ハッスル通信

6・17HG戦拒否でニューリン様のカードが変更
HGは大物とのタッグVSソドム&ゴモラ決定!?

2006年6月1日

 6月1日(木)東京・青山のDSEにて、6月17日(土)さいたまスーパーアリーナで開催される『KYORAKU presents ハッスル・エイド2006 〜ハッスルで地球を救え!〜』のメインカードに関する会見が行われた。会見内容は、すでに決定済みとなっているHGとのタッグ戦を断固拒否するニューリン様発言を受けてのもの。それに対してRGMが取った策とは?

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 本日の緊急会見は、先日渋谷&新宿で行われたイベント『I LOVE HUSTLE』中に発表された『KYORAKU presents ハッスル・エイド2006 〜ハッスルで地球を救え!〜」のメインカードである“HG&TAJIRI VS ニューリン&ソドム&ゴモラ”に対して、一部報道により高田モンスター軍のニューリン様が不満を漏らしているという記事が掲載された件に関してのもの。
 その記事内容によるとカード変更がない場合、ニューリン様は他団体への移籍を考えているという。主催のDSEはようやく昨日ニューリン様とコンタクトを取ることに成功。その交渉の結果と、改めて『ハッスル・エイド2006』の対戦カードを本日発表するに至った。交渉疲れからか(?)神妙な面持ちの加藤(A)GM代行と岸本PRとは対照的に、三木道三の歌を歌いながらテンションノリノリで登場したのはRGMだ。
「昨日ニューリン様と交渉の場に立ち、生まれたばっかりの小娘の文句を聞いてカード決定しました。おい、岸本! 今から言う対戦カードをホワイトボードに書け!」上から目線でRGMは岸本PRに決定対戦カードを書かせた。そのカードはこちら。

▼TAJIRI&大谷晋二郎 VS ニューリン様&“モンスターK”川田利明
▼HG VS ソドム&ゴモラ

「え、ニューリン様の条件を飲んだのですか?」加藤(A)GM代行は不満顔だ。ニューリン様の言いなりになっては、たまったものではない。RGMはそのカード決定の経緯を説明する。
 大谷とTAJIRIは、ニューリンと闘う目的がある。小川に関しては、カイヤのサポートでいっぱいいっぱい。でもHGのカードについては?
「HGのパートナーがいない。ソドムとゴモラにボコボコにしてもらいましょう。そもそも僕がGMになった理由の一つに、HGをボコボコにしたいというのがあるのです。やっとその夢が叶いそうです。この二人なら、やってくれるでしょう。全国中継の『ハッスル・エイド2006』で恥をかかせるわけですよ。いや〜楽しみ〜」とRGMの目的はどうもおかしい。
 続いてRGMに言われるがままに、岸本PRは他の対戦カードについてもホワイトボードに書いた。

▼カイヤ VS ジャイアント・シルバ
▼坂田&崔 VS Erica&マーガレット
▼チーム3D参戦

「どうですか、この豪華メンバー! これだけ豪華なカードが組まれるということは、私が交渉術に長けているということ。これは長期政権間違いなしですよ!」と自分に酔いしれるRGMだった。すると、どこからか会見中なのに南野陽子の「悲しみモニュメント」が鳴り響くではないか。それはRGMの携帯着信音からだった。何ともマナーのなっていない人間である。
「オー! シルバ? 歌手のSILVA? オー、ジャイアント・シルバ?」RGMの電話の相手はジャイアント・シルバ。どうやらシルバはプロレス初心者のカイヤと闘うことについて不満で、小川とのリベンジマッチを望んでいるようだ。
 RGMは「カイヤ イズ ストロングウーマン、カイヤ イズ ビッグオッパーイ、カイヤ イズ ソフトオッパーイ」と流暢な中学生レベルの英語で説得にかかるも、シルバは聞く耳持たず一方的に電話を切ってしまった。
 そこで迷った挙句、RGMはこちらの要求も丸呑みして即決!

▼“キャプテン・ハッスル”小川直也&カイヤ VS ジャイアント・シルバ 

 シルバのパートナー不在でハンディキャップマッチか? するとタイミングよく登場したのはジャイアント・バボだった。
「おい! 小川には大阪で借りがあるからオレにやらせろ!」
 RGMは突然のバボの乱入に驚きながらも、「『ハッスル・エイド2006』は全国中継です。あなたを出すっていうのは知名度的にね……」と断固として拒否する。
 するといきなり激怒したバボはRGMにチョップ3連打。蹴りも加えてあっという間にボコボコにしてしまった。痛めつけられたRGMはこちらも言われるがままに、シルバのパートナーとしてバボをあっさりと決定!

▼“キャプテン・ハッスル”小川直也&カイヤ VS ジャイアント・シルバ&ジャイアント・バボ(本決まり)

 バボは納得し、颯爽と消えていった。
「え〜ちょっと〜会見の度に俺は誰かにやられているよ……」とRGMは不満をポツリ。
 あとHGは1対2のハンディキャップマッチの形になっているが、『ハッスル・エイド2006』というビッグイベントにふさわしいパートナーを連れてくれば、タッグマッチを認めるとのこと。
「石狩や軍鶏侍を連れてきては許しません。ハッスル軍はもう残ってないよね? ほぼ無理なことだろうけど」とRGMはHG潰しに本気モードだ。
 HGのパートナーは果たして誰になるのか? ハッスル軍がいないのであれば他団体のエース級、それともHGと並ぶ大物芸人となるのか?

(以下は記者との質疑応答)
――HG選手にはカード変更はもう伝わっているのですか?

RGM (加藤(A)GM代行に向かって)伝えた? 明日ルミネで会うのでその時にこっそり言っとこうかなと思います。あいつを今回のハッスルでとことん追い込みますので準備とかはさせません。

――ニューリン様は「ソドム&ゴモラを倒せばその場でやってもいい」とおっしゃっていますがそのことについてどう思いますか?

RGM ニューリン様は言うことがコロコロ変わるので、ちょっとどうなるかわからないですよね。さすがにこの番犬たち(ソドム&ゴモラ)を倒したのであればニューリン様も出て行かざるをえないでしょうね。でも無理だって! デカイよ、この二人。まず無理ですから。ニューリン様のもう一試合はありえません。

――大々的なカード変更をしても問題はないのでしょうか?

RGM ヨウヨウヨウ。違うのですよ。あくまでもハッスルに出ているみなさんの意見を聞きつつ、みなさんが満足いく大会にしたいから色々意見を聞いたわけですよ。毎回毎回マスコミのみなさんに暑い中集まってもらって、僕の三木道三を聞いてもらうのは誠に申し訳ないですけども、みなさんの意見を聞くための、みんなのGM! そこを理解してください。

――もう変更はない?

RGM ないです(きっぱり)。あったらすいまセントーンしますよ。すいまセントーンのためにみなさんに集まってもらいますよ。終わったらマスコミのみなさんと居酒屋に行ってね、意見交換したいなと。

――わがままを言っているニューリン様にペナルティはないのですか?

RGM まだ生まれたばっかりなので、僕は甘やかしているのかもしれませんね。これ以上何か言うようであればHGばりにニューリン様を追い込むようになるでしょうね。僕がねちねちといじめますよ。そんな文句、ノーノーノーノーノーザンライト・スープレックスホールドで投げ飛ばしますよ! まだ許容範囲ですね。

――HG選手のタッグパートナーに『ハッスル・エイド2006』にふさわしいレベルということでしたが、どのレベルになるのでしょうか?

RGM やっぱり集客力のある人。こんな大きいイベントにHGのパートナーになるのですから、デッカイ知名度ある人を連れてこないといけないですよ。いいですよ、集客力さえあればオ○ンジレンジでも。HG&オ○ンジレンジ VS ソドム&ゴモラでもね。いっぱい観られるでしょ? 5人組だし。オ○ンジレンジが来るとなればさいたまスーパーアリーナはもう満席ですよ。それぐらいやってくれたら考えてあげてもいい。パートナーが「シャル・ウィ・ダンス」の先生とか連れてきたら本当に許さないから。