席につくと「ハッスル・マニアで、見事、公約を守り、男を上げたと評判のGMWだ!」と、あの噂の人“えい子”を会場に連れてきた自分の凄腕に惚れ惚れだ。続けて、「俺様がプロデュースしたハッスル・マニア。まぁ、俺達が一丸となって挑んだあのハッスル・マニアが、本当の意味で、理解されるには、もう少し時間がかかるだろう」と賛否両論あった大会を振り返る。
 ここから本題に突入する坂田GMW。「(ハッスル・)マニアの話はそれくらいにして、今日はクリスマス・スペシャルのテーマを発表する。2006年を締めくくるにふさわしい企画を用意してやったから期待しろ!」と言い放った坂田GMWは、本日の会見進行役を務める石井2代目PR代行にボードを掲げさせた。
 クリスマス・スペシャル第一弾の12月25日のサブタイトルは、「年末ドリームジャンボお宝タッグマッチスペシャル」に決定。
「年末ドリームジャンボお宝タッグマッチスペシャル」とは、ハッスル軍、高田モンスター軍、坂田軍団等、あらゆる派閥の枠を取り払い、くじ引きでタッグチームを決定。ファン驚愕の夢の組み合わせが次々と実現してしまう、まさにクリスマスにふさわしい夢の企画となる。試合は、スペシャルマッチを全4試合。出場メンバー16名は、後日、厳正なる抽選会を開催し決定することになる。
「俺様のモットーは、“全てはファンの為に”だ! ハッスル軍、モンスター軍の連中には、一切文句は言わせねえ。もし、不満を訴えるような奴がいれば、俺様の権限で即刻クビにしてやる」(坂田GMW)。
 続いて26日の大会について、坂田GMWが説明しようとすると会場内に流れる布袋寅泰の曲『スリル』……。もしかして!?
 ざわめくマスコミ陣をよそに、登場したのは江頭2:50だ! マスコミ陣一人一人に江頭アタックをしながら、移動距離約20mをハリケーンのごとく暴走しながらシャチホコ立ちでフィニッシュ!
 ひとしきり暴れた江頭は疲れた様子を見せることもなく、ハッスルに文句を言い放つ。「やい! ハッスル! 俺は、怒ってるんだよ! この前の『ハッスル・マニア2006』、何で俺が出れないんだ?」と納得のいかない様子だ。
 呆れ顔の坂田GMWは「まあまあ要するに、横浜アリーナにエガちゃんはふさわしくねえってことだ」とあまりにもストレートな意見でなだめにかかる。

 これで納得するわけのない江頭は「おい、ちょっと待て! RGも出てただろ? RGと俺の境界線がわからないよ!」とRGよりも扱いが低いことに腹を立てるではないか。
「あ〜もう、わかった! 今度の後楽園でオレが伝説残してやる!」と江頭は完全にぶち切れモード。
 江頭のこの発言が想定内だった坂田GMWは「そう言うと思って、ぴったりな企画を用意してやったよ」とまたもや石井2代目PR代行にボードを掲げるように指示。
 坂田GMWの権限で、めでたく12月26日江頭のハッスルデビュー戦が決定した大会のサブタイトルは、「江頭伝説最終章? 今日はバイト入ってませんSP(仮)」に決定!
 きょとんとする江頭。今の事態をようやく掴んだ江頭は「おい! オレは試合するとは一言もいってねーぞ! それにオレは弱いぜ〜」と自虐ネタギャグで説得にかかる。
 そして「はっきり言うよ! 俺は脇役だから“ピカッ”と光る男なんだぜ? それに、年末は、営業とかで忙しいんだよ!」と自身のプロレスデビューに関して全面否定した。
 これを受けて坂田GMWは「おいおい。ハッスルをなめてもらっちゃ困るな。この前は、川田19:55にコテンパンにやられて、今回はRGに持っていかれる恐れがあるんじゃないのか?」とニヤリ。
RGのことを言われると、メラメラと闘志が煮えたぎらないわけがないのが江頭。
「ちょっと待て! あったまキタ! ハッスルデビューしてやるよ!」といきなりプロレスデビュー宣言。意外と簡単な男、江頭41歳。

 前回の8月の後楽園大会でリングに上がった江頭だったが、川田19:55の登場でインパクトを完全にもっていかれてしまっている。精神的なショックを受けた江頭は、ED(勃起機能の低下)になったとか。EDといえば、『ハッスル・マニア2006』でザ・エスペランサーと闘ったHGもEDの一種であるFED(ファイティングED)にかかってしまっている。「あのHGよりも早くEDになったんだよ〜」(江頭)。
 お笑い芸人にとってこんなにおいしいことはない。ハッスルで江頭は、HGよりも早くEDにかかっていたという現実、プライスレス(お金で買えない価値)。
「EDってわかるか? イン●だぜ〜。きつかったぜ〜」とその時のことを振り返る江頭。無事に復帰することに成功した江頭は、必殺技をたくさん考えてきたことを明かす。その名は、狂犬病! 「何人か噛み付かれたら、お前ら狂犬病だぜ」と言い放った江頭は、女性のマスコミを見つけるや否や噛み付き始めた! 
 それを冷静に見ていた坂田GMWは「もうわかった、お前はもう電池切れるだろ?」と江頭の暴走を止めようとするのだが……。
「あとね、オレはこの前の会見で爆弾を七発お見舞いするって言ったよね? 今度は核を持ったから! すっごい技! これを後楽園でお見舞いする!」と爆弾発言だ。
 やりたいことをやり遂げ、満足感のある江頭は腕時計のない自分の腕を見るなりいつもの台詞。「あっ! バイトの時間だ!」そしてそそくさと会場を出た江頭であった。 
 江頭の相手には、「みんながビビッてたじろぐ相手と交渉中」(坂田GMW)だとか。江頭のプロレスデビュー戦の相手は一体誰になるのか? 江頭の必殺技とは一体? 聖なる夜の後楽園に伝説がおきかねない「ハッスル・ハウス クリスマススペシャル」を見逃すな!